テーマ:都市計画・まちづくり(105)
カテゴリ:古河市の発展
今日、3月10日、【コガミライ大会議】という市民主体のイベントが催されました。その舞台となったのは、古河駅西鍛冶町通りにある酒井蔵(さかいぐら)という蔵です。大正2年に建てられ、酒蔵として使われていたそうですが、このたび、所有者のかたから寄贈を受け、耐震補強やトイレ設置などの工事が施され一般公開となりました。
かつて、商都古河の象徴でもあった蔵は、年月とともに役割を終え、消滅の危機にさらされていました。が、古河市では歴史財産を大切にしようと、保存・活用を決めたのです。周辺の蔵も整備され、一部は移築されて、情緒たっぷりの蔵エリアに変貌中です。駅前の高層ビルとの間のギャップもまたおもしろい。 さて、大会議の内容ですが、4~5人で1つのテーブルを囲み、いろいろなことを話し合ってそれを発表するというスタイルをとりました。テーブルは8つあり、蔵の中は大入り満員という感じでした。テーマは4つ。1.古河のここが好き、2.古河のここが物足りない、3.もし古河市長なら何したい?、4.この蔵でどんなことをしたい? でした。 先導的プロジェクトの1つがとん挫してしまい、代わりのプロジェクトが明らかになっていない中、ちょっと自信喪失気味の方もいらっしゃいましたが、私たちは前を向いていくしかありません。一人で考えているだけでは、知らなかった現実や、考えもつかないアイデアに触れることができる貴重な機会で、たいへん勉強になりました。 参加者は古河市内だけでなく、栃木、群馬、埼玉などからもいらしていました。中には外国の方も。年齢は20~40歳代の若い人が多かったです。このままではいかん、未来をなんとかしたいという意識が高いのですね。建設的なコミュニケーションを重ねることで、胸躍る未来が創られていくと私は信じますので、ぜひまたやってほしいと思います。 お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
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