「ビッグ・ウエンズデー」とTシャツ
いまから40年ほど前に公開された作品。金髪イケメンのウィリアム・カットがとても印象に残っているが、主役はジャン=マイケル・ビンセントで、ゲイリー・ビジーとの三人組サーファーの物語。嵐の中、大波を乗りに行ったような記憶がある。今年の東京オリンピックのサーフィンで五十嵐カノア選手と都築有夢路選手がメダルを獲ったことで歓喜に沸いたが、とても日本人がメダリストになるなんて想像もできない頃の作品である。本日は雨で、暑い夏の蒸し暑さは相変わらず。夏にはディズニーのロングTシャツをパジャマ代わり着ていたけれど、夏先に引っ張り出してみると、あちこちに黄ばみが…。とても着れる状態でないと捨てることにして、別のTシャツを探し出した。と、「ビッグ・ウエンズデー」がプリントされた赤Tシャツを発見し、着ている。外着で着るべくかっこいいTシャツなのに、古びて多少寄れてるしプリントも薄くなっている。40年前に高かったろうに、よく買ったなぁと思いつつも、それだけビンビンきた映画だったと思いなおした。そして、ググってみたところ、主役のジャン=マイケル・ビンセントは2019年2月10日に74歳で亡くなっていた。ウィリアム・カットは「ファースト・ラブ」や「新・明日に向かって撃て!」など青春映画に出演したのちテレビドラマに活躍の場を移したもよう。70歳であるが近年の出演作はほぼない。ゲイリー・ビジーはいろいろな映画に多数出演していたようだが、事故を起こしたり、コカイン中毒になったりとなにかと話題になったみたいだ。ビジーは77歳。もう引退といってもいいだろう。出演者女子は「ビリティス」で主役を演じたパティー・ダーバンビルと出演作が多数のリー・パーセル。往年の俳優たちといえよう。映画.COM「ビッグ・ウェンズデー」