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テーマ:小学校での出来事(1643)
カテゴリ:絵本
小学校に毎週、朝の読書の時間に絵本を読みに行っていた。
夫の転勤で引っ越すので、今日がこの学校での最後の朝の絵本になった。 最後に何を読もう、といろいろ子供にも相談したが、私が選んだのは、『おこって、ぷー!』という絵本。 ふぐの子供のお話。 ふぐは、自分の身を守るために、体を膨らませるのだが、主人公のふぐのフーちゃんは、なんでも楽しんでしまって、なかなか怒れない。怒らせようと、みんながいろいろやってくるのだが、それをにこにこ楽しんでしまう。 でも、そのフーちゃんがたった一回怒って、体を膨らませる。 それは、大切な兄弟を敵から守るため。 作者のあとがきに、「世の中には腹のたつことが山のようにあります。でも、おこったからといって、どうなるものでもありません。フーちゃんのようにいつもにこにこしていられたら、自分も周りの人たちも幸せになれるのです。 本当に『おこって、ぷー』する時は、一番大切な人を守るときだけ、、、。 そんなフーちゃんに私はなりたい。」と書いてあった。 そんなフーちゃんに、私もなりたい、と思い、この絵本を選んだ。 子供たちも、とっても喜んで、目をきらきらさせて、楽しんでくれた。 ボランティアは、自分のためにやるもの、ということが、この活動に参加して、よくわかった。 帰りには、教頭先生が「コーヒーでも」といってくれた。校長室に通されて、校長先生と教頭先生と楽しくお話をさせてもらった。 こういう活動に参加したからこそ、経験できることだな、とありがたかった。 お昼は、朝の絵本のメンバーで、ランチを食べに行った。 おいしい食事と楽しい会話を楽しんだ。 もうすぐ、お別れなんだ、と思うと、とってもさびしい。 でも、終わりがあるからこそ、見えてくるものがあることを、感じている。 お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
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