カテゴリ:第四章 4-561 ~ 632 話
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@@@ 彡ゴロゴロ 平地に転げた。 X クロス14神星 皇帝 カルキ・de・バイヤン 「く、くぅ・・・ おのれっ! この・・・ !! 」 立ち上がり、怒りを露わにし、振り向いた瞬間っ! 『 ごほっ・・・ 』 溝打ちにこういちの重いド凄い拳がメリ込んでいたっ! さらに、顎への突き上げるような蹴りっ! シュっ 『くっ』 スルスルスルζζζ スルスルスルζζζ かろうじて回避したカルキ、 しかし、 南流 空撃波っ! ズ ボーーーーーーーン>>>> その動きを待ってたかのように、 移動中の残像に手を突っ込んで、空撃波を見舞った! \|/ズボーン \|/ズボーン \|/ズボーン \|/ズボーン \|/ズボーン \|/ズボーン \|/ズボーン \|/ズボーン \|/ズボーン \|/ズボーン なんと、移動するカルキのいたるところで炸裂する空撃波っ! X クロス14神星 皇帝 カルキ・de・バイヤン 「うぉぉぉぉ!」 陳東家 東流伝承者 セルフィー・東(あずま) 「何がどうなっていやがる・・・」 陳南家 殺流伝承者 Ryuichi 「あのやろう、移動のトリックを、み、見抜いていやがった!」 ζζζ スルスルスルζζζ||| 動きが止まったカルキ、 X クロス14神星 皇帝 カルキ・de・バイヤン 「ごほっ な、なんと・・・ !! 」 右拳をカルキの顔面に叩き込んだこういちっ! 容赦無い攻撃だっ! X クロス14神星 皇帝 カルキ・de・バイヤン 「うおぉぉぉ・・・」 ガクンと顔が横に傾き、反対側から衝撃の余波が付き抜ける! そこへ! 速すぎるこういち、足の軌道が全く見えないカウンターになるような強烈な横蹴りが 炸裂っ! 衝撃の余波を伴い、ふっ飛ぶカルキ! 彡彡彡ドドドドドド ドサン彡 ドサドサ彡 地面がトンネル掘削機が通ったように、円筒形の溝を作りながら飛ばされ、両手を付 いて地面に這いつくばる姿勢で止まったカルキ。 この光景に、スナーグすら言葉を失っていた。 地面に這う腕。その指先がピクピクと動き、腕を曲げ、ゆっくり、ゆっくりと体を起 こすカルキ。 X クロス14神星 皇帝 カルキ・de・バイヤン 「ここまで・・・、この姿となったわしをここまで追い詰めるだと・・・」 片手を地面につけた片膝姿勢になり、こういちを睨みながらつぶやいた。 こういちはすっと立ったまま、拳を握り、半身の姿勢でカルキを睨んでいる。 陳南家 南流伝承者 南 こういち 「本気と言った。 容赦しない。 だが、スナーグに免じて最後のチャンスをくれてやる。 おとなしくスナーグに投降し、お前の罪を償え。」 ふと斜め横、少し距離のある先の地面を見たカルキ、 X クロス14神星 皇帝 カルキ・de・バイヤン 「き、貴様の・・・、指図は受けぬ・・・」 ゆっくりと両足で立ち上がった。そして少し距離のある先に落ちていた ☆★王位三 宝武装具★☆ の最後の一つ、 [[ 悪鬼完防の盾 ]] を見つめ、 X クロス14神星 皇帝 カルキ・de・バイヤン 「まだ天はわしに味方しておるようだ。 そんなたわけた話、わしが取る行動である訳無かろう! わしは、 全宇宙の覇者である皇帝、カルキであるっ! 『装着っ!』 」 カシャΣ 大地に置き去りになっていた [[ 悪鬼完防の盾 ]] が、主の言葉に反応し、 瞬時にカルキの左手に移動し装着された。 左手でしっかりと握りしめたカルキ。 X クロス14神星 元皇帝 スナーグ・de・バイヤン 「 ま、まずい・・・・ 」 陳南家 南流伝承者 南 こういち 「スナーグ、悪い。 お前の前に、生かして差し出すことが出来なくなる。」 X クロス14神星 元皇帝 スナーグ・de・バイヤン 「 ・・・・? 」 言葉の意味を理解出来ていないスナーグ。 スナーグだけではない。他の者も、今目の前で起きた事、カルキが[盾]を手にしこれから 起きるであろう事、目で見てる事と耳で聞く事柄で頭の中が混乱し、丸で脳が付いて来てお らず、ただただボー然と見守るだけであった。 だが、この人は、 陳南家 南流伝承者(扱い) 南 和恵 「こういち・・・、あなた、とうとうそこまで力を引き出す事が出来る様になったの ね・・・。 さすが 陳南家 南流正規伝承者 だわ。 今の私でも、そして Ryuichi でも、ここまでの戦いは出来ない・・・。 助太刀すら余地が無い程・・・。 大したものだわ。」 いつに無く、瞳が潤わんばかりの眼差しでこういちを見つめていた。 少しよろめきながら、 X クロス14神星 皇帝 カルキ・de・バイヤン 「小僧、もう容赦せぬ。」 陳南家 南流伝承者 南 こういち 「小僧じゃない。」 X クロス14神星 皇帝 カルキ・de・バイヤン 「なんでもいい、覚悟しろぉっ!」 彡サッ 動いたこういち! カルキは [[ 悪鬼完防の盾 ]] を前に向けた。 その途端、既にこういちが 突き出された [[ 悪鬼完防の盾 ]] を踏み台に頭上に飛び上がり、拳をカル キの脳天に叩き込んだ! 続けて体をひねっての後頭部に重い横蹴り! カルキの動きは、丸でこういちに付いて行けておらず、 地面に付きぬけた衝撃の余波が粉じんを巻き上げ、地面と水平に進みだし、もう一つ の余波と共に、カルキの体がふっ飛ぶっ! X クロス14神星 皇帝 カルキ・de・バイヤン 「うぉぉ」 トン彡 彡===サッ 体を投げ出すように宙を舞うカルキ、それを追うこういちはなんとカルキに追いつ き、左手に掴まれ無造作に浮遊する [[ 悪鬼完防の盾 ]] の所で、カルキ の顎に足を付けて踏ん張り、左肩から腕に掛けて左右の手套を平行に振り抜いたっ! トン彡 スパっ スパっ スタ彡 ドサン彡 ドサン彡 再び地面に転げたカルキ。 なんとその横で倒れた振動と共に、 //ザクっ ドサン@ ザザザ@・・・ X クロス14神星 皇帝 カルキ・de・バイヤン 「んっ !? 」 倒れているカルキの視界には、なんとなく見覚えのあるモノが上下二つに分かれ、 自分の元から離れていく・・・。 一つは地面に突き刺さり、もう一つは地面を這うようにして止まった。 -つづく- (おいらこういち、陳南家 南流伝承者 南 こういち だ!) ※ このドラマはフィクションです。登場する内容は、実在する人物、団体等とは一切関係がありません。 また、無断で他への転載、使用等を堅く禁じます。 ● 第一章 1 話 へ ● 第二章 TOP へ ● 第三章 TOP へ ● 第四章 TOP へ お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
最終更新日
2021年01月25日 11時46分37秒
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