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カテゴリ:黒ひょうさんの司法試験~論文編~
昨日は疲れて更新できませんでした
問題的には2日目の方が全然楽でしたね。 何書けばいいのか分からない問題は一応ありませんでしたし。 以下、お約束の簡単な感想を。 ネタバレあり □刑法□ 1問目は解答例に疑義あり これは「海にダイブするよう命じた行為」と「近づいた行為」とを2つに分けるか1個の行為とみるかまず検討して、1個とみた場合に因果関係の有無・因果関係の錯誤について論じるんじゃないんですか? 答案例はここら辺の議論についてまったく触れずに、途中からいきなり因果関係の有無を検討して、被害者が海から這い上がってきた点について無視しています。 こりゃダメでしょ うん、ダメに違いない。 ちなみに、上に書いた1個とみた場合の処理を僕は取っていないです。 2個に分けて論じちゃったんですよね やっぱり1個とみて書く人の方が多数ですよね。 本試験で出たら1個とみようと思います。 2問目は詐欺罪と不法領得の意思。 論予でも確か聞かれていたことだと思います。 でも、不法領得の意思を詐欺罪で書くと論証の表現に困るんですよね。 答案例は何も考えずに(それで正しいのかもしれませんが)「窃盗と一時使用を区別するために、また、窃盗とキキ罪を区別するために」と書いたあったと思いますけど。 結果としては2問ともまあまあかな。 1問目は2個の行為にしてしまったので、採点者によっては逆鱗に触れるおそれがあるかも。 「1個と認定してください」みたいに書かれて22点とか □民訴□ 1問目はほぼすべての項目について触れられたと思います。 おそらく25点で帰ってくるでしょう。 なぜ26点でないか。 それは裁判上の自白を予効的訴訟行為として論じてしまったから。 まさか取効的訴訟行為だったとは… 2問目は典型でしたね。 こっちは26か27で返ってくる自信あり 1通くらいこんなのがないとやってられません。 □刑訴□ 1問目はまあまあかな。 手続が分からなかったけど。 というか、白状すると4ページの半分以上過ぎたあたりまで書いたときに「手続についても書け」との指示に気付いたのです これが本試験だったらと思うと顔面蒼白ですが、模試でやってよかったです。 本試験では絶対しないぞ! 2問目は25か26点でしょう。 1問目と書くことがかぶってめんどくさかったですね。 こうして振り返ってみると、僕はやはり(今回の問題の難易度にも関係あるんでしょうけど)1日目が勝負のようです。 刑法や両訴に関してはもう苦手意識がないです。 逆に苦手意識が強いのが憲法と商法。 1日目がポイントになるんでしょうね。 1日目で耐え切ることができればおそらくは…。 と変に気負うのもよくないと思うので、淡々と目の前の問題を解くようにしたいです。 お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
Last updated
2006.07.04 01:18:15
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