グリーンスパン暴落
●ジジイ、株の空売りでも仕掛けていたか?もちろん毎日毎日、相場がどうなるかを予測しているわけだが…。月曜日の朝にこの暴落を予想できたか、といえば難しいと答えざるを得ない。金曜日のインド株の動きは、もちろん今から思えば兆候であった。金曜日の海外債券が買われたことも一つの兆候ではあるが、週間ベースで言えばUNCHANGEであり、これをもってリスクマネーの動きを予測するのは困難。商品相場も堅調であり、リスクマネーの逆流は読めなかった。火曜日の中国株の動きは確かに異変。遅くともここで気づくべきなのだろう。リスクの明確化:火曜日の中国株暴落兆候:金曜日のインド株下落底流:円キャリーと楽観の蔓延理由は様々あろう。米国サブプライム、地政学リスク、円キャリーによるeasyマネーはいずれ逆流するべきであったなど。しかし今回トリガーとなったのは、グリーンスパンの「景気後退可能性」発言だろう。明らかに一つのきっかけとなった。パーティーは一旦終わりにしようぜ、と。全く落ち着かない爺さんだ。今回の株暴落は、「グリーンスパン暴落」と名づけられてもいい。「根拠なき熱狂」発言後の市場の動きが参考になるのかとも思う。「死せるグリーンスパン、生けるバーナンキを走らす」この言葉どおり、本日のバーナンキ証言で反論が見られよう。まぁいずれにせよ、当面はリスクマネーの縮小となる。引き続き、生き残ることが一番。超短期のデイトレや超長期の資産運用には絶好のチャンスとなろう。#レバレッジをかけてないので生き残りはしたが、この未来を読めなかったことに釈然とせず。