無関心
が全ての元凶。原爆の投下を許可したトルーマンも広島市に自分の孫が居たら落とさなかった。彼や他のアメリカ人にとって広島市は自分たちと関係のない世界、そこに人間が住んでいてもそれは黄色人種で自分たちとは関係のない劣等人種の住む世界。日本にゆとりのある夫婦がいた、公務員を退職した夫と年金ぐらし、子供もかたづき毎月振り込まれる30万円ほどの金で何の不安もなく暮らしている。毎年行く海外旅行も楽しみだし、友人夫婦との会食やアスレチッククラブで流す汗もここちよい。今の日本が経済が低迷し、失業者があふれていることは知っているが、それは自分たちの責任ではないし、自分の身内にそういう人がいなかったのは幸せだったと思っている。一般市民の上に原爆投下したトルーマンとアメリカ人たち、それと現代日本のこのような夫婦は無関心という糸で結ばれている。