くろの旅
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くろの創作童話2
くろがこの世に想う事36
心に響く 大好きな言葉16
自然と共に くろの歳時記50
びっくり!くろの日常163
くろのお気に入り!17
世界各国!旅先リポート42
あほネタやしょーもないギャグなど13
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どこまでも広がる真青な大海原。突如水面から黒い切っ先が突出し鮮やかな切れ味を見せつけ海を裂いていく。長さ2メートルにもなる鋭い刃。オスのシャチの巨大な背ビレだ。次の瞬間、頭頂部に空いた鼻腔から高らかに上がる白い噴気。シャチの呼気から感じる生臭い匂いは彼が飲み込んだ大量の魚のものかそれとも最近仕留めたイルカのものなのだろうか…私は憧れの生きもの、シャチと出会う為北海道を旅した。朝6時に港を出港して2時間半。10頭を超える群れに出逢った。数頭のオス、メス、そして1頭の子供だ。追跡が始まった。シャチにストレスを与えないよう、後ろから距離をとってついていく。艶やかに黒光りする巨体が悠然と海の中を滑りまわる。美しさと気迫を兼ね備えたその姿に恍惚となる。まだ幼い子供は片時も母親から離れず一緒に泳ぐ。尻尾や胸ビレで何度も海面を叩くのは遊んでいるのだろうか。何とも微笑ましい。どれだけ見ていても飽きない。午後少し日が傾いて来た頃それは突然始まった。イシイルカの群れをシャチが追い始めたのだ。パニックになるイシイルカが我々のボートを盾にするつもりなのかこちらに向かってくる。ボートの下を白い腹を見せながら一瞬で潜り抜けるイシイルカ。そのスピードに瞠目する。しかし縦横無尽に泳ぎ回るイシイルカを横目にシャチは全く慌てた様子もない。イシイルカに振り切られたかのように見えてもなぜかしばらくするとまたぴたりと後ろについている。イシイルカの上げる水飛沫は独特で、その形が雄鶏の尻尾に似ていることからrooster tailと呼ばれている。体が小さいせいか、ストロークは早く、必死に泳ぐイシイルカの飛沫が連続で上がっている。そのすぐ後ろから長く黒い背びれが忽然と現れ、噴気をあげるとまた沈んでいく。一見ゆっくり泳いでいるようにしか見えないが、どうしてもイシイルカはシャチを振り切ることはできないようだ。小型のイルカとは言えどイシイルカの体重は100キロをゆうに超える。シャチはそれを多い時は数頭も丸呑みにしてしまうと言う。何度も何度も全身に鳥肌が立つ。必死に逃げ惑うイシイルカと対照的に余裕綽綽なシャチ態度に背筋が凍る思いだ。止めを刺す決定的な瞬間は残念ながら確認できなかった。しかし王者の狩りを見ることができた私はその幸せに震えが止まらなかった。翌日。今度はミンククジラを追いかけているシャチを見つけた。なぜかその時だけミンククジラを大きく取り巻くように何頭ものシャチが現れた。全部で15頭程はいただろうか。突然、黒い巨大な塊が海面から突き出た。シャチがミンククジラの上に馬乗りになったのだろう。上から覆い被さって窒息させるのはシャチが大型のクジラを仕留めるときの常套手段だ。遠くて詳細は分からなかったが、その後、ミンククジラが浮上することはなかった。そしてシャチ達はまた何事もなかったかのように悠然と泳ぎ続ける。海の生態系の頂点に君臨するシャチにとってはたとえ巨大なクジラであっても一介の獲物、彼らの腹を満たす肉の塊に過ぎないのだ。その残忍ささえ悔しいまでに美しい。「自由」憧れや羨望の気持ちを抱きながら使うこの言葉がこれほどまでに当てはまる生きものを、私は他に知らない。全世界の海を住処とし海生哺乳類随一のスピードと知能を誇り普く全ての海の生きもの達を統べし絶対王者。「自分に由来」と書いて「自由」。彼らは傲慢な迄に自分自身のみに由来する。彼らに足りないものは何もない。彼らを束縛するもは何もない。「自由」という概念を見事に具現化したもの。それがシャチ。自由であることは美しい。彼らが限りなく美しいのは彼らが限りなく自由だからだ。そんなことを考えながら過ぎていく至福の時間。
2009年10月02日
横浜で見つけました!(バックはランドマークタワー)また今年も春がやってきました。やったぁ!!
