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2018.05.27
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カテゴリ:家で見た映画


これはこれは大層な映画である。
一般の映画作品にてこれほどまでに執拗にベッドシーンを描いたのはなかなかないのではないだろうか。いま、ふと思い出し邦画の「愛の流刑地」などもあったけれど、それこそ、ベッドシーンをあからさまに描いているだけで、この作品「ラスト、コーション」の衝撃は接合時の毛を惜しげもなくはっきりと見せつけていることだろう。それも長いと思われるくらいの時間、接合で開脚した女性の毛を目の当たりにして驚くしかなかった。
さて、本題であるが、反日抗日運動を標榜する学生運動家諸君が近隣に来た日本軍傀儡政権の重要人物を暗殺しようと試みる。という話である。
女優タン・ウェイのわき毛と接合部の毛に驚かされ、情愛のこもった屈折した感情を十二分に表現していたことに感嘆する。

この作品を見ながら、同じような作品があるなと思い出し、忘れていた記憶を呼び覚ませず、鑑賞記録を遡った。見つけ出したのは「ブラックブック」。ポール・バーホベン監督で2006年製作のオランダ映画。レジスタンス女性がスパイとなってドイツ将校の愛人になる話である。こちらの方が、焦点が絞られていて、その心情に圧倒されダメージを受けると思う。

2007年/アメリカ・台湾・中国・香港/158分/R18

監督:アン・リー
出演:トニー・レオン、タン・ウェイ、ワン・リーホン、ジョアン・チェン

原題:色,戒 

お薦め度
「ラスト、コーション」★★★★(80%)





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最終更新日  2018.05.27 19:13:14
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