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テーマ:最近観た映画。(40026)
カテゴリ:家で見た映画
いい映画だ、素敵な作品だ。 ガンになり、死を覚悟し、死線をさまよい、平静に戻り、とはいえ着実に間もなく訪れるであろう死を意識して生きていく。彼女たちを支える家族たちの心情。垣間見えるのは心を打ち辛い。 甘い言葉は通用しない、辛辣な言葉でも気持ちがある。しかし、死を前にして生きていくことは辛い。死を背負って生きていくことも辛い。 親切な人、不親切な人。 がん患者ががん患者と出会い、知人、友人となり、交流を深め、信頼が信愛になっていく。これは恋なのか、愛なのか、生きとし生けるものの思い。生きたあかしを残したい、世界に自分の存在を残したい。いつかこの世が無くなろうとも。 根源的な思いであり、問いである。 彼女と彼、二人の関係は特別である。 がん患者の彼女自身がそこに存在するように、この映画にある。 母役であるローラ・ダーンはいい作品に出演する。本作もそうである。ウィレム。デフォーもしかり、悪役顔の彼がこの役をやっているのは適役かミスキャストか。 全世界でヒットしたのもうなずける、若者すべてに見ていただきたい作品だ。 2014年/アメリカ/126分/PG12 監督:ジョシュ・ブーン 出演:シャイリーン・ウッドリー、アンセル・エルゴート、ローラ・ダーン、ナット・ウルフ、サム・トラメル、ウィレム・デフォー、ロッテ・ファービーク、マイク・バービグリア 原題:The Fault in Our Stars お薦め度 「きっと、星のせいじゃない」★★★★☆(90%) お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
最終更新日
2020.05.10 17:27:29
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