2008年03月23日
ちょうど1年前のアースデーで、EarthwalkerのPaul Colemanが植えた月桂樹です。1年前のEarthday。くろにとってはとても大切な時間でした。色々なことを気づかせてくれる大切な仲間たちと出会い、新しい世界が広がりました。あれから1年、楽しい事もあったし、辛いこともありました。この月桂樹にとって、この1年はどんな1年だったんでしょうか。くろにはよく分かりませんが、でも、確かなことは、ちょっとだけ、月桂樹は背が高くなり、幹が太くなっている、ということです。そしてPaulは今パタゴニア、何考えて、何やってんのかなぁ・・・。
2007年04月24日
かわいいポピーその隣には・・・なんじゃいコレ!リトルショップオブホラー図?頭からイカれそう・・・
2007年04月10日
今日の代々木公園の桜です。 九分咲、といったところでしょうか、 見事、の一言に尽きます。そんな中で、ちょっと変わったものを見つけました。 木の根元にほころぶ華。力強く、地に這う、桜です。
2007年03月29日
Dusk
2007年03月21日
Cloud
2007年03月19日
Innosence
Blossom
2007年03月18日
Cactus
Pure white, pure blue
2007年03月16日
Dawn
樹高 34メートル、幹周り 6.3メートル、東京で最も巨大なヒノキ、「倉沢のヒノキ」です。地元では「千年の大ヒノキ」とも呼ばれているそうです。天辺には、この樹を落雷から守るため、避雷針が設置されているそうです。奥多摩の日原鍾乳洞の中で行われたディジュリドゥーのコンサートに行ったついでに山道を15分ほど登って会ってきました。すがすがしい山道に息を切らしていると、急に目の前に出現する巨樹。枝ぶりも隆盛で勢いがあり、これが本当に生まれて千年も経つ生きものなのだろうか、と目を見張りました。千年前と言えば平安時代。今尚、生命力の衰えを見せないその姿は神々しくも見えました。千年の時の流れ、千年の記憶、千年の想いをその身に宿した倉沢のヒノキ。一体、今のこの世を千年の大ヒノキはどう見ているのか、伺ってみたいものです。そして、願わくばまた次の千年も、このヒノキがこの世を見守ってくれますように。
2007年01月04日
「ここ何年か、異常なことばかりが起こっている」とKeithはいう。湖の凍結する時期は毎年遅くなり、今までは極寒にも耐えられる大型のワタリガラスしかいなかったこの地で、ここ2年、普通のカラスを見るようになったという。Keithがこの間撃った鹿Mule Deerも昔はもっと南に住んでいる種で、ユーコンのこのあたりでは見ることができなかったいう。温暖化の波はユーコンまで押し寄せているのだ。更に北の北極圏に暮らすエスキモーの人たちにも変化があった。独自の言語を持つエスキモーの人たち。最近、その言語の中に新しい言葉が加えられたのだ。Robin(ツグミ)とWaspスズメバチ)だ。今までは見たこともなかったツグミやスズメバチが、北極圏まで進出してきたため、新しい単語を作ったという。「なんだか地球がおかしくなっている気がするねぇ」という84歳のウメ子ばあちゃんの言葉が頭をよぎる。地球がおかしい。自然としっかり向き合っている人たちは、世界中どこでもその変化を感じている。
2006年11月13日
落ち葉の上で鮮やかに輝く美しい虫に気づき、目と心を奪われました。正体は「アカスジキンカメムシ」の成虫、独特の臭いで嫌われることが多いカメムシの仲間でした。タマムシかと思うほどきれいで、光沢もあり、すごく好きになってしまいました。派手な色は「警戒色」天敵に「俺はクサいぞ、マズいぞー」と自ら訴えることで、食べられずに済みます。葉っぱの上で今度はアカスジキンカメムシの幼生を見つけました。今度は地味な色、「保護色」鳥の糞と同じ、茶色と白の配色を持つことにより、昆虫であることがバレないようにしています。世にも美しいカメムシは一生のうちに180度違う戦法を使い分ける、ものすごい戦略家のカメムシだったのです。ちっぽけな虫ですが、自然は本当に良くできているものだなぁと感心することしきりのくろでした。
