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全44件 (44件中 1-44件目)

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本年8作目映画『UDON』

●映画『UDON』＿オススメ度★★(満点5点)ユースケ・サンタマリアと小西真奈美。とにかく讃岐うどんが食べたくなる。それだけ。で昨日食べた。うまかった。こしがあっていい。ぶっかけで食べた。今度は卵入れて食べよう。#揚げ物も入れるかな

2008年03月31日

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本年7作目映画『それでもボクはやってない』

●映画『それでもボクはやってない』＿オススメ度★★★(満点5点)痴漢でつかまるのは怖い。証拠があまりに貧弱だから、無罪を主張しても真実味がない。「李下に冠を正さず」で、手を下に置かない方が安全。満員電車に乗らない。各駅歓迎。一度警察に行ったら無罪でももうおしまい。無罪であったら絶対に行かない。まぁあとは、有罪率90%以上の痴漢案件について無罪判決を下すのはどんな裁判官でも心的抵抗がある。裁判所は真実を明らかにする場所ではない。集められた証拠をもとに、とりあえず判断する場所。この最後の言葉はごもっともだなぁと思う。この映画を観た裁判官はどう思うのだろう。どうとも思わないのかな。#所詮映画、と感じるのかな。

2008年03月30日

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本年6作目映画『極道の妻たち　最後の戦い』

●映画『極道の妻たち　最後の戦い』＿オススメ度★★★(満点5点)岩下志麻が迫力。ここでの「妻たち」って「つまたち」ではなく「おんなたち」って読むと初めて知った。女性の方が男性よりも腹据わっているところをみせていて潔い。ラストシーンにもかかわらず、このシリーズは延々と出ているそうな・・・。ちょっと関心を持ったので機会があれば他の作品も見てみたい。#和服はなかなかいい。

2008年03月30日

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本年映画5作目『オペラ座の怪人』

●映画『オペラ座の怪人』＿オススメ度★★★(満点5点)なかなか。ブロードウェイで観たとき、英語が良く聞き取れないにもかかわらず怪人の悲しさが伝わってきて思わず泣いてしまった経験があり、もうちょっときっちり内容を理解したいな、という目的で映画も観た。細部はイマイチ理解していないところもあったが、概ね大丈夫だった。英語がイマイチな人間にも理解させてしまう芝居の力は大したもんだと改めて思う。映画を先に観たら、芝居を見たくなるのではないかと思う。#次は本か？

2008年03月22日

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本年61冊目『STUDY HACKS!』小山龍介

●『STUDY HACKS!』小山龍介＿オススメ度★★★★(満点5点)どーも、「ハック」モノには弱い。自分がデジタルが得意ではないのと、効率化の余地がいくらでもあるということに気づいているから、こういうのを読むと発見があって新鮮な気分。中でもこの本は具体的でオススメ。もちろん勝間氏のもすごいけど、この本はより実践的。もちろんこれらのコツや習慣を身につけ何をするかが一番の問題点ではある。ただ、はじめっから「時間がない」と諦めていた人が、こういうやり方を使えば時間を有効に使えて、やりたいことに近づけるかもしれない、という可能性を示したのは大きい。勉強仲間を作るとか、メールマガジンを発行するとかはまだまだ敷居が高い・・・。数値化で進捗を管理、とかアウトプットで強制力、というのは勝間氏の本で学び、実践中。隙間時間の活用はがっつりやっている。ただし休日は逆に時間がありすぎて寝まくってしまう（笑）iPodはガリガリ利用している。PCは新しいものを短い周期で買えというのはごもっともだけど、古いPCの処理と、韓国の天才ナンパ師芸能人エディソンみたいに、内部のデータが流出するのが怖くて（笑）、買い替えに逡巡してしまう。これもいいやり方があればいいと思うのだが。。。あー燃えてきた（笑）がんばろー。#たまにハックものを読むと”技”の情報が更新されていい。

2008年03月20日

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本年映画4作目　『≒草間彌生～わたし大好き～』

●映画『≒草間彌生～わたし大好き～』＿オススメ度★★★(満点5点)映画公式サイト2004年11月3日の日記で、彼女の展示を見に行き、さらに本を買った。『無限の網』両方とも大感動。80歳近くでバリバリ活動しまくっている姿を見て励まされる。で、この映画。実際に絵を描いているところを含めてドキュメンタリー的に彼女の生活を追っている。とにかく自分の絵や詩が好き。忘れてはいけない。映画の副題は「わたし大好き」なのだ（笑）。雑誌に載った自分の詩を読み返して、「素敵な詩ねぇ」。描き終えた自分の絵を見直して、「素敵な絵ねぇ」。特に自分の内面を晒すスタイルの芸術家だから、自己肯定的でないととてもやっていけないのだろう。それでも少女の頃は自殺を試みたこともあるというから人は変わる。キャンパスにマジックでグイグイと描きまくる。色は使わず、偏執狂的な（褒め言葉）線や円を使いまくる。自分の中にイメージが降りてきて、それに従うだけ、とのこと。前世は絵描き・来世も絵描きになりたいという人は作りが違う。誰の影響も受けたことがない、と。自分の中から湧き出てくるからそうなんだろう。しゃべり方とかは普通の人とは違い、ちょっとおかしいが、いかにも芸術家。上映館の渋谷ライズエックスは38席しかない。ほぼ満席だった。草間好きなら観る価値あり。#好きなことを夢中にやることの美しさ

2008年03月02日

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本年映画3作目『バブルへGO!』

●映画『バブルへGO!』＿オススメ度★★★(満点5点)前にテレビでやっていたのを録画していた。気楽に楽しんで見られる。年齢的にバブル時代を享受できなかったので、なんとなくあこがれはある。後から考えると、あのとき得た富をきちんと取っておけば苦労することはないのに、とかバブルがはじける前に備えなければいけないのに、と思うが、実際にその時代にいるときは不可能。そんな雰囲気も分かる。人間は同じ過ちを何度も何度も繰り返す。投機家はそこから収益を得なければいけない。しかし阿部寛は使いやすい役者だな～。マジメもユーモアも両方出来る。#一生に一度はバブルを味わいたいが。

2008年03月02日

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本年映画2作目『麻雀放浪記』

●映画『麻雀放浪記』小説はよく読んだが、映画ははじめて。1984年制作だが、意図的にモノクロで作っていて、風景も戦後の荒れた感じを再現している。やっぱり博打はロクでもないなぁと改めて感じる。でも、ロクでもないから燃えるものがある。手積みが完全に廃れて全自動のみとなっているが、やっぱり味気がない。役者が頑張ってる。坊や哲：真田広之ドサ健：鹿賀丈史女衒の達：加藤健一上州虎：名古屋章出目徳：高品格八代ゆき（オックスクラブのママ）：加賀まりこまゆみ：大竹しのぶこのときの真田弘之って、ロンドンブーツの惇に似ている？鹿賀丈史は迫力出してる。世間の常識から見ると博打うちは馬鹿だけど、命の輝きがある。久しぶりに打ちたくなった。#今は限られたリスクしか取っていない。

2008年02月23日

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本年映画１本目『レンブラントの夜警』

●映画『レンブラントの夜警』ピーターグリーナウェイ_オススメ度★(満点5点)映画『レンブラントの夜警』ピーターグリーナウェイ監督は学生時代好きで、『コックと泥棒、その妻と愛人』、『ZOO』、『数に溺れて』などなどほぼ全作品を観た。大勢で食い、しゃべりまくるものすごいエネルギーのあるシーンを出したり、静謐な中にもごてごてした小道具をちりばめた美しさを演出してみたり、マイケル・ナイマンの繰り返しながら少しずつずらしていく音楽との相性のよさがものすごく好きだった。そういう意味で、まぁ新作は追いかけていこうという思いがある。ただこの作品はよく分からん、の一言。趣旨は分かる。レンブラントの絵を読み解きながら彼の不思議な晩年などを読み取って行きたい、と。ごもっともな映画制作の動機。テーマは面白いよ、確かに。でも、だから？という一言で終わってしまう。面白くない。劇場の芝居を思い起こさせる雰囲気は分かる、でも、だから？理解力が足りない、の一言かも知れんが、そこまで鑑賞者に求める映画のほうが、分からせる努力が足りない、と思う。#でも多分また新作が出たら見る。

