カテゴリ:第四章 4-561 ~ 632 話
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X クロス14神星 元皇帝 スナーグ・de・バイヤン 「うむ。」 ゾルダ 「何にしてもすげーや・・・。」 クラウス総帥 「この力を得ても、何も手伝えないとは・・・。」 ザウバー 「こういちの本気、この目で見れたな。。」 峨眉拳 棲 陽江(す ようこう) 「確かに・・・」 ザウバー 「見ないままでは、あいつの底が測れんから。」 クラウス総帥 「見ても計れんが・・・。」 ゾルダ 「倒したいと思いたくもねぇぜ・・・。」 ザウバー 「おれ達の力はもうMAXだと博士が。 力でねじ伏せようとしても、上には上がいる。 こういちが宇宙一を倒したとあっちゃ・・・ 一番になるのはヤメだ。」 ゾルダ 「この地球ですら、どう見ても4番から下・・・」 峨眉拳 棲 陽江(す ようこう) 「宇宙規模で言ったら・・・。」 ザウバー 「両手の中にも入れんだろう。 おれは今のこの力で精いっぱい生きるさ。」 ゾルダ 「なぁクラウス、今思えばお前 とんでもねーやつを配下にしてたじゃねぇか。」 峨眉拳 棲 陽江(す ようこう) 「宇宙の覇者で元皇帝、それに地球のトップクラスある。」 クラウス総帥 「だったんだよな・・・。」 ザウバー 「[剣]なんざ探さなくてもよ。 ちょっとやそっとじゃ手に入らん戦力だ。」 クラウス総帥 「先に言っといてもらわなきゃよ・・・。 思い出すだけで身震いしてくるぜ・・・」 ザウバー 「まっ こういちが相手だと、それでもどうだったか・・・だな。」 クラウス総帥 「たしかに。」 ザウバー 「でよ、これからどうすんだ 組織をよ。 クラウス、総~帥。」 クラウス総帥 「お前に言われると、妙にチャカされてる気がする・・・。 俺は、この立場を預かった時から組織の連中に飯を食わせていかなきゃなんねぇ と心に決めている。」 ゾルダ 「まさにトップの意見だな。」 ザウバー 「そいつはすげーや。がんばれよ。 ただし、Spec になったやつが己個人のゼニ稼ぎだけに力を使い出したら、こ のおれが絞めるぜ。 気に食わんからな。」 クラウス総帥 「個人的に使い出したらな。 ふっ、その時は好きにしろ。 だが今回の戦いで組織の力を望む者、必要とする者がいることが分かった。用途は 判断するとしてゼニに変えて組織の連中にちゃんと飯を食わしていかなきゃと思った。 時に地球をも救う力にもなるならな。 用途、自分の首は絞めたくはねぇ。」 峨眉拳 棲 陽江(す ようこう) 「いい事言うアル。」 ザウバー 「そりゃいいな。 おれ達の力が必要になったら言ってくれ。手伝えることがあ れば手伝う。 ただし、組織の一員はゴメンだぜ。」 クラウス総帥 「あぁ、そんときゃ頼むぜ。 わぁってるって。」 ザウバー 「さてっと、まずはニース博士に報告しねぇとな。 ゆうすけに怒られる。 その次どうするかは、その後決めるか。」 ゾルダ 「あいよ。」 峨眉拳 棲 陽江(す ようこう) 「了解アル。」 クラウス総帥 「そこには俺も付き合うか。」 ザウバーはゆうすけと目を合わせ 親指を上げて軽く挨拶、そして、 ザウバー 「行くぜ。」 V ズバっ☆ V V ズバっ☆ V V ズバっ☆ V V ズバっ☆ V スウランと並んで歩くゆうすけも軽く手を上げて応えていた。 チュウラン、スナーグ達の元に合流したゆうすけ、 ゆうすけ 「スナーグ、もっと早く事情を説明してくれていれば、もっと楽に、そして最良 の展開を描けたのに。。」 X クロス14神星 元皇帝 スナーグ・de・バイヤン 「悪いな。 なにせ身を伏せていたため、誰にも明かせぬ。 明かしても誰も理解できぬ。 無駄だと思っていた。 まさか、お前みたいなやつが居たとはな。。」 [近衛軍長]チーラン 「ゆうすけは、特別中の特別。 そこいらにゴロゴロとは転がっていない。」 [近衛軍長 補佐]スウラン 「チーラン、勝手に転がすな!」 