2006年05月31日
2月に電車の中で拾ったアイビーに新芽が出ました!!電車の床に落ちてて、みんなに踏まれてぺしゃんこで、乾燥してぐったりしてたけど、「まだ生きたい!」と叫んでいるように見えたので拾って持って帰ってきました。最初は毎日水を替えたり、葉の表面にも霧吹きで水分を補給しました。元気になったように見え、もう大丈夫だろうと安心はしておりましたが、このたび、なんと、ちっちゃな根っこが出ているのを発見しました!!これでもう完璧に大丈夫でしょう。植物の中でもアイビーは特に強いですが、よくもまぁあんなペッチャンコでシオシオの状態から持ち直してくれたものです。すごい生命力です。本当に、よく頑張ってくれました。ありがとう & これからもよろしくね
2006年05月25日
5月なのに桜が満開!花見しながらのキャンプは最高に気持ちいいです。日本って本当に変化に富んだ自然を見せてくれる国ですね。
2006年05月04日
箱根の山の中で、満開になっていました。ちょっとうつむき加減、下向きに花を咲かせます。花もその名のとおり、ソメイヨシノなどに比べるとひとまわり小ぶりです。まとまって植えられている都会の桜とは違い、山の中にポツリポツリ咲いている立ち姿がとても風流です。アースウォーカーのブログコーイチのブログアースデーイベントHP
2006年04月17日
なんともかわいい名前の木です。樹皮や実にに多くの油分を含み、昔はこの木から瀝青(レキセイ)を採取し、ランプの油などに使ったそうです。(チャンとは瀝青の中国語の発音)沢沿いなどによく生えている、小低木です。花が咲いているのは、くろも初めて見ました。アースウォーカーのブログコーイチのブログアースデーイベントHP
Roses are red,Violets are blue,Chocolates are sweet,and so are you...アースウォーカーのブログコーイチのブログアースデーイベントHP
鈴なり、という言葉がぴったりのキブシの木です。昔は、タンニンをたくさん含むキブシの実を、おはぐろとして使うこともあったそうです。かんざしの飾りを連想させるような、色は地味だけれどもかわいい花です。アースウォーカーのブログコーイチのブログアースデーイベントHP
東京ではもうしおれていますが、箱根では満開でした。甘い香りがします。馬酔木と書いて「アセビ」と読みます。馬がこの葉を食べると酔っ払ってしまうそうです。猫がマタタビをかいだときと同じなのでしょうか、一度見てみたいものです。アースウォーカーのブログコーイチのブログアースデーイベントHP
山の中で見つけました。小学生の時、遠足で見つけて、掘って家に持ち帰って庭に植えたんですが、枯らしてしまい、ちょっと悲しい思い出の花です。山の中の湿った土壌で、しかもある程度日当たりが良くないと生きていけないのでしょう。満開に咲き誇る姿に、しばらく足を止め魅入ってしまいました。アースウォーカーのブログコーイチのブログアースデーイベントHP
2006年04月16日
ふきのとうが咲いてました。こんな花が咲くんですね。
2006年04月14日
ちぃちゃくても、一人前のカタチをしています。 カワイイなぁ。
2006年04月10日
くろのグラスの中に、可憐なお客さんたちが2人、舞い込んでくれました。散りゆく桜の木の下、午後のひとときの出来事です。
2006年04月04日
満開!紫色が青空に映えます!
細かいプリーツが可愛らしすぎ!特にまだ小さい時はその可愛さもひとしおです。枝が高かったので先輩を肩車して撮ってもらいました!
