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クラシック音楽エッセイ~今日の1曲

クラシック音楽エッセイ~今日の1曲

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くみこpiano

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February 19, 2010
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カテゴリ:ピアノ協奏曲

今日はピアノコンチェルトと言えば、有名なものにグリーグやチェイこフスキーなどイントロをお聞きになれば、あ~これこれと思うものがあります。が、しかし・・・私の趣味としてはやはりモーツアルト再び登場です!

モーツアルトは26曲ピアノ協奏曲を書きました。また後期のピアノ協奏曲は傑作揃いですが,その中でも特に天衣無縫で純粋な美しさを持っています。流麗な華やかさと繊細な美しさが共存し,非の打ち所がないと誰もが絶賛しています。半音階が多用されているのも特徴です。モーツァルトの天才性を証明するような素晴らしい作品です。悲しいほど美しいとはこの曲のことでしょうか。。

     東山魁夷 1

<今日の一枚「東山魁夷」:この2楽章アダージオを聞いたインスピレーションで書かれた作品とのこと>

 
この曲は1786年モーツアルト30歳の時に完成しました。楽器編成の点で少し変わったところがあります。これまで使われてこなかったクラリネットが編成に加わり,オーボエが使われていません。この編成はピアノ協奏曲第22番と同様の編成となっています。このクラリネットの響きをはじめとした木管楽器の響きが素晴らしい陰影を作り出しています。ティンパニとトランペットという祝祭的な響きを持つ楽器も使われていませんので,非常に親密な味わいもあります。後に1788年にかの有名なクラリネット五重奏も作曲されましたが、その頃モーツアルトは資金不足で生活も困っていたという背景もあるので新しい楽器を使う事で聴衆の反応や収入を得たいという事もあったのかもしれません。
しかし当時の聴衆はそれほどモーツアルトのモダンな考えについていけなかったとも言われています。

ピアノ:ホロヴィッツ

http://www.youtube.com/watch?v=9LqdfjZYEVE&feature=related

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サロンコンサートのお知らせ(プログラム ブラームスVnソナタ1番「雨の歌」他)

http://plaza.rakuten.co.jp/kumikopiano/diary/201002100000/

ショパンアルバムについてhttp://plaza.rakuten.co.jp/kumikopiano/diary/201001280000/






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Last updated  February 19, 2010 08:10:51 PM
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