ゆうすけ 「スナーグ、帝国の跡取りに口を出すつもりはないが、スナーグの直系のチュウ ランにも筋はあるってことだが・・・。」 X クロス14神星 元皇帝 スナーグ・de・バイヤン 「そうだ。 だが孫では継ぐに世代が弱い。 それ以上に叔父であるこのわしがカルキの 息子『エル』を押す事で、両派が一つになり易い。」 ゆうすけ 「確かにな。」 [竹林総元帥]チュウラン 「うむ、わらわは大竹林寺をもっとしっかりと再建せねばならん。 それよりゆうすけ、この地球も、帝国の困りごとも一掃できると。」 エルニーニャ 「そうだ、そう言ってたな。」 ゆうすけ 「あぁ。 ちょいと軌道の計算とタイミングに難しさはあるけどな。 出来るぜ。 ミカールの力も必要だ。」 そこへ、ふわっと現れたミカール、 イルミナルディー[秘密結社]ミカール 「わしの居場所が無くてな・・・困っとったところだ。 なに、わしの力をと?」 ゆうすけ 「そ。 あとはザウバー達、リツコさんも含めた全7人の力も。」 [近衛軍長 補佐]スウラン 「こういちは?」 ゆうすけ 「今回は必要とする所が無い。」 [近衛軍長]チーラン 「こういち、必要ない??」 ゆうすけ 「壊すなら筆頭だったけどね。 スナーグ、一つ聞きたい事がある。」 X クロス14神星 元皇帝 スナーグ・de・バイヤン 「なんだ?」 ゆうすけ 「別次元を作り出し、攻撃していたな。」 X クロス14神星 元皇帝 スナーグ・de・バイヤン 「それか。 ならゆうすけ、それは使えん、無理だと先に答えよう。 あれは、自分が移動するのに使う手段であり、モノの移動、ましてや質量が巨 大な物には使えん。 したがって、 それを使って木星付近を通過する C/2765-GX2300 彗星 の軌道を ワープさせる事は出来ぬ。」 ゆうすけ 「そっか。出来るなら作戦の一つとして使っていたかも だもんな。」 エルニーニャ 「で、どんな方法なんだ?」 ゆうすけ 「そうだな、10年後までのお楽しみってのはどうだ?」 エルニーニャ 「てぇめぇ、教えろよ。」 小突く『エル』。 [神霊巫女]利江 「そんな程度じゃ、教えてくれないわ! やるならこれよ!」 カァーーン★ ★o☆~゜(ゆうすけ用のフライパンで) 『ほげっ』 ~ こういちはタロと一緒に凍りついたカルキを見つめていた。 そこへ、 和恵姉さん 「やったわね。」 こういち 「あぁ。」 和恵姉さん 「お疲れさん。」 タロ 『Cuuu』 和恵姉さん 「タロも、良くやったわ。 ( タロの頭をなでながら ) よく、四獣神の白虎に成れると分かったわね。」 こういち 「最近、時折タロの[気]が異常に強くなる事があって。タロはそれを自分で押さ えていたんだ。」 和恵姉さん 「そっか。 あの時・・・エルに剣を持たせてたわね。」 こういち 「あぁ。」 和恵姉さん 「自信、あったの?」 こういち 「たぶん。」 和恵姉さん 「多分? なのに掴ませてたんだ!」 こういち 「シュナイケルが持った時、本人は何も変わっていなかったから。 だからエルもきっと同じだろうと。 なら対処出来ると思った。 実際にはやってみなきゃわからないけど。」 ポカっ 和恵姉さん 「だろうの見込みでやっちゃダメ。 あんな危険な判断をするときは、ちゃんと見切ってからにしなさい。」 こういち 「見切れてたもん・・・。」 ~ ゆうすけ 「ぃつつつつ・・・・、利江ちゃん・・・、そりゃないよ~。」 [神霊巫女]利江 「私も知りたいの。」 -つづく- (カァーーン★ ★o☆~゜) ※ このドラマはフィクションです。登場する内容は、実在する人物、団体等とは一切関係がありません。 また、無断で他への転載、使用等を堅く禁じます。 ● 第一章 1 話 へ ● 第二章 TOP へ ● 第三章 TOP へ ● 第四章 TOP へ お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
最終更新日
2021年01月25日 13時45分10秒
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