古河の文化ホールどんなの?
5月8日の記事に昨日もコメントをいただいたので。。。きょう、北川辺(加須市)にお住いのお客様がおいでになり、これから「パストラルかぞ」に行くとの話が出ましたので伺ってみました。「いかがですか? 古河ではいま建設しようとしていますが、反対する人もあるのですが」と。…すると「満足」とのことで、「市の象徴として有ったほうがいいな、これから作るなら1500席以上がいいよ」と具体的におっしゃられました。そこで、隣接自治体の状況はどうなっているのか、調べてみました。古河に隣接している自治体は6市4町。そのうち6つの市全部と、1つの町に700席以上の席を持つ文化ホールが存在していることがわかりました。ないのは、3町のみでいずれも人口は3万人未満です。6万人以下でもちゃんと持っているところが3つもあるのですから、14万以上の古河市は文化ホールを持つ資格は十分の気がします。(古河周辺自治体の文化ホールと大ホールの規模)・結城市民文化センター「アクロス」 1,276席・坂東市総合文化ホール「ベルフォーレ」 704席 ・栃木市栃木文化会館 1,204席・小山市立文化センター 1,012席・野木町文化会館(エニスホール)800席・久喜総合文化会館 1,218席・加須市文化・学習センター「パストラルかぞ」1,005席だからといって、私は、やみくもに賛成しているわけではありません。立派な施設を建設してもうまく活用できないのであれば、作らない方がマシでしょう。また、全体的には賛成だが、よく見たら細部には異議があるかもしれません。しかし、「箱物なんて、どうせダメだ、うまく運用することができるはずがない」と頭から疑いのまなざしで決めつける態度はよくないと思います。「住民投票で決めよ」と主張なさる議員さんもおられますが、ちょっと待ってくださいと申し上げたい。一見もっともらしく聞こえますが、現時点では、情報が足りなすぎるため、正しい判断はとうてい困難でしょう。文化ホールを作る意図や、どんな施設にするか、できたとしたらどう活用するのかなどについて、もっと議会で質疑応答を尽くす必要があるのではないでしょうか。また、私たち一般市民も、ただ待っているだけではなく、どういうものにしたらベストかを考えてみるとよいと思うのですが、どうでしょうか? 何か現状を見ていると、政治について自分の損得を中心に考えているか、マスコミや他人の話を鵜呑みにしてあまり深く考えてないような方が多いように思われます。そういう場合、イメージ通りにならないと(そして往々にしてにしてつっこみどころはたくさんあるもの)後から怒りや失望がわきやすくなるでしょう。もし、「どうしたら将来もっと発展することができるだろうか?」ということにつき、できるだけ公平・公正は立場から情熱をもってアイデアを出せば、出すほどによいものに近づけますし、意見が採用にならなくても参加した感じがして納得感が得られます。そして、夢や希望を持って価値のあることを考える習慣が身につけばつくほど、自分たち自身の生活は充実したものになっていくでしょう。市では、総合的文化施設への意見を募集していますが、惜しむらくは、リアルタイムには公表されないことです。ある人の意見をふまえて発展させるということができないのです。ですので、もし、こうしたらどうか?というご意見がありましたら、ぜひここで教えていただきたいと思います。私たちをはじめ、心ある全国の方にも、大いに参考になるはずです。