2008年01月15日

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本年13冊目『眼力』齋藤孝

●『眼力』齋藤孝_オススメ度★★(満点5点)著者は、『～力』シリーズ好きでブランドを作ろうとしているようだ。『質問力』とか『コメント力』とか著書多数。これは色んなシーンで人を見抜くときに必要とされる「眼力」の本。この本が面白いというよりは、ここで紹介されている『氷川清話』勝海舟が面白そうだと思った。勝がどのようにして人間を観察し、評価しているか、西郷隆盛という人物を見極められたが故に江戸無血開城という大きなことが出来た、というところが描かれている。幕末というものすごい激動の時代では偉大な人間が出るもんだ、ということがよく分かる。人間は追い詰められると力が出る、というがその国の人物も、国が追い詰められるとよく育つということなのかもしれない。安逸に過ごせる国にはその程度の人物しか育たないというと全く納得できる。・自分の中にシンプルなふるいを持てこれはなかなか面白い。自分の中では漠然と持っているつもりなのだが、明確に言えるかというと自信がない。一つの基準を持っているとその基準に基づいて人を判断する、という経験が積めるのでその基準も練れてくるということ。・二つの座標軸で人を見るといい。例えば、「自己客観性」と「自己肯定力」。これらをどの程度のバランスで持っているかで人を判断する。自分で考えると、どうしても自己客観性が失われることが多いので、これは人に聞くなどして絶えず意識していこうと思う。昔は自己否定力の塊だったが（笑）、今は考え方を変えて大分肯定できるようになった（笑）。特に欲望についてって書くと変だけど(^^;まぁやりたいことは今すぐやれって程度ね。#人を見る、自分を見るときの「眼力」。まぁ確かに意識すると面白い概念。

2008年01月14日

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DVD「世界最強虫王決定戦第2回」～怖いもの見たさ

●本物のムシキング「世界最強虫王決定戦第2回」というDVDを観た。虫が嫌いな方はクリックしないように！この画像を見ていただいて、「キモッ！」とか「グロッ！」とか思った方、正常です（笑）でも、少しだけ関心を持った方は一見の価値あり。「怖いもの見たさ」という言葉がこれほど当てはまるDVDはない。気持ちわりー、と思いながらついつい見てしまう。クワガタ同士の対決で、投げ飛ばして勝ったクワガタがまるで勝ちどきをあげるかのように震えて直立する姿は意外と感動モノ。同じ昆虫同士でなく、異種格闘技戦のような種類のDVDを見るのが新鮮で面白いと思う。「動物虐待」は色々とうるさいけど、「昆虫虐待」はまだうるさくないから、この分野に目をつけたのはビジネスセンスあるなと思った。あー気持ち悪かった。でもいつかまた見てみたいかな。#あんまりはまらんよーにしたい

2007年11月18日

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映画『ヱヴァンゲリヲン新劇場版　序』

●あれから10年？！新宿17時の回で見ようと思って、その10分前に行ったら立ち見、と言われ凹む。上映40分前には来てもらったほうがいいですねぇ、と言われ素直に時間つぶして行ったらOK。エヴァをなめてた。上映始まってから1ヶ月くらいたっているはずなのにまだこの人気か・・・。ヲタクばかりかと思ったら意外とカップル多かった。色々と違うところが多いので、多分予習してから行ったほうがいいと思われます。全く昔に見たっきりなので、ああこんな話だったなぁと思うところや、ちょっと違うかなというところが入り混じって、違いがよく分からなかったので。＄＄以下ネタバレあり注意。・シンジの声が高い！（笑）声優が自分の声を同質に保つのは難しいよなぁ。今リメイクが流行っているけど、声優が元気なうちにやらないと、銀英伝のヤン・ウェンリーの声優のうちに死んでしまったり、声が変わってしまうことがあるんで難しいのぉ。ここ10－20年くらいがタイミングだろう。・当然だが画像綺麗。使徒が死んだ後の血ばら撒きは気持ち悪くていい。・改めて見ると、シンジの「逃げちゃダメだ」で命令無視のナイフブッ刺しはイマドキのキレる子供の先取りだったのかな。流石だな。・カヲルはちょっと出番早いけど、今出たほうが次回への期待をあおれるから大正解だろうね。・リリスの顔が違う！だからどうしたって感じだが。・大分テレビ版と違う話になりそうで次回以降はそれなりに期待できそう。・四部作ということだが、「序・破・急」の次は？ #まぁ面白かった。

2007年09月29日

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映画「ジョジョの奇妙な冒険_ファントムブラッド」～越えてほしかった

●映画「ジョジョの奇妙な冒険_ファントムブラッド」_オススメ度★★(満点5点)映画「ジョジョの奇妙な冒険_ファントムブラッド」を観にいった。私が中学生の時に始まった漫画だが、今に至るまで心の一部に棲み憑いた作品である。初めて読んだときの衝撃は忘れられない…。この擬音はなんだッ！(^^…例「URYYYYYYYY（うりぃぃぃぃぃ）」この肉体はなんだッ！(^^…筋骨隆々としたイタリア彫刻を思い浮かべてください。この台詞はなんだッ！(^^…「ディオォォオオーーッ　君がッ　泣くまで　殴るのをやめないッ！」経験を積むにつれどんどん絵が上手くなっていく。普通の漫画家とは違う世界を、言語感覚を持ち、荒木飛呂彦にしか描けない独自の線を持っている。「ジョジョの奇妙な冒険名言集」というサイトを見つけた。読んだことある人にはイチイチおもろい。読んだことない人は、なんとなく雰囲気を味わってほしい。で、何か感じることがあるようなら原作を読んでほしい。ストーリーを展開させるたび、新しい概念を産んでいる。ユーモア感覚があり、グロテスクさもありながら決してバランスを崩さない。常識と変態の間を行き来するバランス感覚と圧倒的な筆力。近作「スティールボールラン」は流石に驚きも減ってきたが、安定したレベルを保ってはいる。一生追いかけざるを得ない。さて、映画だ。。。荒木飛呂彦が自分の作品を絶えず越えてきた事を思うと、あまりに寂しい仕上がりとなってしまった。原作を大事に思う気持ちは分かる。時間的制約があった事情もよく分かる。でも、越えなければ。尊敬するが故に越えなければいけない。ところどころ綺麗な絵も入り、まぁ動いているからいいか、と思えるところもないではない。しかし、原作のエッセンスを綺麗にまとめようという意図のほうが強く出ている感がある。原作は骨格だけ残して、もっと激しくイヤらしく台詞を言ったり、絵で遊んだり、頚動脈をブラブラさせるところをもっと吐きそうになるくらい描いてみたり、何か出来なかっただろうか？荒木飛呂彦も、ジョジョファンも、原作を忠実に再現することを望んでいるだろうか？いるのかもしれない(^^しかし、それでも、越えなければ。越えようという意思を明確に示さなければいけない。たかだか２０年来のファンごときに偉そうなことを言われたくないかもしれない。漫画も画集も買いそろえた程度で生意気なことを言われたくないかもしれない。それでも、ジョジョに関わる人間なら、「俺は人間を越えたぞーー」というディオの精神に則り(^^越えて行きたいと。そう思う。#映画の観客の年齢層が意外と若いのには驚いた。

