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テーマ:最近観た映画。(40013)
カテゴリ:家で見た映画
「ナチュラルウーマン」何が、ナチュラルなのか? 登場人物の素性がすぐにわからないという点では「聲の形」と同じ。しかし、呼び方でどういう人間関係なのか、どういう立ち位置なのかわかってしまっては、この手の作品は面白みがない。よって、あえて伏せている。わかりにくくしている。真相がわかった時の衝撃度を強めようとすればするほど秘匿するほうがいい。 推理小説ではないが、最初からわかっていては興味も薄れ、面白くなくなる。冒頭から、ずっと緊急病院へ行ってからも、どういう人物なのか考えながら見ていた。 物語が進み、展開し、実情がわかってくると、男女の仲だったんだなぁ、とか、親子ほど年が離れていたんだなぁとか、思いつつ、警察の対応にも不思議さを感じつつ見ていた。 で、ついにわかった彼女の素性が。 驚きをもって見てしまった。 時々、幻想のように男が登場するのだが、それは彼女が見た幻影なのだろうか。 ショッキングな作品である。 そして、とても現代的である。 予期した大団円は訪れない。 うーん、とうなるしかない。 2017年/チリ・アメリカ・ドイツ・スペイン/104分/G 監督:セバスチティアン・レリオ 出演:ダニエラ・ベガ、フランシスコ・レジェス、ルシス・ニェッコ、アリン・クーベンヘイム、ニコラス・サベドラ 原題:Una Mujer Fantastica お薦め度 「ナチュラルウーマン」★★★☆(70%) お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
最終更新日
2018.09.07 22:53:51
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