あの世からのメッセージ
もうすぐ6月1日の夜明けになります。沖縄は昔からユタと心霊の不思議な世界です。ユタ<霊的占い師>とでも言うのでしょうか。ここでは法事相談や個人的相談事までユタに伺いを立てる風習が当たり前に残っています。霊能者の数では全国一でしょう。グランマの周りにも数人の霊的能力者がいます。 なぜ、このような話から始まるかと申しますと、この霊能者の方々が時を違え、場所を違え、我が家の状況を知らない偶然お会いした霊能者の方でさえ、私に同じような事を伝えたからです。それは亡き父からのメッセージでした。、 「お父さんは満足してるよ、逝ってみて初めてわかった、とても幸せだった、ありがとう」 父が、ある日突然他界してしまい、私には父との間にコミュニケーションが足りなかったと言う思いが残り、もっとああしてやれば良かった、これもしてあげれば良かった、もっと優しくできたはずだったのにと、心が引いてしまっていました。仕事の関係上、父を一人部屋に残すことも多く、「一人で寂しい」と言うのが父の口癖だったからです。何も言わずに逝ってしまった父の心を想像した時、心が痛むことも度々ありました。この心の痛みをまさか、あの世の父が察して送ったメッセージなのか、書かずにはしょった言葉の端々に私しか読み取れない内容がありました。 あの世とかこの世とか非現実的世界に傾倒するわけではありませんが、3人の霊能者の方々から短く話された中身の内容は、確かに私が納得する言い回しで伝えてきました。 たとえ、嘘であっても・・・・・心の救われる亡き父からのメッセージでした。 私こそ「ありがとう、感謝してます」と伝えたい。そして、また次の世界で会いましょう、もう一度親子として。 「花通信2 ラン」 父の趣味だったランの花、最近は放りっぱなしで、ほとんどグランマが譲りうけていましたが、裏庭は環境が宜しいらしく何もしなくても実は勝手に咲いています。