願いかなう・・・オートミールの話
もうずいぶん経っちゃったけど・・・30年来の夢がかなう時がやってきた。って、歳ばれてるて(笑)それがこのオートミール。えー、その昔。小さな私が住んでいた小さな建売住宅は、小さいだけでなくいろいろと住み心地も悪く、換気扇回しててもキッチンはいつも熱気ムンムンだった。そんな居心地悪いキッチンには、常に湿気にさらされてる食器棚があり、その下の戸棚が乾物やら何やらの雑多な物入れだった。引き出しにはゴロンと鰹節がころがっていたり、まさにワンダーランド。賞味期限切れ上等!の奇奇怪怪の世界。わたしはそんな戸棚が大好きで、取り出してみては元に戻してみたり。そんな中、当時でさえレトロに感じる大きな紙箱が。その紙箱はいつ封を切ったか知れないシリアルの箱で、その紙箱の裏には、姉妹品としてオートミールがさもおいしそうに描かれているのであった。「ママ、あたしこれ食べたい」わたしの要求に、「そんなまずいもの買いません」バッサリ断る当時の母。かくして時は流れ、微熱ながらもオートミールへの情熱は常に心の片隅にあり、先日機会があって友達に話したら、友達の旦那がそれを耳にし、だったら食わせてやろうとなった次第。ハァー、長かった。ここまで読んでくれた人、お疲れッス。味?激マズだと思って食べたから、おいしかった。粥より早く炊けるし昼ごはんにいいな。