平安時代の鉄製品工場
3月9日夕方にNHKのテレビニュースで報じられたので、ご存知の方もいらっしゃると思いますが、このほど、古河市内で、平安時代初期の9世紀に鉄製品の鋳造が大規模に行われていたとみられる遺跡が発見されました。先月「9世紀の窯跡」として三和地区の江口長沖遺跡が報じられましたが、今度は古河地区の「川戸台(かわとだい)遺跡」です。 この遺跡で作られた鉄製品(鉄鍋、香炉など)は、秋田市や神奈川県平塚市など東日本全域で確認されているそうです。この場所は渡良瀬川に近く、砂鉄や鋳型に用いられる粘土がとれ、水運で流通にも便利だったためのようです。あす13日には現地説明会が行われるので、私も聴きに行こうと思います。場所は、古河総合公園の西側あたりです。ところで、ここで催される桃まつりまであと約1週間となりました。3月に入って寒い日があり、雪も降ったりして、ちょっとびっくりしましたが、桃のつぼみもだいぶ大きくなってきましたよ。この分だと20日の開幕にちょうどよい感じなのではないでしょうか。一足先に咲いている花もありました(開花状況はこちら)。ちなみに梅は満開です!