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カテゴリ:黒ひょうさんの司法試験~論文編~
たまには真面目に司法試験のことを書きたいと思います。
論文憲法(人権)のポイントはズバリ!ベクトルを意識することです。 ベクトルとはすなわち、そのファクターが合憲の方向なのか、違憲の方向なのか、といったことです。 このベクトルさえ見誤らなければ憲法(人権)で大きく凹むことはないと思います。 今年の問題で言えば、「数十億円の減収のおそれ」といったファクターは違憲ベクトル、「6時から11時までの制限として、時間帯を限定している」といったファクターは合憲ベクトル、といった感じです。 あとは、反対利益に配慮して、「たしかに~。しかし~。」で書いていけばOKです。 と、こんな風にエラそうに言ってる僕ですが、僕自身もこのことに気付くまで随分かかりました。 小難しいことをあーだこーだ考えてしまって、結局は、筋の悪くて論理の見えない答案になってしまっていたのです。 そうなってしまうと、いい評価はつきません。 憲法(人権)は、とにかくベクトルに逆らわずに、スッキリ真っ直ぐと書くのがベストだと思います。 お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
Last updated
2006.11.02 22:34:07
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