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仙人の独り言

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球磨の仙人

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2006年12月13日
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昨日は住民票のある熊本県を代表する地方銀行に融資の可能性について相談に行ってみました。
(ちなみにこの銀行は日本でも”シブイ”方の銀行であると有名です。そのためバブル景気後の荒波の際にも優良銀行であり続けました。)

話の内容をまとめると
一番大切なのはあくまでも事業として成り立つのか、そして継続性があるかどうか、これにつきるということでした。

次に融資額に見合うだけの担保価値があるのかどうかについて問われました。
ここでいう担保はあくまでも不動産、厳密に言えば土地の”価値”がどうかということであり、現金、預貯金、国債、株式などは”担保”にはならないということでした。

3番目に
借り手(この場合は当然ですが私)がどういう人間なのかが問われるようです(属性というらしいです)。
事業への熱意や将来への考え方も大事ですが、ここで問題になるのは過去の経歴や実績です。
どんなに年収が高くても転職を繰り返した人は不利なようで、同じ職場にずっと勤めていて、勤続年数が長いほうが好まれるようです。
(一部の例外を除いて)経営が破綻することのない公務員が一番有利なのかもしれませんが、私は現在公務員ではありませんのでこの点については尋ねませんでした。
また上場企業、それも一部上場の社員であることも好まれようです。
特殊技能や一部の国家資格を持っている場合(医師、弁護士はもちろん公認会計士や税理士、一級建築士なども含まれるかもしれません)は有利なようでした。
なお融資を受けたい金融機関との過去の取引関係の有無も参考になるようです。

保証人についての質問もありました。
私の場合これが一番の気がかりでした。
父は高齢ですし、農業も名目上では引退し、収入は国民年金とわずかばかりの農業収入(それも実際は赤字)だけですから返済能力は限られているからです。
でもここでいう保証人の”価値”とは、返済を求めると言うことよりも、相続権があるかどうかが問われるようです。
つまり最悪の場合、返済が滞り私が自殺したとしましょう。
その際、生命保険など保険金が下りるのであればそのお金を返済に回す法的根拠があるのかどうかが大事なのです。
十分な保険に入っていれば連帯保証人でなくても済むのかもしれません(ここは聞き忘れました)。

最後になりましたが、定期預貯金や株式、さらに将来見込まれる退職金などがあれば担保にはならないものの、融資の際には有利であることは確認できました。
(例えば金利の減免など)

今回考えていた物件については内見の結果事業の継続性に疑問点を感じましたので購入のための融資の可能性や利率や返済期間など具体的な話については検討することはありませんでしたが、
自己資金が多い方が融資を受ける上で有利であることも確認できました(これは当たり前のことですけど)。

不動産事業をどこまで大きくすのかは私自身未定ですが将来のことを考える上で有意義な1時間(ほどの面談)でした。





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最終更新日  2006年12月14日 04時37分00秒
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