2007年02月24日

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映画『不都合な真実』～温暖化やばい

●映画『不都合な真実』_★★★★(満点5点)映画『不都合な真実』地球温暖化の話。データや写真をちりばめて、温暖化危機について元・大統領候補アル・ゴアが訴えるスライド講演を中心に組み立てられた映画。データ・チャートが多く説得力がある。じゃぁ具体的に何が出来る、というと日本では大体語られていること。いわく省エネ製品を買う。外出する時は車を使わず公共機関を使う。なるべく歩くか自転車利用。木を植えよう。アメリカは京都議定書も批准していず、まだ環境問題に対して関心が少ない、もしくはそれほど問題ではない、というふりをしている人が多いという印象を持たされる。経済発展と環境保護は必ずしも対立しない、ということをもう少し強く訴える必要があるのだろう。ゴアのスライドは説得力もありユーモアもありスピーディーでもあり、なかなか面白い。日本の政治家でここまでうまくプレゼンできる人がいるだろうか？日本人はアメリカ人よりも一般的にプレゼン能力が劣る、と思わされる。今こそもう一度大統領に立候補したらどうか？情熱は買いたい。#一見の価値あり。

2007年01月28日

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映画『ゲド戦記』_否定的ネタバレ感想あり

●映画『ゲド戦記』_オススメ度★★(満点5点)http://www.ghibli.jp/ged/このHPをクリックして流れる音楽と映像はなかなかいい。実際に映画館でこの歌を聴かされると、気恥ずかしくて…。確かに歌唱力はあるが、歌いだすシーンに入り込めなくて…。長い原作の一部を映画化したので、世界観をある程度説明できていないのはまぁ仕方ない。だから、「難しかった！」という感想は当然だが、ある程度は自分で補完すればいい話。ただ、それでも補完しきれないところは、作品が不親切、ということ。作品に自分が合うか合わないか。＜以下ネタバレ感想のため、読みたくないヒトは読まないように＞＜いいところ＞・アレンが「影」に乗っ取られて？狂気を顔に前面に出すシーンはいい。端正な顔立ちをした主人公が発狂するのはギャップがあって大変いいこと。・アレンが奴隷として捕まってしまい車で運ばれる時の諦めきったような表情はいい。結局、アレン萌えのヒトは良かったんじゃなかろうか。映像はさすがジブリ、ということでクオリティはいい。・「真の名」を教えることが相手への従属や信頼を表している、という設定はなかなかいい。kupangeを名乗っているこの俺には「真の名」があるわけで。本名以外に「真の名」があったら面白いなぁ。自分で決めるんだろうか、それとも親？それとも超自然的な存在から？＜わるいところ＞・物語としてカタルシスがない。もちろん原作が長くて、その一部しか出来ない、という事情は分かるが。・言葉ではなく、物語で「世界は均衡を崩している」というメッセージを描けていたのかどうか。描けてないと思う。現代世界の命を軽く扱う風潮や、なんとはなしの世界の不均衡への不安、クスリなどを取り上げたのは分かるし、問題意識も分かるが、ストーリーとしてどうだったか、エンターテインメントとしてどうだったか。疑問が残るといわざるを得ない。・「命を大事にしない奴なんて大嫌いだ！」って有名なテルーの台詞。何故そこで言うの？という唐突感。アレンが父を殺したことが分かったの？なんとなく？ありえねー。お前、命を助けてもらっておいて、なんでそんなこというかな？どっかのレビューで読んで笑ったのが、結局主人公二人が人を殺しておいて、「命を大事に…」ってコピーはねぇだろう、というところ。・結局、アレンが父を殺した理由がわからない。影に乗っ取られたんだろうが、それでもよく分からない。・とにかくエンターテインメントとしてイマイチ。#まぁでも観ないと分からないところもあるんで後悔はしていない。

2006年08月13日

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映画『TRICK劇場版2』～単純に笑うため

●映画『TRICK劇場版2』～オススメ度★★★(満点5点)決して仲間由紀恵を見に行っただけではない。以前テレビでやっていたのをチラッと観たことがあり、そのとぼけた台詞回しと阿部寛とのかけあいが面白くて印象に残っていた。今回テレビシリーズの一部を復習した上で見に行った。一言、単純に楽しめる娯楽作品として良い。なぜいにしえのギャグが出てくるのか、とかなぜ教祖はああいう結末を迎えなければならないのか、とかはどうでもよく、単純にアホだなぁと楽しめばいいだけ。仲間由紀恵のように清楚な顔立ちでいながら、乱暴な話し方をされるとそのギャップがいいんだろうなぁ、きっと。結構客席も混んでいて、笑い声も聞こえて、大変ゆるくて楽しい空間が出来ていた。一応これが「最後」としているようだが、明らかに次回作にも意欲満々と見受けられる。その時に備えて復習しておこう。#事前知識を仕入れた上で行ったほうがより楽しめること間違いなし。

2006年06月25日

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『24_シーズン４』～すばらしい

●『24_シーズン４』_オススメ度★★★★（満点５点）シーズン３が死人出まくりで後味が悪かったのだが、今回はいい。もちろん死人は出るが、物語の展開上やむをえないなと思える程度。このシリーズでテーマとなっている、組織と個人のジレンマ（仕事や愛情）が集大成のようにきっちりと描かれている。CTUで働いていると、時には仲間を見捨てたり、親の死に目に会えなかったり裏切ったり裏切られたりすることも多い。テロに対抗する、という時点で非人道的な行為が必要とされていることもある。しかし、主人公ジャックのように根っからそのような仕事が向いている、目的のためには手段を選ばないことも出来る精神的な強さを持ち合わせている人もいる。一般的な家庭的な幸せは不可能。ということからすると、今回の結末は非常に自然なものだったといえる。残念だなぁと思いつつも、納得できるものだ。物語の濃密度合いはすごい。次から次へとテロ行為が行われ、どれかひとつだけでも十分物語となるのに、惜しげもなくネタを出してくれる。トニーファンとしては、今回の措置は良かったなぁとおもう。しかし、ミシェルは綺麗になっていたなぁ。エアフォースワンや核関連資料「フットボール」がこんな感じなんだぁと思わせるのもなかなか面白い。感情的にアホみたいに騒ぎ続ける司法長官の息子は癇に障った。いらだちを他人に見せ付けるのは良くない。もっと冷静に生きてほしい。俺が昔自分の感情をすぐに出していたことを思い出してしまうため、ますますいやになる。しかしそういうことを書くと、じゃあこの日記で自分が日常腹立つこととかいやなことを書くというのはどうなんだ、と自問してしまう。自分なりに少しは消化しているつもりだし、読むのがいやならこの日記を読まなければいいわけだから、まぁいいかな？と思っている。ずいぶん本題から離れたが、大変いいエンターテインメントだと思う。#で、ベルースはどこ？(笑)

2006年06月10日

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『GOAL!』～まぁ適度に安心して見られる映画

●『GOAL!』_オススメ度★★（満点５点）W杯狙いのサッカー立身出世映画。正直ご都合主義で、うまいこと行きすぎ。いろんな悲劇や挫折を入れて、深みを出そうとはしているが、基本は脳味噌空っぽにして楽しむ映画。まぁそこそこ楽しめる。そうはいっても、祖母の孫を思う気持ちには涙が出そうになったり(^^;肉親の情関係には弱いんだよなぁ、オジサン。ベッカム、ジダン、ラウールが出てきたのには驚いた。ちょっとだけだけど。『GOAL!２』も予定されていて、レアルが主体になるらしい。レアルも実績は残せないから、こういうところで宣伝して金儲けに走るしかないというのが実状なのだろう。そんなに見ようとは思わない。#フィクションよりも面白い現実がもう目の前に迫っている。

