テーマ:障害児と生きる日常(4432)
カテゴリ:自閉症児の二男の毎日
二男のために、いろんなタイプの生徒さんがいる、 マンモスな支援学校高等部を選んだのだが 最近まで、これはえらいこっちゃ見誤ったかと 親のほうがだい混乱していた。 「みんなと同じ普通の高校にいきたかった」 「親に勝手に決められた」と 針の筵にすわらせられたような言葉を 二男からぶつけられ 親が揺らがないでいられるかどうか、 試された二年間だったと思う。 二男は自閉症で、精神遅滞もあるけど それでも、自分に障害があるという 現実を受け入れてほしいし なにもかもそれらのせいにすることだけは させたくないと 思えば「自閉症に甘えんじゃないよ!」と キツイことも言い続けてきた。 一年の時の担任に 「薬を飲ませておとなしくさせたほうがいい。 このままで行くと二次障害が起きます。」と言われた時には よーするに言うこと聞けない生徒は邪魔なんだと いよいよ、退学という選択もあると言い渡し これから先のことを考えようとも言った。 学校を辞めることになったって 「まわりが諦めたって、おとうさんとおかあさんは諦めない」 と言い続けた怒濤の二年間。 ところがそれほど学校を否定し続けた二男が 年明けた頃からすこしずつ少しずつ 胸の内を口にするようになり 自分で消化するようになり・・・ そして 「この二年間があったから僕はがんばれるよ」 「僕のの心のよわいところがわかったんだ」 の言葉。。。。 正直、何が彼の中で起きたのか さっぱりわからないのだけれど、 ようやく、自分を受け入れ始めたばかりの二男。 まだまだ葛藤は続くだろうことは覚悟のうえで それでもこう言えるようになった、 学校一の暴れん坊の超問題児。 今は 「そう言えるようになった君は 心が強くなったんだよ」と 思い切りほめることにする・・・ これからも、何事に遭遇しても 君の両親は揺らがないように奮闘努力するから いっしょに先を見つめてガンバローぜ お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
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