F1日本の汚点とこれから
F1が好き。F1のホンダが好き。F1ドライバーの佐藤琢磨が好き。(復活を願ってどちらにも“元”とは付けませんが…)今年のF1GP 2009。ホンダも佐藤琢磨も不在のなか毎年の様に全戦観守ってきたんですがレギュレーション革命の今シーズンが3月27日に開幕し新開催地で最終戦でもあるアブダビGPで11月1日に閉幕。終わってみればブラウンGPなんていう2009年新規参入チームなんかがコンストラクターズ・チャンピオン。そのドライバーのひとりであるジェンソン・バトンなんかがドライバーズ・チャンピオン。このチームの所有するマシンはホンダが作り上げたものなんですがっ!!いや…別にホンダに「勿体無い」なんて言葉を掛けるつもりはございません。チャンピオン争いもケッコー盛り上がったので別にジェンソンでもいい。ベッテルはまた来年以降に期待するとして。悲しいのは、自動車メーカーが立て続けに撤退する現実。公にもなっている通り、昨年のホンダに引き続きトヨタも根気限りでの撤退が発表されている。ワンメイクでのタイヤ供給メーカーであるブリヂストンも2010年シーズン限りでの撤退を発表。今期16・17戦目でトヨタドライバーとしてステアリングを握った小林可夢偉(23)の神風的な活躍。2010年のトヨタのシートが確実視されていたにも関わらずメーカー撤退で白紙。トヨタエンジンとセットで名門ウィリアムズに乗せてもらっていた中嶋一貴は17戦0ポイント。日本の明るい話題は可夢偉の2戦の活躍だけ。この時だけは可夢偉にもいつも作戦のダメなトヨタチームにも本気で頑張れって思った。基本的にその企業規模で物を言わせてきたトヨタは好きじゃない。今宮さんがおっしゃる様に、この8年間フェラーリよりも多くの額を投資しても140戦0勝のトヨタに対し恥ずかしい思いが強い。'09年シーズンに限っては、大量の自動車生産現場譲りのトヨタ式改善開発よりも'08年シーズンを棒に振ってでも翌シーズンに掛けたホンダの様な開発革命が必要なのか。(余談だけど来期のフェラーリは楽しみ♪)そしてそれに政治的圧力がどう絡み合うか…。今後については…ホンダの復帰は現実的ではない。トヨタの大どんでん返しもない。中嶋Jrのシートって…ないでしょ。日本にとっての望みは小林可夢偉とトヨタの関係解除に伴うF1残留。個人的には佐藤琢磨の復帰。彼はボクと同い年で誕生日も近いしふたりの子供も同い年で彼が頑張る姿を観る事で自分も頑張れる様な気がするからF1で頑張る彼を応援したい。歴代日本人最速の佐藤琢磨。歴代日本人最速新人の小林可夢偉。いつも笑ってごまかす鈴木亜久里。以前の様にウチの会社で製造するRAでホンダV8エンジン搭載。この3人で国産チームを結成して欲しいのが一番ですがあまりにも非現実的ですな。悲観的な文章が多いけど、F1マシンのパーツって日本の企業も大いに関わっているんですよね。ブレーキとかベアリングとか…もっとあるはず。いつか数年後には日本企業の結集されたチームとマシンでチャンピオンに輝いて欲しいもんです。その日までずっと…ファンで居続けます。余談ですが…先にも書いた今期最終戦アブダビGPではエアロスミスのスペシャルギグがあったんですね。しかも衝撃のスティーブン・タイラー脱退報道なんかも!?なんかエアロのこんな話題も懐かしい気がする。他にはビヨンセとか~ナオミ・キャンベルとか~その他のVIPが勢揃いだったとか。モナコよりも豪華でしたねー。あとアブダビ警察では日産GT-Rがパトカーとして配備されたとか。日産UAE曰く「このパトカーから逃げられる車はない」だとか。こちらのニュースから。