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テーマ:今日の出来事(292863)
カテゴリ:音楽
●宝塚_オススメ度★★★★(満点5点)
日比谷の宝塚劇場でやっている、『明智小五郎の事件簿』・『TUXEDO JAZZ』を見に行った。 何しろ初めての宝塚観劇ということで少し緊張していた。 宝塚花組追っかけの友人と一緒に見に行くので、困ったら彼女に聞けばいいとは 思っていたが、未体験なので何が起こるかわからない。 チケット買うところからお願いしていたのだが、2階のものすごくいい席を取ってくれて 大変満足した。 2部に分かれている。 1部はお芝居で、『明智小五郎の事件簿~黒蜥蜴』 2部はショーで、『TUXEDO JAZZ』 ・2部のショーが、当初持っていた宝塚のイメージそのもので、華やかで大満足だった。 見慣れている人に言わせると、相当地味らしいが、初見の私にとっては十分派手で楽しめた。 ブルーのドレスを着て、40-50人くらいが横になって肩を組んでラインダンスをするのは なかなか迫力もあり、大変良い。 70-80人と花組ほぼ全員が出てきて、舞台の横幅を有効に使い、 奥に設置した階段を利用して縦にも有効に広がり、蛍光色をまとい、歌い踊る様は見ていて楽しくなる。 紅白で物議をかもしたDJ OZMAの舞台を思い出す。 人に夢を見させる、楽しい思いをさせるのがショーの目的なのだから、これくらい やってくれないと駄目。十分エンターテインメントとして成り立っている。 白いドレスを着た人が10人ほど座り、舞台が回って前に来る演出はなかなか冴えていた。 最後に主役の男役が白いタキシードに、背中に大きな飾りをつけて現れたのには驚いた。 一瞬見たとき、なんか昆虫の触手か何かと思ってしまった。 主役の娘役である桜乃彩音さんは大変良かった。すらっとしていて、声も色気があり、 踊りも上手い。白いドレスがよく似合っていた。 歌手専科の矢代 鴻さんは渋い声でジャズを歌い、舞台を引き締めていた。 60歳くらいと言うことで、大したもんだ。 タップダンスもあったが、舞台の床板がタップ使用ではなかったため、あまり音が聞こえてこず ちょっともったいなかった。 NYブロードウェイでミュージカルをそこそこ見てきたが、英語なのでやっぱり本当の意味では 理解度も不十分で楽しみきれなかった。 日本語でミュージカルをやって、これだけ楽しめるステージがあるのは本当に素晴らしい。 日本の伝統だから、ぜひともこのまま存続してほしいものだ。 またたまには見に行ってみたい。 ・1部の芝居 芝居の筋はともかく(爆)、途中の背景に出てきた、ボッティチェリの『春』をイメージした女性の顔が ものすごく気になった(^^;正直どうかと(^^; みんな頑張っていていいし、盛り上げや、主役の声のメリハリなどは大変良かった。 娘役の桜乃彩音はもちろん良かった。 少年探偵団役で一番前に出てきた瞳ゆゆさんはちょっと気になった。出世してほしい。 椅子を使った演技とかは普通に魅せていた。 しかし、慣れないせいか、ヅカメイクをした人たちはちっとも区別がつかない。 連れてきてくれた常連の女性は完璧に把握していたようだが。。。 芝居の内容は、黒蜥蜴が、「押し花とコマ」の話を持ち出した時点で半分読めたようなもんだし、 まぁ語るべきこともないかな(^^;。戦後の大変さや、自首しろ自首しろ、などの部分はちょっと しつこい感じはした(^^; ・全体の感想 意外と男性がいたので、少し安心した。 普通にチケット買って入ることも出来そう。 ディープに入り込まなければ、普通に楽しめる世界だと思う。偏見不要。 逆にディープに入ることが出来れば、金さえ心配しなければ幸せになれる世界でもあると思う。 一つの伝統芸能としてぜひとも残してほしい。 宝塚を卒業した人たちがどうなるのか少し心配。 芝居は最小限にして、もっとショーの時間を長くしてほしい。 とにかく、すごく楽しめた。特にショーは。 #頻繁には行けないが、また行ってみたいとは思った。 お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
最終更新日
2007年04月15日 23時42分06秒
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