2006年06月03日

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『24_シーズン3』～観終えた。

●いいんだか、悪いんだか…。なんとも後味が悪かった…。純粋に幸せで終わった人っているのか？いないよね？不幸連鎖。なんだか観ててげんなりした。そうはいいながらもまたシーズン４も観るんだろうけど。緊張した時に人は美しく見える、というのはよく分かった。暗闇に浮かび上がる顔もなかなかいい。とにかく毎回起こるスリル・サスペンスに胃が痛くなる。相当ストレスに弱い(^^;シーズン3にもなると、登場人物に感情移入してきて、その不幸に心が締め付けられる。結局、失うものがない人のほうが強いのだろう。勝負においては。そこで、福本伸行の描く<a href=http://ja.wikipedia.org/wiki/%E3%82%A2%E3%82%AB%E3%82%AE_(%E6%BC%AB%E7%94%BB)>『アカギ』</a>が最強ということになる。でも、凡人は何かを積み重ねようとする。それが安心、安定に繋がる。何か新しいものにチャレンジする。今までのものを捨て去る。そういうことを今回個人的にするに当たって、不安でもあり、期待もあり、大変これは複雑な感情。凡人なので、なかなか整理がつかない。簡単に新しいものに身を委ねることができない。それは、本当に感じている。とにかくがむしゃらに、緊張して美しい顔を目指して行こう。#さあ、がんばろう。

2006年04月16日

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『24_シーズン3』Vol10、AM8:00～10:00～凡人としては

●『24_シーズン3』Vol10、AM8:00～10:00昨日と同じ。絶対俺と俺の関係者(?)はCTUでは働かせないぞ、と言う決意を固めるだけ。警官も駄目だな。天涯孤独の人以外、いわゆる「悪」と戦う場所にはおけないんじゃないか。完全に安全な場所、というのはない以上。大変疲れてしまう。そりゃ人質に取られたら従っちゃうよ。ミシェルが大変美しい。室内で仕事している時はそうとも感じなかったのだが、現場に出て生死の境で懸命に働いている姿は研ぎ澄まされて大変に美しい。これは誰にでも起こる現象かもしれない。安全だけを考えると、働かないで寄生しているのが一番だなとも思うが、ミシェルの美しさを見ると、人間として成長するのはある程度追い詰められた時なのかもしれないとも思う。私はほどほどに生きたいと思う。#結局、凡人。

2006年04月09日

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『24_シーズン3』Vol9、AM5:00～7:00

●『24_シーズン3』Vol9、AM5:00～7:00悲しい。CTUでは働きたくない。何のために働いているんだろう。国家のため、正義のため、自己実現のため…。そうはいっても、大事な人に危険が及ぶような仕事ってナンなんだろう。誰かがしなければならない。それはそうだろう。なぜ貴方がそれをしているのか。納得ずくとは言っても、本当に心からそう言えるのだろうか。確かに大変で、尊敬に値する。自分がそれをしたいかというと別問題。人に尊敬されるためには己を捨てるくらいでなければならないのだろう。別に尊敬されたくはないが。まー結局、全てが面倒くさい。やりたいことをやりたいだけ、というありがちな凡人の本音で終わり。#なげやりなわけではないが。

2006年04月08日

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映画『機動戦士Zガンダム3～星の鼓動は愛』～主人公も観客も救われたのかも

●映画『機動戦士Zガンダム3～星の鼓動は愛』_オススメ度★★★(満点5点)映画HP第1作の感想はこちら。最後の締めの言葉はないな、今読むと。恥ずかしい。死にたいほどではないが。2005/6/10の日記第2作の感想はこちら。内容より声優の話か。2005/11/6の日記ひとこと。「怪作」から「普通の作品」に変わった。ご存知の通り、オリジナル作品は主人公であるカミーユが戦いを繰り返し、人の死を見続ける過程で少しずつ「壊れていく」「狂っていく」様が見どころであり、当時ではあまり他に類を見ない描き方に意義があった。そこに価値を見出すかどうかは観客次第でありはしたが。私は、そういうオリジナルだったからこそ、物語の細部は覚えていなくても、心に引っかかりを持っていた。今作は、狂わない。ちょっと狂いそうな場面は残していてくれてファンにはありがたいんだが、綺麗に終わる。主人公は救われた。20年の時を越えて。よかったんじゃないだろうか。単純に。男と女がお互いに色んな目的を持ちながら求め合い、利用しあい、ぶつかりあい、結ばれていく。ここを描きたい、という気持ちは監督の中で一貫しており、様々な群像が見られる。そのどれか類型を自分の身に置き換えて見た人も少なくあるまい。一途に求めるヘンケン艦長のつもりでいながら、どこかで本当には欲していないシャアであったのかもしれない、とか（爆）足掛け一年弱かけて三作見終えて、ほっとした。前売りまで買って確実に見ることを自分に課していたが、満たされて、人生の目的を一つ失ってしまった（笑）ファーストは新訳しないだろうけど、ZZくらいならやるのかなぁ。それはあんまり興味ないかも。#うん、良かったのかもしれない。これで。

2006年03月18日

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DVD『24』第9,10話～俺なら耐えられない

●『24』第9話、10話。_オススメ度★★★(満点5点)まー、見続けるしかないところ。面白いんだけど、スリルを感じるところはスリルを感じるんだけど、ちょっとマンネリ気味かなぁ。懐かしい顔も出てきて、いーねー、と思わせたりもするのだが…。でもまぁ、クオリティは高いよ、明らかに。とにかく、シーズン1で感動を味あわせてくれた恩に報いるため、見続けるのみ。#どっかでバシッと大転回するとは思うのだが…。

2006年03月04日

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『24シーズン３、第5、6話』～金に困ると犯罪に

●『24シーズン３、第5、6話』_オススメ度★★★(満点5点)全ての謎が深まり、面白くなってきた。麻薬の運び屋で金稼ごうとして危険な目にあったカイル。父が失業して家賃も払えないのが原因。結局は、金。そして、倫理観。どれだけの危ない橋を渡ることが出来るか。もしくは渡らないか。食うのに困らない金と、いざという時の蓄えや保険。何かしらのリスクは負うのだろうが、そのリスク管理はキチンと。やっぱり安定的な不労所得だよなぁ～。株での収益なんていつ溶けるかわからんし。ジェイコムで儲けた人みたいに８０億儲ければ流石になんにもしなくていいんだろうけど。結局、何を見ていても自分の生き方につなげることになる。で、今んとこ生き方＝金の面は結構強いなぁ(^^;#ホントはそうでもないんだけれど

2006年02月12日

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『24シーズン３、第3、4話』～危険な仕事

●『24シーズン３、第3、4話』_オススメ度★★★(満点5点)そりゃ、面白いわな。動きが出てきて、やっと「はっ」とするような感じになってきた。夫や恋人が現場に出て危険に晒される場合、どうするか、という問いをこのシーズンでは取り上げるのかな～。まぁ危険な仕事はしないようにしろと言いたいのだが(^^;それでも自分が置かれている立場ややれることを考えると、危険はやむなし、として報われることの少ない仕事に没入していくんだろうか…。それだけ意義を感じられるというのはうらやましいことはうらやましい。毎週2話ずつ見るペースになっているが、まぁ気楽ではある。いつもは徹夜も辞さず一気に見るパターンが多いのだが、たまには肩肘張らず、ゆっくりと見るのも悪くはない。#来週も多分見る。

2006年02月05日

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「２４」シーズン３の１,２話感想

●CTUが頑張ってくれているから我々が安全に暮らせることを忘れてはいけない。「２４」シーズン３の１,２話を見た。以下散発的感想。今度はウイルスだ！あー潜入捜査ってやだよなぁ。俺顔に出やすいから絶対ばれるよなぁ。あー結婚したんだ。あー大統領も女性なしでは厳しいよなぁ。あれ？警備の人ってあの人？大統領の弟も立派に成長したねぇ。いろいろと駆け引きできるようになって…。立派に黒く染まってきたねぇ。キムもパソコン詳しくなって…。俺にＷｏｒｄを教えてくれ！！！しかし皆さん色気出してるねぇ。大したもんだ。一応この２話だけでも大分話の展開が出来そうなうまい布陣だなぁ。これで全部に肉付けしていけばまぁ話は転がるわなぁ。しかもどんでん返しも用意しているんだろうから大したもんだ。早めに続きを見たいもんだ。#あー安全に暮らしたい。いまんとこ安全だけど。

