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カテゴリ:映画
●映画『機動戦士Zガンダム3~星の鼓動は愛』_オススメ度★★★(満点5点)
映画HP 第1作の感想はこちら。最後の締めの言葉はないな、今読むと。恥ずかしい。死にたいほどではないが。 2005/6/10の日記 第2作の感想はこちら。内容より声優の話か。 2005/11/6の日記 ひとこと。 「怪作」から「普通の作品」に変わった。 ご存知の通り、オリジナル作品は主人公であるカミーユが戦いを繰り返し、 人の死を見続ける過程で少しずつ「壊れていく」「狂っていく」様が見どころであり、 当時ではあまり他に類を見ない描き方に意義があった。そこに価値を見出すかどうかは 観客次第でありはしたが。 私は、そういうオリジナルだったからこそ、物語の細部は覚えていなくても、 心に引っかかりを持っていた。 今作は、狂わない。ちょっと狂いそうな場面は残していてくれてファンにはありがたいんだが、 綺麗に終わる。主人公は救われた。20年の時を越えて。 よかったんじゃないだろうか。単純に。 男と女がお互いに色んな目的を持ちながら求め合い、利用しあい、 ぶつかりあい、結ばれていく。ここを描きたい、という気持ちは監督の中で一貫しており、 様々な群像が見られる。そのどれか類型を自分の身に置き換えて見た人も少なくあるまい。 一途に求めるヘンケン艦長のつもりでいながら、どこかで本当には欲していないシャアであったのかもしれない、とか(爆) 足掛け一年弱かけて三作見終えて、ほっとした。 前売りまで買って確実に見ることを自分に課していたが、満たされて、人生の目的を一つ失ってしまった(笑) ファーストは新訳しないだろうけど、ZZくらいならやるのかなぁ。それはあんまり興味ないかも。 #うん、良かったのかもしれない。これで。 お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
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