大山崎山荘美術館でお茶会♪
少し前の話になっちゃうんだけど・・・10月29日、京都にある大山崎山荘美術館でお茶会がありました。このお茶会は、毎年新茶の出る頃に行われている年中行事で、以前私もスタッフとして参加して茶藝をして、お客様にお茶を淹れた事もあるんですよその時の様子はこちらにあります もし良かったら見てね その時は茶藝スタッフとして参加していたので、お茶会を楽しむと言う感じではなかったので、一度お客側でお茶会に参加して、お茶会を堪能したいなぁと思ってたんだ 今回、友達を誘ってお茶会に行ってきましたお茶会では柚子茶、八宝粥、雀舌と貢菊のブレンド茶、安渓鉄観音などがありました。お茶会の時だけしか入れない彩月庵では、「重陽席」と言って、黄山雀舌と貢菊のブレンド茶をいただきました。前にも書いたけど、旧暦の9月9日は重陽の節句と呼ばれていて、今年は10月31日が重陽の節句に当たるんだって。だからそれにちなんだお茶として貢菊を淹れてるみたい。黄山雀舌というのは、一芯二葉の茶葉が雀の舌みたいに見える事からこの名前が付いた緑茶であまい豆のような香りがして、優しい味わいのお茶です。貢菊とブレンドすると菊の香りや味に隠れてしまうような感じもするのですが、貢菊にそっと寄り添っているような感じで、ブレンドする事によって、お互いの良い所を引き立てあっているように感じました。蓋碗で淹れたお茶を茶杯にいれて貢菊を一輪浮かべた様が秋らしくてほっこりしてしまいました たった一杯のお茶で癒されちゃうんだから、お茶ってすごいよねお庭では「樹下独酌席」と言うことで、写真のように一人用のセットが置いてあり、自分でお茶をいれて飲むようになっていました。用意されていたお茶は安渓鉄観音の春茶。お手前で人に淹れてもらうお茶も美味しいけど、こうして自分でお茶を淹れるのも、普段中国茶になじみがない人にとっては、楽しいんだろうね。「樹下独酌席」の隣になる茶室では、安渓鉄観音の秋茶をいただきました。一週間前に入ったばかりと言う出来たての新茶 お庭で自分で淹れて飲んだと同じ茶葉なんだけど、春と秋では味わいが違う。中国茶って同じお茶でも摘んだ時期で味わいが変わってくるから面白い。春茶は若々しく、清々しい風味がする感じなのに、秋になると、まろやかで成熟した味になっている気がする。秋茶のほうが、香りも乳香が強くて、鼻を抜ける香りが心地よい・・・ 飲み比べるとその違いがはっきり判って面白いよね私は秋茶のほうが好きだなぁ~ それにしても新茶って本当に美味しい