2006年01月29日

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映画『TAKESHI'S』～北野武と同時代を生きる幸せ

●映画『TAKESHI'S』_オススメ度★★★★(満点5点)映画『TAKESHI’S』を観た。ヴェネチアでは不評だったらしく、日本に戻ってきてから監督がテレビに出まくって宣伝していた。まぁ不評だったのも分からんでもない。しかし私は観終えて幸せに浸りながら銀座の夜を歩いた。北野武監督作品を全部観ているからこそ分かる引用の数々。夢をグルグル積み上げてひっくり返して楽しくまとめながら、過去や欲望を引っ張り出して自分の運命を振り返る。そういう自伝チックな作品。これまで撮った１１作品の集大成だ、と武自身も言っているようだが、結局創作者は自分自身を語るさだめにある。いいと思うけど、これで。自分の足を引っ張る存在、金、女、芝居、暴力、銃、車、色んな象徴が出てきては消え、武自身の存在の一部となっている。岸本加世子がうまいこと憎たらしい役の演技をしている。京野ことみはいいなぁ。愛人としてぴったり。北野映画といえば久石譲が音楽の定番だったんだけど、前作『座頭市』からタップダンスを取り入れたせいか変わっちゃったんだなぁ。何かを得るときは何かを捨てなければならない。北野映画はそれこそDVDでも買って何回か見直す価値がある映画かもしれないと思う。『キッズ・リターン』はあまり評価できないけれど、見直せばまた何かあるかもしれないし。北野武が好きな人、その映画が好きな人以外は観ても仕方ない映画だと思う。#引用や象徴を解説するよりも、純粋に楽しめるところを楽しむ映画

2005年11月27日

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『エターナルサンシャイン』～私は消さない

●映画『エターナルサンシャイン』_★★★★(満点5点)レンタルで借りられなかったので、DVDを買ってしまった。贅沢～。タダの恋愛映画かなぁと思いこんでいたけど、観てみるとなかなか内容がある。別れたい人、別れてしまった人との記憶を消せるとしたら？誰でも一度は考えるシチュエーションが現実に可能となったら、どうなるかというお話。結局自分が好きになる人の傾向は似ているんだよなぁ。「記憶をなくしてももう一度君のことが好きになるよ。」よし、次はこれでいこう（笑）多分本当にそうなりうるとも思う。人間、そう簡単に好みは変わりませんって。問題は、付き合った後別れてしまった場合。記憶をなくしてもう一度付き合っても、また別れることになるのか。一度付き合うというだけでまず大きな第一関門は突破しているわけだから、あとはお互いの生活における譲り合いになるのだろうか…。それとも、付き合うのは簡単で、続けていくことこそ困難で、結局別れる運命の人は別れるのか。この映画においては、衝動的に別れてしまったということで、十分続けられるという形で終わらせたい感じではあるし、みんなそう思いたいだろう。そう、ただのハッピーエンドではなく、さぁ本当にこっからどうなるの、と思わせるところも憎い。単純な映画ではない。時間軸や脳内記憶をいったりきたりという感じなので、見る人によっては戸惑うことも多いかもしれないが、まぁこれくらいは難しいと言わず処理したいものだ。なかなかお勧めです。#ケイト・ウインスレットもタイタニックの時より美人になった？

2005年11月26日

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映画『機動戦士Zガンダム2』～映画のテーマをキャスティングにまで

●映画『機動戦士Zガンダム2』オススメ度★★(満点5点)2005/6/10の日記で、前作の感想を書いてます～。あれからもう5ヶ月か…。○良かったところ～・新しい画が増えた。・戦闘シーンはなかなか良い。・台詞「いいな」で笑える（観た人しか分からない(^^;）･主役どころの声優の声が20年前とほぼ変わっていない、というプロフェッショナルさ。○わるかったところ～・声優に対する違和感。特にサラ役の池脇千鶴。なんともわざとらしい。フォウはそれほど気にならなかったが、ネット上では相当盛り上がっているらしい。新しく役を手に入れた声優が音響監督に対して枕営業をかけたとかなんとか。・ラストが劇場第一作と比べてあまりにも盛り上がらなさ過ぎ。特に、不正声優交代疑惑については相当盛り上がっている様子。観終えてからチェックした。これが原因で映画ボイコットとか言っている人もいるとかいないとか。変えられちゃった声優さんの証言。結構本当っぽい。読み応えあり。事情知らない人でも面白いと思う。http://www.saeko.gr.jp/four_zeta_1.shtml某音響関係者の言葉。　　「あの人（Ζガンダム音響監督）はあの子（新フォウ役）お気にだから」どこの世界も人の感情で色々と決まっちゃうのね～。テレビ版を見たことがない人には本当にわけが分からない作品で、不親切であるのは間違いない。全般的に、次の第三作で大団円を迎えるためのキャラクター紹介、色々な伏線引き、という内容だったと思う。まぁ一応観ておかなければいけない作品なのだろう、出来はともかく。#伝統的作品が、人の感情で汚されてしまった…んだろうね。どうでもいいけど。

2005年11月06日

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映画『SHINOBI』～仲間由紀恵を観に

●映画『SHINOBI』_オススメ度★★(満点5点)映画『SHINOBI』を見てきた。日曜の最終回ということでか、人気がないからか、ガラ空きだった。山田風太郎の原作は読んだことがないが、せがわまさきの漫画『バジリスク』の方は読んでいた。追いかけ損ねてしまって、結末を読み損ねた。DVDも出ている様子。話の骨格は知っていたのでどうでもよくて、とりあえず今回は仲間由紀恵を見に行った（笑）それだけの価値はあったような気がする(^^;頑張って演技していた。オダギリジョーはなんとも若くて甲賀最強の忍としての迫力は出せていなかったが、ファンなら全然許せるのだろう。内容はまぁどうでもいいなぁ。戦闘シーンは漫画のほうがいい、と感じてしまったのはどういうわけだろう。CGだなぁ、ハイハイ、とあっさり片付けてしまった。これ、映画ファンドだったんだね。1口10万円。収益に応じて配当がある。この客の入りじゃ、元本すら危ういと思うが…。仲間由紀恵と、オダギリジョーを揃えて、人気漫画を題材として、浜崎あゆをテーマ曲に持ってきて、松竹が宣伝に力を入れる、という形なのでまぁ外面的には頑張っているが、なんで駄目なんだろうなぁ…。映画は漫画にかなわない？映画開始前の宣伝で北野武の『TAKESHIS'』が11月5日公開と知る。海外ではイマイチな評判だったらしいが、この監督は追っかけるべき、と思っているので、確実に観る予定。あとは、芸者の話なのに、日本人でなくチャン・ツィイーが主人公の『SAYURI』、ベタっぽいけど、『大停電の夜に』は観たいなぁと思った。後は、東京国際映画祭が来週から開催されるらしい。#虚構の世界で現実をひと時忘れた（笑）

