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四葉になりたいクローバー

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krow-ber

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2006年10月28日
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カテゴリ:子供心
いつも一緒

いつも考えている。

早く会いたくて

明日が来るのが楽しみで仕方がなくって・・・。

今日という日が始まると同時に

気持ちが高ぶる。

早く幼稚園に行きたいんだ。

卒園まであとわずかだというのに
どうしてこんな時期に出会ってしまったんだろう…。

我が家は卒園後、引越しが決まっていたんだ。

同時に

長女がそれほどまでに大好きだった親友は

地方へ引っ越すことが決まっていた。

彼女達は卒園、引越しによって
引き離されてしまう。

わかっていても

今日という一日を

お互い大切に過ごしてきたんだ…。

でも、別れの日はやってくる。





卒園式




うちの子は、
大好きなはずの彼女と話をしようともしないし
そばに寄ろうともしない・・・

彼女の方は、うちの子が他の子と楽しそうにしているのを
寂しそうに目で追っていた…。

最後の

最後まで…

ギクシャクしていた。

…気を使って
私たち親は
最後に2人の写真を取らせた。

その後、その場を離れた…。

うちに帰ると、肩を落として
しょんぼりする娘に

「いつも一緒にいたのに、今日は最後だったのに

 どうして最後なのに一緒にいなかったの?」

と、聞くと

「帰るときに『さよなら』をするのが嫌だったの…

さよならをしなければ、また会えるような気がしたの…」

と言った。

彼女の方の引っ越しは
その翌日に迫っていた…。







夜になると、急に頭を抱えて
「会いたいよ…会いたいよ…」と言いながら泣きじゃくるんだ。

私は、娘を抱きしめて
「もう一回会わせてあげるから!!!」と言って

彼女の母親に連絡を取った。
「もう一回だけ会わせてあげたい・・」と。

彼女の母親も同じ気持ちだった…。

翌日、彼女のうちへ行くと
引越し屋のトラックが準備を進めているんだ。

そんな中、不安な気持ちと
嬉しくて仕方のない気持ちをいっぱいにして
彼女に会えた時の娘の顔は今でも忘れられない。

会いたくて

会いたくて

会いたくて

離れたくなくて

離れたくなくて

明日も会いたくて
あさっても会いたいのに

娘は、その気持ちを今日という一日にいっぱい託したんだ。

私は都合してもらい引越しの準備が終わるまでの間

我が家も引越しの荷物でいっぱいだけれど

少しの時間でも二人がいつもの時間を過ごして
最後にちゃんとお別れができるよう、預からせてもらったんだ。

二人は、前日に行われた卒園式を

二人でもう一回やってみたり
幼稚園ごっこをしたり・・・

万遍の笑顔で楽しそうだった。

二人は、二人の思い出を

全部

振り返っているように思えた。








でも…

楽しい時間はあっという間に過ぎてしまう。

ママが迎えに来て

最後にお別れを言ったんだ。








ありがとう・・・って。










それから半年

娘は

地方へ引っ越した彼女の写真を
いつも枕元において眠っていた。

今でも。

「夏休みに会いに行くね!」といってくれた彼女の言葉を

ずっと信じ続け、待ち続けていたんだ。

そして

彼女は、

彼女の母親は、

本当に

来てくれました。

すごく

すごく

遠い道のりを

娘に会いに

来てくれたのです。


ありがとう

ありがとう

ありがとう



今度は

いつ会えるかわからない






けれど

…今度は

会いに行こう!!と決めた。








そして









娘は今

時々だけど
学校へ行きたくないと



泣いて泣いて
学校へ行くことに楽しみさえも感じさせない日がある。

原因は調査中だ。

いじめ????と私は心の中でそっと疑ったが
いじめが原因ではなさそうなんだ…

友達は、いつ私がこっそりと
休み時間に見に行っても娘を外で遊ぼうと誘ってみたり
笑顔で楽しそうに過ごしていて帰りには遊ぶ約束までしてくる。

それ以外に何が原因なのか????

先生???

勉強???

私???

…あの頃の

幼稚園に行きたくて
明日になるのが待ち遠しくって
今日という日が始まるのを胸躍らせていた娘は
学校へ通うようになって何かが変わってしまったのだろうか???

学校も心待ちにしていたはずなのに
今では仕方なく行っているように見える。

苦しんでいるのかな???
行きたくない本当の気持ちが自分でもわからないというんだ…

私は時間がかかってもいいから
いじめや虐待などがない限りは、
ホームシックを克服してあげたいと願っている。

~わたし論~





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Last updated  2006年10月29日 00時21分25秒
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