ニュースでお聞き及びの方も多いと思いますが、このほど、古河市の北西に広がる「渡良瀬遊水地」が「ラムサール条約登録地」となりました。ラムサール条約とは正式名称を「Convention on Wetlands of International Importance Especially as Waterfowl Habitat(特に水鳥の生息地として国際的に重要な湿地についての条約)」といいます。
では、渡良瀬遊水地にはどのぐらいの鳥がいるのでしょう? 調べてみると250種類を超える(うち44種は絶滅危惧種)ということです。カモ・サギ・シギ・チドリ・カワセミ・ウ・ハクチョウなどの水辺の鳥のほか、ヨシキリ・セッカ・キジなどの草原の鳥、オナガ・カラなどの樹林地帯の鳥、そして鳥の王者ワシ・タカ類もたくさんいます。
このようにたくさんの鳥がここで生まれ、暮らし、あるいは羽を休められるのは、生き物の豊かさでしょう。33km2の広大な土地に、植物が約1000種(うちレッドデータブック掲載が約60種あります)、昆虫類が約1700種、魚類が約50種、住んでいるということです。詳しくは
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