2005年10月16日

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映画『亡国のイージス』～役者充実、観るに耐える邦画

●映画『亡国のイージス』＿オススメ度★★★(満点5点)特段趣味に合う映画ではないのだが、松竹の株主優待券で観られることと、役者がしっかりしていそうなことと、原作も有名でしっかりしていそう、ということで観てみた。結論から言えばそれなりに期待を裏切らない作品だった。乗っ取られたイージス艦先任伍長と如月の戦い、乗っ取った日本人側、乗っ取った某国工作員、対策を考える内閣側それぞれが映画という短い時間で描ける限りキチンと描かれてあった。如月と某国工作員ジョンヒの関係がワケ分からなかった。いきなり水中でキスするか？まぁ心が通じ合い始めたらしいが、映画では分からない。ヨンファとジョンヒの関係も映画だけではよく分からない。まぁ時間もないから仕方ないのだろう。本では各登場人物について書き込みがなされているだろうから、映画で関心を持った人は本を読むとより理解が深まるだろう。ミサイルを撃つシーンや艦内での戦いはなかなかしっかりしていて、それを観られるだけでもこの映画が存在する意義はある。恥ずかしながら無知なものでイージス艦がこの映画で描かれているほどすごいものとは知らなかった。対空ではほぼ無敵だとか。日高義樹の本で、アメリカはイージス艦を保有し中国にミサイルを向けており、撃墜される可能性はほぼないため実質的に中国の軍事力を制圧している、というような趣旨のことが書かれてあったが。役者は頑張っていた。如月役をやった勝地涼は目力（めぢから）があって強い印象を残す。これからもっと使われる役者だろう。先任伍長の真田広之はまぁーいい役だわ。熱血漢で部下のことを思いやり、最後は武勲を挙げる。しかしなぜ、『もののけ姫』ばりの「生きろ」を連呼するのか腑に落ちなかった。ヨンファ工作員をやった中井貴一ははまり役。シリアス無感情をうまいことやって無気味さを残した。乗っ取り副長をやった寺尾聰は寂しさあふれた思いつめ系を上手く演じていた。岸辺一徳は独特のとぼけた味わいで緊迫した映画にほっと一息入れる役目を見事に果たしている。佐藤浩市はまぁ普通。吉田栄作、えっいたの？と思ったが、そういや妙に大げさな乗員の死のシーンがあったなぁ、見せ場を作る配慮があったわけね。まぁどうでもいい。この国は守るに値する国家か、という問いかけは全く心に響かなかった。何かを考えさせられる映画というわけではない。まぁエンターテインメントですな。#本を読めば全く違う世界が広がっているとは思う。

2005年08月20日

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『ミリオンダラー・ベイビー』～感動した人は読まないでください

●『ミリオンダラー・ベイビー』_ネタバレあり。映画_オススメ度★★(満点5点)松竹の株主招待券を持っているので、見に行った。本年度アカデミー賞主要４部門を取った作品ということでそれなりには期待していたのだが、正直それほどか？と疑念。周囲の観客からは啜り泣きの声が聞こえてきた。正直、よく分からなかった…。尊厳死の話に行き着くわけだが、まぁしょうがないよなぁと思ってしまい、しかしそんな感想を漏らしたら血も涙もない人間だ！と思われてオシマイだろうから、このブログにも書けないしどうしようとかなんとか思っていたら、まぁその通りに終わって、はいごもっとも、と言う感じだった…。帰宅して他の人のブログとかを見てみたのだが、感動した、という感想ばかりでまた不安がいや増す。年齢にもかかわらず夢を見て努力する姿は素晴らしい。ボクシングシーンでパンチが当たる時の鈍い音は迫力ある。あっさり才能が開花して勝ち続けるところにリアリティを感じられなかったのかもしれない。毎日教会に通い続けたイーストウッドの背負っている「罪」って結局なんだったの？という分からなさも感動の足を引っ張る。この映画はともかく、感動する映画にあうことももちろんあるわけで、私に感動する心がない、と言うわけではないと思う。感動するツボが人と違うだけなのだろうが、あまりにも他のブログでは絶賛する感想ばかりなので不安になる。まぁ、しょうがない。#人と違うことはうれしいが、たまに怖くなる。

2005年07月23日

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映画『Zガンダム～星を継ぐ者』～大変オススメです

●映画『Zガンダム～星を継ぐ者』～オススメ度★★★★(満点5点)映画『Zガンダム～星を継ぐ者』を観た。初めに言っておく。私はオタクではない。詳しい知識を集めて悦に入る趣味はない。ただ偏見なく、面白いものを探したい、出会いたいと思っているだけで、それが哲学書であろうが漫画であろうが何であろうが、全く関係ない。自分にとって価値があるものであればそれでいい、と考えている。子供の頃はTV版ガンダムをあまり見ていなかった。歌を知っているのと、シールをなんとなく集めていたくらい。大学生になって悪友に誘われ(?)観てみるとなかなか面白い。あれからもう10年か…。随分と時の流れを感じながらZガンダムに触れた。それほど期待していなかったが、非常に面白かった。異様に密度が濃い。とても90分程度の映画とは思えなかった。２～３時間くらい観ている気がした。テレビ版のZガンダムとは全く違う…らしい。10年前に見た話なので正直きっちりとは覚えていない。一緒に観た悪友Eは、私同様10年前に見たっきりなはずなのに、テレビ版と映画版と台詞の違いまできちんと指摘してみせた。驚いた。やはりこういう人がオタクを名乗るにふさわしい人なんだなぁと感心した。以下は感想。・テレビ版と違ってカミーユ(主人公）が全然エキセントリックでなく、ほぼまとも。・テレビ版の古い映像と映画版のための新しい映像が混在していて少し違和感はある。・タイトルやエンドロールなどで昔ながらの字体を使っていて、オールドファンも懐かしさに浸れる。・明らかに映画用に作った新しいシーンが採用されていて、ストーリーや登場人物の性質が微妙に違ってきている。・戦闘シーンが多く、大満足。・台詞が一部聞き取れなかったり、Zガンダムや初代ガンダムの流れを知らないとなかなかついていけないし、　感動が少なかったりするかも。･初代ガンダムの映画版だけでも観てからこの映画を観たほうがいいと思う。・ラストシーンはなんとなく純粋に感動する。すごい分かりやすさ。日本人なら全員知っている、「アムロ」と「赤い彗星」…。　しかし、「赤い彗星」とはうまくネーミングしたもんだよなぁ。･歳を重ねた富野監督の心の安定を感じる。・なんとかこの調子で2,3部と続けて欲しいもんだ…。・確実に、10月29日公開予定の第二部は観るつもり。・これ当たったら、初代ガンダムもリメークするのかも…。・観てよかった。#れっつ、がんだむ（笑）

2005年06月10日

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『恋愛小説家』～ニコルソン60歳には見えない

●『恋愛小説家』_オススメ度★★★(満点5点)ジャック・ニコルソンと言えば、『シャイニング』の印象が強すぎて、単純に怖さを感じさせる俳優と思い込んでいた。この顔を見よ。もちろんこれは私の偏見に過ぎないわけだが、今回の作品でもどこかヘンな役柄を演じている。『シャイニング』では少しずつおかしくなっていく役を演じており、『恋愛小説家』では妙に潔癖症だったり毒舌を無意味に吐き散らしたりする役を演じており、どちらも日常の中に異界を生じさせている、という意味では共通するところがある。見ているだけで何か異様なことをしそうな感じを与える稀有なキャラクターと言えよう。主人公のように毒舌をバンバン言っておいて、でも実は親切だったり、褒め言葉をちゃんと言ったりすると大分印象変わるよねえ。あー俺も第一印象悪くしないとなぁ、などと映画の筋には関係ない上に実行もしないことを思ったりもする。男二人女一人の旅行というのを体験したことはないが、気になっている女性が別の男と仲良くしているのを見るのは地団駄踏むほど胸が苦しくなる、という体験はしたことがあり(いつかは言わないが）(^^;、映画の中で共感するところがあった。男二人女一人というとトリュフォーの『突然炎のごとく』を思い出したりもするわけだが、突然炎のごとくなりもせず、生命力の少ない私は一人フェードアウトすることが多いわけだが、それじゃいけませんよ、と映画は語るわけだ。大変に心温まる話だ。犬を媒介に男二人も仲良くなり、少しずつ交流が生まれる。人に親切にするには自分が経済的に豊かでなければならない。あーそこに行き着くよね～。いや行き着くのではなく、そうであることで自分の選択肢が広がる、ということか。まーうまく作ってるね。犬も含めてみんないい演技している。綺麗な佳作。見て損はしないと思う。あらすじを見て興味を持ったらぜひ見てください。#会社から帰って一本映画を観られるというのはすごい。なんという豊かな生活！

