カテゴリ:第四章 4-561 ~ 632 話
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と、立ち上がっていたこういちが力無く突然倒れた。 彡ドサ [神霊巫女]利江 「こういち君!」 急いで駆け寄る利江、そして元の姿に戻っていたタロも。 [近衛軍長]チーラン 「ふぅ、あれだけの[気]を使ってる。あそこまで持ったのが普通じゃないだろ。 まったく・・・」 本当は自分も駆け寄りたい気持ちを抑え、横目で見ただけで利江に任せた。 [近衛軍長 補佐]スウラン 「あっ、スウラン あっち行く!」 突然向きを変え、歩を進めるゆうすけに向かって走り出した! 『ゆうすけ~♪』 一目散に駆け寄った利江、正座崩しで横に座り こういちの頭を膝に乗せる利江。 手で体をしっかりと抱きしめ、自分の顔をこういちの頬に擦り付けながら、 [神霊巫女]利江 「お疲れ様、こういち君。。」 その時、 (∽ ~キュ~~ン~∽ ) 利江の首にぶら下げていたペンダントがこういちの体に触れた。 スナーグ達の所に、三姉妹の二人が到着する。 片膝をついて、 [竹林総元帥]チュウラン 「改めまして、竹林寺 総元帥 チュウラン 申す。」 [近衛軍長]チーラン 「同じく 近衛軍長 チーラン。 あれは[近衛軍長 補佐]で妹のスウラン。」 エルニーニャ 「すまなかった、あの時は刃を向けて。」 [竹林総元帥]チュウラン 「反論したのだから当然だ。」 ゆうすけに飛びついたスウラン。 『うぎゃっ』 彡ドテ 抱きかかえたが支えられず二人そのまま倒れ込む。 上から覆いかぶさるようになっていたスウラン、 [近衛軍長 補佐]スウラン 「ゆうすけ、お疲れ。。♪」 ゆうすけの頭を両手で抱きしめた。 ゆうすけ 「あ、あぁ。 スウランも、無事に良く戦い抜いたね。」 [近衛軍長 補佐]スウラン 「ゆうすけ、凄い。 [剣]ひも解く、大竹林寺守る、☆★王位三宝武装具★☆壊す、地球守った。 帝国の悪もやっつける。 ゆうすけ、偉い♪」 ゆうすけ 「壊したり倒したのはこういちさ。」 腕を付いて体を起こしたスウラン、 [近衛軍長 補佐]スウラン 「スウランの彼氏、自慢の彼氏あるよ。 スウラン、頑張ったゆうすけ 好き♪ なぁ、ゆうすけ、ご褒美。 結婚するある。。 ゆうすけ、スウランと結婚するある。。」 ゆうすけを見つめ、ちょっとほほを染めながら気持ちを伝えたスウラン、 ゆうすけ 「と、唐突に! ( ちょっと驚くも ) ご褒美か。。 いい口実だ。 ( スウランを見つめ、笑顔で、 ) そ、そうだな。 おれもスウランが大好きだよ。 結婚かぁ、まだ早いけど、おれのお嫁さんになってくれるか?」 ゆうすけも顔を赤らめながら、応えた。 [近衛軍長 補佐]スウラン 「うん、なる。ゆうすけのお嫁さんに。。 スウラン、 ゆうすけの親衛隊の、筆頭っ、お嫁さんになる~♪」 スウランは再びゆうすけを抱きしめた。 そして顔を離して自然にゆうすけの唇に、 自分の唇を重ね合わせたのであった。 和恵姉さん 「あんにゃろぅ~、宇宙一を倒してやんの・・・。」 リツコ 「丸で次元が別格・・・。」 和恵姉さん 「私でも無理だったなぁ、あそこまでの相手には。」 リツコ 「でも、姉さんが居てこそ あのこういち君ですから。。」 二人にこの男も近づき、 西艶 凌紀(さいえん りょうき) 「あの戦いぶり、私は終始鳥肌ものでしたよ。」 和恵姉さん 「凌紀(りょうき)もお疲れ様。」 リツコ 「見事な活躍ぶりでした。」 西艶 凌紀(さいえん りょうき) 「ぃゃお恥ずかしい・・・。 わたしなど、あのこういち君の戦いぶりを見せられて は、まだまだ修行の余地が有りすぎて・・・」 この男も、 セルフィー 「そうだな。 一匹オオカミでは、情報量と行動に限りがある事に気付かされた し。」 和恵姉さん 「ゴンちゃんも[剣]を狙ってたからね。」 ( 折れた[剣]の柄の部分をセルフィーに放り投げた和恵 )~ひょ~ぃ セルフィー 「うるさいっ! そのゴンちゃんってのはやめろって言っただろ! パシっ ( 手にした[剣]の折れた部分を見つめながら ) [剣]は・・・、解釈が足りなかっただけだ・・・。」 VVV ズバっ☆ VVV シュナイケル 「だがよ、この[剣]、持ち主の人格をも抑え込み、[剣]自身がそいつを操ろ うとしやがった・・・。」 ヒュルツ 「壊して正解であろう。 第二のカルキが現れないように。」 和恵姉さん 「あら、第二のカルキ候補は、そこに居るんじゃなぁ~い? 『ボクちゃんがこの世を制服しちゃう』 とか、 『この世を我が物に 導けっ!』 なんて言ってたわよね。」 シュナイケル 「だからいじめないでよ~、ボクちゃん謝ったのに・・・。」 西艶 凌紀(さいえん りょうき) 「謝って済むなら・・・」 リツコ 「警察は要らないわ。」 シュナイケル 「ゴメンなさい、ゴメンなさぁーい・・・」 地面に正座して、頭をこすり付ける位にペシャンコになりながら謝るシュナイケル。 ヒュルツ 「おぉ、未来見でまたお前が同じこと言って、同じように謝る絵が見えてきたぞ♪」 シュナイケル 「お前なぁ、勘弁しろよ・・・」 『あはははは』 バシバシバシ ガシっ カシっ サッ彡 ガシ! バシバシバシ ガシっ カシっ サッ彡 ガシ! 『こらぁー、逃げるな!』 『逃げてねーって! 避けてんだろが!』 バシバシバシ ガシっ サッ彡 ガシ! サッ彡 ズゴ ガシっ カシっ サッ彡 ズゴ! [竹林総元帥]チュウラン 「あの二人はまだまだ元気がいいか。 で、どうされる。 カルキは亡骸となってしまったが・・・。」 X クロス14神星 元皇帝 スナーグ・de・バイヤン 「亡骸でもやむを得ん。 カルキ側に付いている者達も、あきらめがつくだろう、 討ち果たされた姿を目にしたなら。」 エルニーニャ 「私も自らの口から説明し説得します。」 X クロス14神星 元皇帝 スナーグ・de・バイヤン 「うむ。」 -つづく- (わぁってるって) ※ このドラマはフィクションです。登場する内容は、実在する人物、団体等とは一切関係がありません。 また、無断で他への転載、使用等を堅く禁じます。 ● 第一章 1 話 へ ● 第二章 TOP へ ● 第三章 TOP へ ● 第四章 TOP へ お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
最終更新日
2020年09月11日 11時50分04秒
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