大日本帝国海軍五省
一、至誠に悖るなかりしか 一、言行に恥づるなかりしか一、氣力に?くるなかりしか一、努力に憾みなかりしか 一、不精に亘るなかりしか その昔、海軍兵学校の生徒がその日の行いを反省するために自らに問うた五省。もみじ饅頭の包み紙に書かれていたこの五省、読めない漢字が数個あり、しかも意味が良くわからなかった。(恥)調べてようやく判ったよ...一、至誠に(しせい)悖(もと)るなかりしか (真心に反することはなかったか)一、言行に恥づるなかりしか (言葉と行ないに恥ずかしいところはなかったか)一、氣力に?(欠)くるなかりしか (気力に欠いてはいなかったか)一、努力に憾(うら)みなかりしか (努力不足ではなかったか)一、不精に亘(わた)るなかりしか (不精になってはいなかったか)もっと早くにこの五省をしていたら、今はさぞかし立派な人間に...なっていたに違いない。>自分