もう大人
アメリカでも学生時代は、学校がまだ目標を与えてくれた。クイズ、中間テスト、期末テスト、成績、GPA、卒業という。卒業したら、OPTという期限付きの就職活動が私のケツをたたいた。アメリカに残りたい一心で懸命に仕事を探した。でも、今は社会人。会社は私に目標は与えてくれない。しなきゃならない以上の仕事をするかしないかは、わたし次第。先輩も後輩もないアメリカの会社だから、ハッパなんて誰もかけてくれない。あげくの果てには、サボっている人が一言も注意されることなくクビになる場合もある。忠告してくれるだろう、ハッパをかけてくれるだろう、しごいてくれるだろう、なんで他人を当てにはできない国。ずべての行動はわたしの責任。実験室の仕事だから、直接お金がかかわってない分、プレッシャーの中で働くことは少ない。まだ日本でバイトしてたころのほうがプレッシャーがあったくらい。その代わり、自分でむちを打って他以上の努力をなければ、私の学歴では、将来年収いっても$50kが上限の仕事だ。それじゃ、大学留学費のほうが高くついてしまう。私はアメリカ人の何倍も学費をかけてもらったんだから、彼らと同じ仕事をしていては、親に申し訳ない。もう大人。誰にも頼れない。自分で行動を起こさなければ私の未来は目に見えている。今日はそれに気付いた。こうやって自分にハッパをかけなきゃ。がんばろうー!