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カテゴリ:家族のこと
こんにちは いちご星人です。
初めて家族旅行に行きました。 前回の続きです。 善光寺の本堂にやってまいりました。 お賽銭を入れて南無ナムしてから さてなかの仏像様達にお会いしに。ここは本堂に入ってから拝観料を支払うという珍しいシステム。だからお参りするだけの人からはお金は取らない親切設定に さすが有名寺の余裕を感じました。 なかなか大きな金色に光っている何人かの仏像様を拝見した後 流れに乗るままに階段を降りました。 …がそこは真っ暗闇の世界…。 何も知らずに降りた所は「お戒壇めぐり」という本堂の下を真っ暗闇の中めぐる所だったのです。 コース最後に出てくる錠前の触れることにより秘仏のご本尊 阿弥陀如来様が往生の際迎えに来てくださることを予約できるという いわゆる「チケット発行所」みたいなものの入り口だったのでした。 その時点では何があるかのわからないし とにかく真っ暗でびっくりしましたが まあ胎堂くぐりはよくあるのでちょこっといけばすぐ明るくなるだろうとタカをくくっていたら大変。 なかなか前が進まずに真っ暗な中立ち往生。この先どのくらい時間がかるのかな…と思ったら 心臓がドキドキ 息苦しくなって…まずい…倒れるかも…。 ここは勇気ある退陣も必要と判断したぼくは パパに「ごめん 気持ち悪いから戻ります」言い残し無理やり引き返したのでした。 途中 「ココから人が戻ってくるのはおかしいわよ!!」と後ろに並んでいたオバちゃん方に怒鳴られましたが 仕方ないんです。勇気ある退陣なんです。 暗がりで倒れてしまう方が大惨事になるんですから。 そういえば以前入った胎内くぐりもぎりぎりだったんです。まだ途中ホノ明るかった所に仏像があったので 逢いたさになんとかゴールできたようなもの 良く考えると真っ暗な密閉された部屋とかに入ると息が苦しくなるんです。 特に気にしてして生きてきた事が無かったのですが 今後はちょと気に留めておくべきかもしれません。 出口で家族を待つこと7~8分。やっと三人が出てきました。 どうやら先にいた人に足の悪いおばあさんがいらしたのと 怖がって仕方が無い団体がいたのとで渋滞していたみたいです。 ぼくはとてもこの長い時間 闇を歩ききることは出来なかったな…と 引き返したことを後悔はしませんでした。 で 出てきた弟君に「鍵触った?」と聴いた所 弟君「何それ?」 ママ「中で案内してたじゃない」 パパ「俺は触ったよ」 弟君「そんなん知らないよ…」 …。かわいそうに…頑張って並んだのに…弟君 阿弥陀様からおむかえの予約チケットもらわずに出てきちゃった…。 …合掌…。 そんなこんなで善光寺を後にして さて別所温泉に! 途中 電気屋さんに寄りたいというパパのために高速に乗らず一般道を走って向かいました。 やっと別所温泉。ぼくたちは弟君の旅行チケットがあったため リッチに老舗の「かしわや本館 四季亭」をセレクト。 旅館前にはサービス係が立っていて なにも言わないのに「いちご星人様ですね。」 …驚きました。どこから見張ってたんだろう…?? でもそんなわけは無いわけで…。素晴らしいお気遣いに第一印象◎。しかし同時に恐縮してしまうのでした。 美味しいお抹茶と和菓子に迎えられチェックイン。丁寧な説明でお部屋に通していただきましたがその間ママは借りてきた猫みたいに指先をピンとそろえ 口をおちょぼ口にして精一杯マダムを演じていたのでした。ビンボー人の精一杯な様子に 仲居さんの退いた後一同爆笑。 もっといろんなステキな所に連れて行ってあげなければいけないな…と深く思うのでした。 …さてお楽しみのお風呂です~ 気持ちよかったあ。 この続きはまた次に…。 お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
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