2005年05月06日

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『24_シーズン2』を見てB'zの歌詞を思い出した

●『24_シーズン2』_オススメ度★★★(満点5点）_ネタバレあり注意通して見ているので、相当疲れた。朝の5時に見終えた。前回のイラク派兵で、結局大量破壊兵器が見つからなかったことを一応反省しているアメリカ人もいるのかな？と思わせる内容。開戦を行うには証拠の検証が如何に大事か、ということを描いている。あれだけのイラク人が死に、アメリカ兵が死に、アブグレイブ刑務所では拷問が行われていた。それでもなおブッシュが再選されたってことは多分過半数のアメリカ人は反省していないんだろうなぁと思っていた。これも乱暴な決めつけかもしれないが。そういやフセインはどうしているんだろう？拷問やサイコ野郎や群集の暴徒化や普通の市民が押し込み強盗する過程とかを描いていて、少し気持ち悪くなるところもあった。政権内での権力争いやその中での議論なども興味深い。議論好きなんだねぇ。シーズン1よりも大きなテーマに挑み、社会性を持とうとしている、という感じを受けた。レンタルビデオ屋でまとめて借りてきたのだが、全部DVDで借りることが出来ず、吹き替えのビデオで借りざるを得ない巻もあり、観ていて不思議な感もあった。それほど違和感がないのだが、やっぱり字幕と吹き替えとでは違う。字幕のほうが好きなのだが、これはあきらかに台詞がこの役者から出ている、ということが分かるから入り込みやすいからだろう。緊迫感・切迫感が違う。聞き取りが出来るわけでもないのだが。字幕を読むのはたまに面倒くさいが。英語と日本語のニュアンスの違いもある。英語だと「Mr.President」と呼びかけるところ、日本語だと「大統領」と呼ぶ。訳としてはやむを得ないのだが、「よっ！大統領！」と軽いタッチで使われることが多い(?)単語なだけに、あまりしっくりこない。メイソンがいい役をしていた。自己犠牲。「幸せを待つのはよせ。幸せは自分でつかみに行け。それ以外のことはどうでもいい。」うーん、その通りだし、よく使われる言葉なんだけど、メイソンの置かれた状況で言われると納得感がある。シーズン2を見ながらなんとなく思い浮かんだ歌詞があった。「必要とし必要とされていること、それが全て。他には何もない。」多分こんな感じだったと思うけど、B'zの奴。一人っきりで生きることは辛い。仕事をしていても、誰かに必要とされているという気持ちがないと、金だけのために働くのは辛い。そういう関係性を仕事上でもプライベートでも作れないと、精神的に辛い。#そう、「他には何もない。」のかもしれない…。

2005年05月01日

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映画『コーヒー&シガレッツ』～共鳴できず・・・。

●映画『コーヒー&シガレッツ』_オススメ度★(満点5点）大学時代の友人と三人で見た。ジム・ジャームッシュ監督は『ダウン・バイ・ロー』で感心して、観続けるようにしている。私だけイマイチとの感想で、二人は高評価。家に帰ってから他の人のHPを見たら、「穏やかな気持ちになれる」、「いい映画をみた」、とほめる記事が大半。形式としては、11の短編。ただしどれにもコーヒーとタバコと音楽が出てくる(確かそうだったはず(^^;）。いろんな場面でコーヒーやらなぜか紅茶などを飲む二人やら三人。何気ない会話の中に情愛が見え、映像もスタイリッシュでいい、意味など必要ない、という友人の評価だった。私としては、コーヒーを飲みながらしている会話があまりにも他愛なさ過ぎて無意味に聞こえ、少し聞いていると、「ああ、あとはこう進むんだな」と分かってしまい、実際その通りに進み、ああそうですか、と興味をなくしてしまう。あまりにも動きが少なくて眠くなってしまう。ネタバレなので、イヤな人は次の文からは読まないで欲しい。一つのシーン。友人を久しぶりに電話で呼び出して喫茶店で会う。呼ばれた方は久しぶりでもあり、会うことも滅多にないせいか、「何か問題があるのか？相談したいことがあるのか？」と相手を気遣う。呼んだ方は「いや問題はない」と答えるのみ。あとは少しずつニュアンスを変えた同じことの繰り返し。結局それで終わる。このシーンを観てどう思うか。映像がないのでなんとも言いようがないだろうが…。私は2回繰り返された時点で、ああこのシーンはこの繰り返しで終わるんだなと察して、不思議に思った。ジャズを聴いて一つのフレーズが少しずつ変えられて繰り返し続いていくのはむしろ気持ちいいのに、会話だとだめだ。このシーンを肯定する人は友情・思いやりを見て取っているのだろう。無粋な私は、「何にも問題ない、ということだけ延々と言うために人を呼び出したのか？」と不思議な気持ちに囚われて一歩も動けない。もちろん、お互い元気そうだということを見ることに意義がないとは言わない。「人と人が会うのに理由がいるのか？ただ会うだけで十分じゃないか？お互いを気遣うその心だけを抽出して描いたシーンなんだ。」そう言われたら反論は出来ない。人と他愛ない会話をする中で情愛の交換が生まれている様子が素晴らしいと感じる人は感じるのだろう。その観点を持って、今回の映画を反芻してみる。確かにそれはそれで心暖まる情景なのかもしれないが、自分の心には響いてこない。もしかしたら私は人と他愛ない会話をすることに意味を感じていないのかもしれない、と疑念を持った。何にでも意味を見出したい、どうせ会話をするなら何かしら新しい感覚か情報を得たいと思っているのかもしれない。思っているだけならまだしも、そういう会話が出来ない時露骨に嫌悪感を出していないだろうか。不安に思った。そんな風に思っている人間に対して気楽に話すことは出来ない。そうやって周囲に壁を作っているのか。自分が言っている言葉にいちいち意味を持たせようとしているのか、というとそうでもない気もするが、あんまり同じ会話が繰り返されると、変えようと思う。異なる人に同じ質問をされても、同じ答えをするのが一番楽なのだが、出来れば少しずつ変えて答えたいと思っている。「地球は一つの共鳴体」(うろ覚えなので確実に間違っているが、こんな感じの言葉）という台詞が出てくる。で、人間同士も共鳴体、ということなのだろう。自分の共鳴体としての資質に疑念を感じたのはこれが初めてではないが、今更ながら不安になる。とりあえず、この映画とは感性が合わなかった。そういって終わりに出来たらなんと楽なことか。穏やかな気持ちになれるいい映画だった。そういってこの文を終えられたらなんと楽なことか。もう一度今までの時間を振り返って、これからどうしたいのか、考え直してみたい。結論は出ないことが分かっているが。#この映画が好きな人は、いい人なんだろう…。

2005年04月23日

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『24、シーズン２、午前8時から2時間』～ヒゲが似合うバウアー

●『24』シーズン2『24、シーズン２、午前8時から2時間』…まぁそんな題名ではないわけだが(^^;シーズン2の初めのDVDを見た。キム（主人公の娘）、強くなったねぇ～。バウアー、すごいねぇ。目的のためなら、下衆の命などには構っちゃいられないってか。前作のラストが確かに効いている。ドラマを深くする材料として、やはりあのラストでよかったんだろう。メイスン、君の気持ちはよく分かる。誰だって自分の命が一番大事だ。ある意味自分に正直。緊迫感ある場面が多く、なかなかこれからが期待されます。テロリストの核爆発阻止がテーマなわけだが、あまり問題が大きすぎても、その危機に感情移入できるかどうかはかえって疑問。その点前作は家族を守る、という身近ながら一番大事なテーマを前面に出して（もちろん大統領候補暗殺阻止というのもあったが）、緊迫感があった。深夜からドラマが始まり、関連性のなさそうな物語同士がどのようにからまるのか全く分からないまま話が進んでいって、最後きっちりリンクするところが素晴らしかった。さてシーズン２はどうなるのか。朝から始まっているので、ちょっと緊迫感が足りない。これは勝手な感想。#シーズン3を見るまで死ねない、という人生の大目標が出来たので良かった。それがなかったら…。死なないけど。

