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テーマ:楽天写真館(356043)
カテゴリ:食品
久米島の海岸でアルバイトのS君が貝を採った 今が旬なのだろうか結構たくさんの量があった 名前はマガキ貝、海水にしばらくつけて砂を吐かせた この貝の方言名は「テラザ」、ボイルしてたべると旨い 貝の大きさの割には身が小さいので たくさんあるように見えてもボイルして身をとりだすと その量は少ししかない マガキ貝をボイルして身を取り出した 中に小さなヤドカリもはいっていた ボイルしたマガキ貝を大根と一緒に食べた 殻の割には身は少ないが、味のほうは結構旨い 歯ごたえもよくクセがなくいい味がでる 醤油で刺身をたべるような形で食べた この貝はこれから季節に結構まとまった量が取れる 大潮の干潮時に島のおばさんたちが潮干狩りで この貝を拾ってくるので、久米島では食卓によくでてくる 野菜と一緒にいためても美味しい エビ太郎がこの貝をはじめて見たのは いまから40年くらい前の西表島であった ぶらりと入った島の小さな食堂で野菜炒めを注文したら 「材料がなにもないさぁ~」といって出されたのが マガキ貝のたっぷり入った野菜炒めだった 食材がないから、海で採った貝をお肉のかわりに利用したのだった とても贅沢な料理に感激して、この貝は何て名前? と思わず訊ねた記憶がある ・・・・・・・・ マガキ貝は浅瀬の海底にころがっているので採るのは簡単だが ボイルして中身を取り出す作業が大変なのだ バケツの一杯とっても中身はわずかなのだから ボイルしてアイスピックで中身を取り出し、身の形で 魚屋さんでも売ってるので、値段はもちろん高い 美味しいのと、面倒なのが価格に反映されているからだ というわけで 久米島にきたら「テラザ」を食べよう そして捕ってくれた漁師さんや料理してくれた 調理師さんにその面倒な工程に感謝しながら食べると とてもおいしいのだ
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