超時空自転車通勤　～湘南編～

　『東京湧水せせらぎ散歩』を読んでおりました。

　
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　なつかしの谷保天満宮の「常盤の清水」


　＜雨が自転車に直撃＞

　土曜日は猛烈な雨に見舞われました。

　屋根も風除けも無い駐輪場にある自転車が気になって覗いてみるとやはりカバーシートが風に飛ばされて雨の直撃を受けております。

　大慌てで外に飛び出すと私自身が雨の直撃を受けて慌てて撤退する羽目になりました。

　ロードレーサーは屋内保管していますが、通勤用クロスバイク及びMTB２台は屋外保管ですから心配です。

　やっぱりきちんと屋根のあるガレージが欲しいですね。

　とりあえず、MTBにはシートをかけ直し、クロスバイクはマンションの通路に入れました。

　置きっぱなしは消防法に違反しますが、雨の降っている間だけなら許してくれるでしょう。

　ついでに自転車を磨いておきました。放っておくとねじが直ぐにさびてしまうのです。
　


　＜『東京湧水せせらぎ散歩』を読む＞

　実は以前にもご紹介したこの本。

　私の手に届いたその日に親の入院を知らされ、緊急帰省してごたついていたため、あまりしっかり読んでいる暇がありませんでした。（「突然の知らせで緊急帰省 」参照）

　５０年にもわたって東京の湧水を研究した著者が、その湧水がいつまでも守られて欲しいという想いをこめて発刊したものです。

　私も多摩地区に住んでいるころは、矢川緑地やママ下湧水公園、谷保天満宮などを自転車で巡り湧水がつくるせせらぎに心を癒されておりました。

　
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　矢川の源流


　これらの湧水ポタリングについては『走行記録＜立川市　矢川緑地保全地域＞』などの記事が当ブログのカテゴリ「ポタリング：湧き水」にありますのでよろしかったらご覧ください。

　
　
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　矢川の清流
　
　
　この本にもこれらの湧き水とそのせせらぎは紹介されておりました。

　また、東京には数多くの湧水があり、ここではそのうちの８３箇所が写真と地図とともに記載されています。

　筆者は大正大学の学長をつとめる研究者であるからなのか、湧水をその成り立ちからタイプ別に分類したり、湧水の現代的役割やその保全方法も巻末に紹介されています。

　湧き水は次々に枯れており、その原因は都市化によって雨水の地面への浸透が妨げられているからだとされています。

　本来、雨水はその３分の１が地面に浸透していくべきなのに、区部では９０％がそのまま流出してしまうのです。

　都市のヒートアイランド化はエアコンや自動車のみならず、こうした地面の保湿機能が失われたからなのです。


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東京湧水せせらぎ散歩

こちらは通常版です。私が持っているほうです。


　
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