クラシック音楽エッセイ～今日の１曲

  ゲーテの詩の繋がりでもう１曲はやはりシューベルを外す事は出来ませんね。と言いますのも、実はゲーテの詩に多くの作曲が曲をつけていました。モーツアルトは１曲、ベートベンは１０曲以上、そしてシューベルトは５０曲以上に至るとの事なのです。

という訳で今日はそのシューベルトより最もポピュラーで人気の高い「野ばら」をご紹介したいと思います。   シューベルとは１７９７年、ドイツ生まれ、「歌曲の王」と呼ばれています。１１歳の頃から宮廷礼拝堂聖歌隊に入るため音楽専門の勉強をした事などもあり詩や歌には特に興味を持っていました。1815年「野ばら」は彼の歌曲で「魔王」と並び初期の傑作でもあります。

またこのゲーテの詩「野ばら」はシューベルトだけではなく色々な作曲家にとても人気があり、ウェルナーを始め、１５４もの「野ばら」という曲があるそうですよ。   ちょっとここでゲーテのの格言を二つほどご紹介します。

・知者がすでに千年も前に答えている問題を、無知な人は改めてまた得意げに提出するのだ。
-「格言と反省」

・人々は言う。"どうもこれは気に食わぬ。"それで片付いたと思っている。
-「警句的」-

  http://www.youtube.com/watch?v=oyCVx1IpE6w&feature=related

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