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カテゴリ:俳句
16日の日記 今日は都さん、響子さんが来て下さったので小句会をしました 都さんの美味しい鮭飯、響子さんのサラダ我が家の有り物で 夕方まで楽しい楽しい一日でした 夕方夫が散歩の時に採ってきて野蒜をお土産にまたのの日を約して 帰って行きました 我が家のプリムラです 『小句会』 『落花』散る花、また散った花。 残る桜 花散る 飛花 花吹雪 桜吹雪 花の塵 花屑 花筏 花筏魚捕りの子の崩しゆく・・・・都 お披露目の金の御輿に花の塵・・・響子 海よりの一陣の風花吹雪 ・・・揚雲雀 『菜種梅雨』 菜の花の咲く頃降り続く雨 漢方薬煎じてゐたる菜種梅雨・・・都 牛の仔の瞳つぶらに菜種梅雨・・・響子 菜種梅雨野草の図鑑重きかな・・・揚雲雀 『みどりの日』四月二十九日。植物を愛された昭和天皇の誕生日で祝日 みどりの日母の手を引く遊歩道・・・・・響子 誕生の電話待ちゐるみどりの日・・・・都 放鳥の羽根のひかりやみどりの日・・・揚雲雀 『朧』春の夜のもうろうと物がかすむように見えるのをいう 草朧 鐘朧 影朧 星朧 海朧 家朧 村朧 朧夜の沖に漁火増え始む ・・・・・都 便船の汽笛尾を引く朧かな・・・・・響子 山裾に張りつく家並海朧 ・・・・・揚雲雀 『種物』冬の間保存しておいた春蒔きの穀類、蔬菜、草花の種のこと 種袋 種売 花種 物種 種物屋 土薄く被せ花種蒔きにけり ・・・・響子 分校の放課後に蒔く花の種 ・・・・都 納屋奥のふくべよりだす種袋・・・・揚雲雀 『自由題』 掬ひたる雪解濁りの水匂ふ ・・・・都 上京の子に春の月大きかり ・・・・響子 蝌蚪生る減りては増ゆる潦 ・・・・揚雲雀 ☆雪解濁り(ゆきげにごり) ☆蝌蚪(かと)おたまじゃくしのこと ☆潦(にわたづみ)雨が降って地上に溜まる水 みどりの日は今年から5月4日になり これまでのみどりの日は「昭和の日」となったそうですね 三人とも全然気がつきませんでした お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
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