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テーマ:最近観た映画。(40013)
カテゴリ:家で見た映画
難解な作品だ。 小難しいというか、単純な話なのに設定やら何やら理解に苦しむということがいえよう。 新海監督は時空を超えることが好きなようで、「君の名は。」に通じるような、時空を超えた世界があり、個々ではいくつもの異次元が存在するということになっている。そして、その一つが夢とリンクしてつながる。どこからどこまでが実世界で、どこからが異次元なのか。その境界線を越えること、超える時、何が起こるのか。 主人公たちの2対1の三角関係が、その彼らを制御する大人たちにも2対1の三角関係が若かりし頃にあったと思わせる写真などが出てきて、いろいろなエピソードが組み込まれているんだな、と思えた。 ところで、北海道の中央に慄然としてそびえたつタワーが東京都心から見えるというセリフはあまりに現実的でなく、それでもそのセリフを言わせたのは、どういう意図があってのことだろう。 三年という時を経て、宣戦布告という津軽海峡で戦線の火ぶたが切られるという、その設定の異様さを不思議な感じで見ていた。 思いはあれど、その思いを十分に表現できていなかったのではないだろうか。 2004年/日本/91分/ 監督:新海誠 声の出演:吉岡秀隆、萩原聖人、南里侑香、石塚運昇、井上和彦、水野理紗、木内秀信、岩崎征実、竹本英史、平野貴裕、前田剛、中川里江、中尾友紀、齊藤真紀、鯨井康介、ブレット・コールマン、イアン・オニール、上世博及 お薦め度 「雲のむこう、約束の場所」★★★(60%) お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
最終更新日
2018.09.09 19:11:32
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