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テーマ:最近観た映画。(40011)
カテゴリ:家で見た映画
メリル・ストリープにトム・ハンクス、そして、スティーブン・スピルバーグとくれば鬼に金棒のようなもの。最強タッグで傑作間違いなし!と思える。 邦題は「ペンタゴン・ペーパーズ 最高機密文書」であるが、原題は”The Post”と、地方紙であったワシントン・ポストのことをさしている。そして、作品を見ればわかるが、最高機密文書のことを描いてはいるが一貫してワシントン・ポスト側の映像である。ゆえに原題の”The Post”がその実態にそっていて、邦題はその主題を表したということになる。ワシントン・ポストの話なのか最高機密文書の話なのかで見る側の心持が違ってくる。そこは日米の観客の視点・感心の差なのだろう。 この作品で描いているのは権力におもねるのはマスメディアのすることではないということである。新聞社としての矜持が問いただされ、真実とは何かアメリカ国民が不利益をこうむらないこととは何かと問い続けている。実際の話だから、表立っていることに脚色は出来ないけれど、主役を演じたメリル・ストリープもトム・ハンクスも素晴らしいといっておこう。
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最終更新日
2018.09.15 18:22:29
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