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テーマ:我が子について(37)
カテゴリ:わたし論
私は、主人と結婚する前に 主人の子供を中絶した経験があります。 私の母は主人との結婚に大反対だったため 私に中絶を勧めてきたのです。 私が母の子供として最後に母に従った中絶。 母の子供として 最後に従おうと心を決め、病院へ一人向かったんだ。 主人はもちろん一緒に行くと言い張っていたが 私は主人が仕事の日を選んだ。 私は反抗期だったから・・・。 反抗期というのは、親に心配をかけ、 反抗するということは心配してほしいということなんだ。 それでいて 心配されるとうっとおしいと言って 親を避けるものなのかもしれない・・・。 たった一人、本当は とても怖かったんだ・・・。 「一人で行くの?」と母に聞かれて 「そうだよ。」と平然を装って答えた私は やっぱり反抗期だったんだ。 「一緒に行こうか?」と母に言われ 「平気。」と生意気そうに答えた私は 母を心配させたかったのかもしれない。 本当は 心細くて一人でなんか行きたくなかった・・・。 母を心配させまいと 平然と生意気な自分を演じたと同時に 私は主人と結婚しても 決して不幸にはならないという自信がさらに強くなった。 そして私は、次の年 結婚を目的に再び主人の子供を妊娠した。 それは 私が初めて母に反抗して実行した妊娠継続。 私は、母を裏切ったのです。 母の気持ちを踏みにじったのです。 大好きだった母を悲しませたのです。 でも 結婚は母に許してもらわなければ しない。 そのために私がしなければならないこととして 将来、私は幸せになると母に誓い、 母の子供であることに誇りを持っていること、 反抗していても、母のことを一番に考えているということを わかってもらいたい。 長い時間をかけ電話で交わした母と私の会話は 心のつながりを取り戻した。 結婚式、母は暖かい目で私を見てくれた。 それは そのとき私が反抗期を終え 大人になった瞬間だったんだ。 ~わたし論~
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Last updated
2005年08月10日 12時15分30秒
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