2005年04月22日

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『24,1stシーズン』～燃え尽きた

●『24,1stシーズン』_オススメ度★★★★(満点5点)やっと『24,1stシーズン』を見終えた。「3月2日の日記」と「3月26日の日記」と「4月3日の日記」でも簡単な感想を書いていますのでよかったらどうぞ。数日前我慢できなくなって、歩いて10分強のレンタルビデオ屋についに入会して、まとめて借りて少しずつ見た。あの結末は正直ヒドイと思った。しかし特典映像でハッピーエンドのほうと比較してみると、確かにこちらのほうがいいとは思う。ただ単純に、ニーナとテリーを会わせなければいいのに…。結局家族の崩壊があったほうがドラマとしては視聴者の裏をかいていていいのだろう。そんな簡単にハッピーエンドにはしませんよ、と。で、リックは？(^^;全体的にできのいいドラマだと思う。DVD12枚、24話。1話45分として合計まるまる18時間見させるわけで、緊迫感を持ち続けており、大したもんだ。画面を分割して、同時進行的に各登場人物たちの状況が分かるようにするシステムもいい。やられてみると、何故今までこういうシステムがなかったのか、と不思議にさえ思ってしまう。携帯電話で話す時分割画面でお互いの顔が同時に見られるのもいい。多分このドラマを見た人は、自分が携帯電話で話す時、話している自分と相手の状況を分割画面で見ている自分を想像するのではないか（笑）音楽も緊迫感を持たせて特徴的。もちろんリアルタイムで各方面の場面を進行させる脚本もよくできている。バウアーみたいに外で敵と戦うのは危ないなぁ、やっぱりCTUの中で働くほうが安全でいいなぁなども思う。時間的に相当取られるが、なかなかいいドラマだと思う。多分次回作も見ると思う。クセになる。#ニーナのファンだったので残念（笑）

2005年04月17日

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『24』～午前5時から7時

●『24』3本目。午前5時から7時まで。敵の作戦がある程度見えてきて、大分面白くなってきた。相当用意周到なくせに、あわやバウアーの娘に脱出されそうになったり、意外と抜けているところも。まさかジェイミーがこんな役をしているなんて…。動機は？ずっと夜だったのが、朝になりまた違う展開が見込めて期待が高まる。みんな頭の回転が速くていいよなぁ＜ドラマだから引き続き面白い。また見ます。#さんまのからくりテレビ、ご長寿名人戦で腹を抱えて笑った。こいつらも反応早い。

2005年04月03日

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『24』～午前3時から5時

●面白いんだけど、続けて見るべきもの『24』、3/2にはじめの3時間見て以来、やっと次の2時間が見られた。えー、こういう続き物は間を置かずに続けて見たほうがいいですね。当たり前か(^^;特段忘れてはいないが、前回緊迫していたシーンの続きなのに大分時間が経っているからなんとなく間延びした感じになってしまい、「まだやってたの？」などヒドイことを考えてしまう(^^;ドラマとしてキチンと作られているし、質が高いと思うし、スリリング。あとは見るほうの見方によるだろう。歩いて15分～20分程度のところにレンタルビデオ屋はあるのだが、面倒くさくて宅配レンタルを利用している。郵便でやり取りするので、それだけでも時間がかかり次の作品を見るのに間が空いてしまう。15分歩くのを面倒くさがってしまう俺が悪いのか、自転車を買えば問題ないのか。今、生活態度が問われている。#イラン戦の敗北のショックからか、15時間睡眠を敢行してしまった…。

2005年03月26日

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『24』～午前１時から3時

●これ、見終えるまで死ねない（笑）『24』、午前1時から3時まで見ました～。引き続き面白い。午前1時から2時まで見終えて一言。「えーー、ニーナなの～。ファンになりかけてたのにぃ」（アホ丸出し）午前2時から3時まで見終えて一言。「よかった～、ニーナ～。車に立派な設備ついてるなぁ。ジェイミー、頼れる～。」（適当さ丸出し）そんな感じで、何も考えずに緊張感あふれるドラマを楽しめます。見てない方は、とりあえず見てみるといいかもしれません。んーー、睡眠時間が削られる…(^^;#グリーンスパンは大したこと話していなさそうなので、寝る。

2005年03月02日

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『茄子アンダルシアの夏』～遠くに行くために必要なもの

●『茄子アンダルシアの夏』_オススメ度★★★(満点5点）はじめは、黒田硫黄氏の漫画で読んだ。アフタヌーンに連載していた。茄子を場面場面に出して、色々な物語を紡ぐ。スペインアンダルシアでの自転車レース。田舎から出るために努力してレーサーになって、故郷を舞台としたレースに出場。しかしオーナーから厳しい一言が…。さらにパートナーが…。主人公ぺぺは苦しい立場で苦しい環境で、自分が広い世界に出るために、田舎から出たわけを、故郷に向かって走りながら思い返して…。というような、そんな感じか。「やれと言われたこと以上のことをしてこそプロだ」そんな感じのぺぺの言葉は胸に痛い。それだけ必死。漫画も良かったけど、DVDで見ると、スペインの暑さの中自転車レースをすることの厳しさが伝わってきてよい。また、最後のゴールシーンも見せてくれる。エンディングテーマが忌野清志郎なのがちょっとうれしい。http://www.nasu-summer.com/47分と短い作品だけど、佳作、と言う感じで楽しめます。良かったらどうぞ。#意地、を感じる。意地から自由になろうとしている自分は何なのか。

2005年02月07日

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映画『血と骨』～もっと暴力を！

●映画『血と骨』_オススメ度★★(満点5点）ビートたけしの「暴力」を見よ。たけしが自分の実家を、「息子」がたけしの「愛人宅」を同時に破壊するシーンがある。「息子」の「破壊」のショボイこと。もちろんそういう演出をしているのだろうが、それにしてもたけしの「破壊」の迫力はすごい。うまく狂気を出している。己の言い分を通すためには、暴力を振るう。もちろん社会に生きる人間としてはどうか、という疑問もあろうが、そんなもん関係ない。「ひでぇ」と呟きながらも、見入ってしまうそのエゴの排出。もう少しでカタルシスにまで昇華しそうな暴力・腕力・権力。たけしが刃物を研ぐシーンがある。ぞっとする。こいつにだけは刃物を持たせてはいけない。そんな冷や汗が流れる。しかし、もっと理不尽な、もっと破壊的な、もっと常識外れの、もっと非人間的なたけしの暴力を見せて欲しかった。青臭い息子のすねっぷりはどうでもいい。共産主義もどうでもいい。「北の詩人」なんてほんとにどうでもいい。もっと暴力を。これは映画だ。徹しきったエゴ、全てをなぎ倒す暴力。これが見たい。#映画は現実では得られないものを見られる夢の装置、と言うことで…。

2004年11月21日

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『スパイダーマン２』感想

●映画『スパイダーマン２』オススメ度★★（満点5点）この手のアクション娯楽作品は劇場で見たほうがいい。ビルとビルの間をクモの糸を使って飛び回る姿は爽快感が味わえる。しかもアクションは前作に比べてパワーアップしている。ヒーローの苦悩と科学者の野望と狂気と悲しみをきちんと描こうとしている努力の跡はうかがわれる。ヒロインは敵役に拉致され悲惨な目にあっている時が一番輝いている。もっと激しくいたぶられて欲しかった（ってこれじゃ変態だな（＾＾；）。この映画を見て何か深く考えさせられるとか、感じるとかそういうことはない。娯楽として単純に楽しめばいいのではないか。ちなみに確実に『スパイダーマン３』は製作されます。そういうシーンがあります。#娯楽作品を何も考えずに見るのもたまにはいい。

2004年08月14日

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