気ままにゆらら

あれ？遠くて、誰かが何か言ってる？？・・・

麻酔を注射されて、すぐに眠ってしまったようです。
気がつくと、
先生が名前を呼んでいました。

術前に、
「麻酔を切ったら、目を開けてくださいとか言いますので、
　そしたら、言ったとおりに反応してくださいね。」と
言われてました。
しかし、そんなこと、すっかり忘れてました！
そのときは、もう外されたけど、
手術中に喉に入ってた管のあとが痛かったし、
なんかすごく寒かった。
気がつくと、
「喉が痛い・・・
　さ、寒い・・・」と口走ってました。

ナースステーション横の病室まで運ばれて、
その日一晩、そこで過ごすことになります。

まだ、麻酔で頭がぼーっとしてたけど、
目がさめた私を見て、
安心してお義母さんと息子たちは帰りました。

看護師さんが検温と血圧を測るときには
目が覚めたけど、あとは眠ってました。

夜になり、夫がやってきました。
酸素マスクをして、
点滴もつながれている状態の私を見て、
びっくりした顔！
そのころは、私も目もさめ、
頭もかなりすっきりしてきて、
話せる状態まで回復してきました。

夫も帰り、
あとは、また眠ってしまいました。

夜中も、何度も検温と血圧測定。
麻酔の関係で寒かったらしいんですが、
電気毛布をかけてくれたり、
汗ばんできたら、布団を少なめにしてくれたりと、
看護師さんの優しさに感謝です。

ずーっと仰向けで寝ていたせいで腰も痛くなり、
また、あまり寝すぎたせいか、
ねむれなくなっちゃいました。

しかし、いつの間にか眠ってしまい、
きがつくと、外も明るくなっていました。

朝になり、
先生が様子を見に来られました。
「キズは少し痛いですが、腰も痛いです」と話すと、
「じゃあ、動き回らないとね」と言われました。
そろそろ、起き上がってもよさそう！
嬉しい！！
元の病室へ戻る前に、
体をふいてもらったり、
レントゲンをとったりとしたら、
ちょうど夫がやってきました。

夫とともに、点滴をしたまま、歩いて病室へ。
その途中で鏡を見てみると、
うはぁ、髪はぐちゃぐちゃ！
顔がびっくりするほどむくんでるし！！
体全身がむくんでて、
指輪をはめてみると食い込むし、とれない！！

「おかえりなさい！」と同室の人から言われて、
家に帰ってきたような、すごくほっとした気分。

水分はとっていいですよっということで、
スポーツドリンクをごくごくっ！
ぷはぁ、おいしい！すごくおいしい！！

でも、まだ食事は絶食です・・・