ヴァイオリン・リサイタルに行って
6月7日土曜日、浜離宮朝日ホールで中澤きみ子さんのヴァイオリンを聞いてきました。オーケストラ以外で生のヴァイオリンを聞くのは、6年ぶりで、以前聞いたのは、甥(当時高校生)のヴァイオリンの発表会でした。今回聴きに行けたのは、このコンサートの招待メールが届き、先着順に受け付けると書いてあって、丁度メールを見たのが、パートが休みの時だったので、日時を確認して、予定が入ってなかったのですぐ申し込みました。そのせいか、一番前席の真ん中から少し左側で、ヴァイオリンとピアノ(ヤンナ・ポリツォイデス)を弾いているのがよく見える場所で、最高の場所でした。(演奏者から2~3mぐらいしか離れていない)クラシックで一番前など座った事がないので、少し緊張してしまいました。 曲目はドヴォルザーク 4つのロマンティックな小作品ブラームス ヴァイオリンソナタ第1番 ト長調「雨の歌op.78クライスラー 愛の悲しみ 愛の喜び オールド・リフレインパガニーニ カンタービレメンデルスゾーン 歌の翼にサン=サーンス ハバネラサラサーテ ツィゴイネルワイゼンアンコール ドヴォルザーク ユーモレスク オールド・リフレインは初めて聞いた曲でしたが、古き音楽の都ウィーンを感じさせる曲でした。 アンコールのは、ユーモレスクは娘がバレエで初めて出た発表会の物語で出た曲でした。娘が「今日その曲を聞けたら良かった」と始まる前に言ってたのですが、アンコールで聞けるとは思っていなかったので、アンコールでこの曲だった時は、娘と顔を見合わせ2人で喜んでしまいました。リサイタルの次の日、手持ちのCDで同じ曲を色々聴きましたが、生演奏には勝てなくて物足りなく感じました。演奏の合間で中澤さんの話でもありましたが、音楽家になって半世紀、(60代には見えませんでしたが、おいくつなんでしょう?)年と共に、経験や思いを入れて弾くというような事を言っていましたが、その思いがこもった演奏をじかに聞いたため、その感動というか、すごさが頭から離れないのではないかと感じました。ヴァイオリンと聞くと、裕福の家庭だと思われがちですが、中澤さんは、幼少時貧しい中、畑の手伝いをしながらヴァイオリンを習っていたとお聞きしています。色々な経験が演奏にも入っているのだろうなと感じました。若い頃歌謡曲オンリーだった主人も、この数年クラシックに興味を持ってくれて、今回のヴァイオリンはとても喜んでくれました。クラシックは仕事のじゃまにならいと主人が言っていて、クラシックのCDをかけやすくなったので、最近図書館でクラシックを借りまくっています。気に入ったのを見つけるのって、結構難しですね。今は、娘がバレエ発表会で踊るクラシックも借りたりしていますが、しっくりくる演奏と、そうでないのがあって、同じ曲で数枚のCDを聞いてくらべてしまいます。今回の演奏は、大学のオケでヴァイオリンをやっている姪にも聞かせたかったと思いました。誘えばよかった~ 。 (┬┬_┬┬)主人の姉の子供3人がヴァイオリンをやっていたので、それを見てうちの娘が、1度ぐらいヴァイオリンを弾いてみたいと言うかなと期待してしまうのですが、一度も言いません。ピアノも習いたいと1度も言った事がないし…。でも、部活選びで吹奏楽部でフルートをやりたいと、初めて楽器をやりたいと言ったので、今後、何かの楽器か、いつか我が家にあるエレクトーンで1曲でも弾けるようになってくれるのではないかと期待してしまう母でした。楽譜もまともに読めない娘ですが、合唱部に入って少しは楽譜を読めるようになったでしょうか(^_^;)その事を聞くのは少し怖いです!!