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カテゴリ:好きな曲
私と夫がコンサートに行ってみたいと思っているヴァイオリニストがいます。
それはマキシム・ヴェンゲーロフです。 残念ながら日本ではあまり知れ渡っていないようですが・・・ (「マキシム」というと日本ではイケメンピアニストが有名ですが、) このマキシム・ヴェンゲーロフは百年に一人のヴァイオリニスト と言われるほどの人のようです。 つい先日、友人がお正月に放映された番組を録画していてくださり、 思いがけず見せていただくことに。 それは4人の名ヴァイオリニスト(今、世界で五本の指に入る人たち だそうです)との夢のような競演でした。 名ヴァイオリニストたち、それぞれ演奏の仕方も音色も違うようです。 でも、演奏している人を生で見ていたいなら、このヴェンゲーロフ以外にいないのでは?!と 思うほど、この方の演奏は実に素晴らしいものがありました。 これが百年に一人のヴァイオリニストか?と思うほどの弾き方なんです。 他のヴァイオリニストが直立不動の姿勢で、しかも真剣な表情で弾いている横で、 あんなに踊りながら弾いて大丈夫かしら?と思うほど楽しくたくましい弾き方をするんです。 まず、顔の表情はコロコロ変わります。目はクリンクリンさせ、 子供のように唇をとがらせます。 体はがっちりした熊さんのような体型で、顔もイケメンタイプでは ないのですが(ごめんなさい)、とても可愛くって^^。 彼の肩に乗ると小さく見えるヴァイオリンをひょいと肩に乗っけて、 まるで熊さんが踊りの輪の中で楽しく演奏しているように見えるんです。 (もちろん今回の演奏を見ただけなので普段もそうなのかはわかりませんが) わたしはヴァイオリンを弾くと、すぐに肩が凝ってしまって 長く弾いていることが出来ないのですが、 彼の演奏を見ていると、ヴァイオリンをまた弾いてみたくなります。 そして、以前見た番組によると、彼の持っているヴァイオリンは ストラディバリウスの一つだそうで○億はするとか。 彼はとても素晴らしい演奏家だったのに、この名器を買うことが 出来ないでいたのですが、ある資産家に支援してもらってその楽器を 演奏できることになったとか。 その彼がヴァイオリンを小脇に大事そうに抱えて、 「これは僕のお嫁さん」 と少年のように目を輝かせて語っていたのがとても可愛くて 印象的だったのを覚えています。 それでも日本ではあまり知られていないヴェンゲーロフ。 夫は、同じ曲を他の演奏家と聴き比べると、彼がいかに 100年に一人のヴァイオリニストであるかがわかると言っていました。 彼のベートーヴェンもすごいらしいです。 う~ん、ぜひコンサート行ってみたいなぁ☆ お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
Last updated
Jan 10, 2006 11:38:29 PM
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