2006年04月03日
天気もサクラもサイコー!でも風がすごかった・・・
所沢の湿地の写真を友人が送ってくれました。「ツクシやミゾソバが顔を出し、 アオサギやノスリが 上空を気持ちよさそうに飛んでいます。」子供の頃、田んぼのあぜ道で夢中になってツクシを採ったこと、母親が佃煮にしてくれたら、あまりに分量が減ってしまってがっかりしたことを思い出しました。ミゾソバは知りませんでしたが、小さな白い花で、花弁の先がほんのり紫のようなピンク色に染まるきれいな花のようです。鳥達は恋の季節、これから巣作りに入る頃でしょうか。仕事では毎日密室にこもる日々が続いておりますが、心の中に春風を感じさせてくれるお便りでした。P.S.のもぞう、サンキュ。ミゾソバが咲いたらまた写真送ってね。
2006年03月30日
道端の植え込みに咲いていました。とってもきれいだったので、思わずパチリ。ネットで色々調べてみたのですが、何の花だか分かりません。バイカウツギの八重咲きの園芸品種に似ている気もするのですが・・・誰かご存知の方がいたら、教えてください。
親子連れのグループ、春休みらしい学生さんたち、デート中のカップル、皆、ホント楽しそう・・・
2006年03月28日
代々木公園です。あー日本に生まれて本当に良かった。
ちょっと早起きして、仕事の前に青山霊園に寄ってみました。 八分咲きくらい、とてもキレイ!きっと2~3日後には、完全に満開になってくれそうな感じでした。
2006年03月27日
道端に咲いている、小さな青い花を見つけました。和名は「ワスレナグサ」、海外での呼び名は"Forget me not"、私を忘れないでという意味です。(ちょっと気取って訳してみると、 「君 我を忘れたもうことなかれ」 といった感じでしょうか・・・)卒業のシーズンにはぴったりの花かもしれませんね。ワスレナグサは、くろが大好きな、アラスカの州花でもあり、以前7月にアンカレッジを訪れた時には、たくさん咲いていたのを覚えています。日本では3月に咲き始めてしまうのですね。ワスレナグサの名前は、そのかわいらしい表情には似つかわしくない、悲しい伝説に由来します。昔、川のほとりに咲く可憐な青い花を見つけた騎士が、恋人にこの花を贈るために勇敢にも岸を降りて摘み取りました。その時、急流が彼を呑み込み、流されながらも彼は恋人に花を投げ、「私を忘れないで」と叫びながら流れの中に消えてしまったそうです…。騎士の最期の言葉から、その花は"Forget me not"と呼ばれるようになりました。 英語名 ”Forget me not”和名 「ワスレナグサ」由来はともあれ、それだけで一篇の詩のような、素敵な名前です。
2006年03月26日
以前「早稲田では既にサクラが咲いたらしい」と書きましたが、実際の写真を、友人が送ってくれました!(のもぞう、サンキュッ!)早稲田大学の南門のあたり、本当の南門のとなりにあるちっちゃい通用口みたいなところに咲いているサクラで、通りからも見えるそうです。サクラと言っても、実は種類はいっぱいあります。日本にもともと自生していたもので10種以上、園芸品種を含めると数百種にものぼります。写真のサクラ、満開ですよねぇ。あまりに開花が早いので、ソメイヨシノではないのではないか、と思ったら、(ちなみに、ソメイヨシノは、野生種のオオシマザクラと 園芸品種のエドヒガンをかけあわせてものです。)「ウスイロ寒桜」だと教えてもらいました。ちゃんと、早稲田大学のホームページにも掲載されている由緒正しき(?)サクラで、2001年には既に1月18日は何輪か開花してたようです。あまりに早咲きなので、「ヨコミネサクラ」と勝手に命名してみたくろでした。
2006年03月21日
乳搾りイベントのそばで、つぼみがたくさんついた桃の枝を配っていました。50センチくらいに切られた枝を数本もらってきました。ちゃんとお世話したら、ちゃんと美しく咲いてくれました。一度開花のスイッチがはいっているつぼみは、必ず咲こうと努力します。でも、切花になってしまったとたん、もう根から土の栄養を吸い上げることもできなければ、光合成によって太陽のエネルギーを取り入れることも難しくなります。家に着いたらすぐに水揚げをしてあげて、「咲きたい!」としっかり主張しているつぼみを選ぶ。そして、そのつぼみに栄養がきちんと行くように他のつぼみはかわいそうだけど取ってしまう、そうすれば、花はきちんと咲いてくれるんです。
すわ、桜が咲き始めた!!!と思い、喜び勇んで写真を撮ったら、梅でした。梅も、くろが大好きな花です。くろの実家の庭に植えてあって、メジロが毎朝蜜を吸いにきていたのを覚えています。「梅一輪 一輪ほどの あたたかさ」詠み人は知りませんが、くろの母親が、梅が咲くたびにくろに聞かせていた句です。きっと、もっと寒い時期、梅が一輪ずつ咲く時期の句なのでしょう。三寒四温。一日 一日の暖かさを愛おしむ情感のこもった、大好きな句です。
2006年03月20日
小さいユキヤナギの花の造作に驚きました。みなさんの周りにも、この時期にはたくさん咲いていると思います。本当に、可憐な花です。こんなに小さな花だけど、自然はその造形に全く手を抜かず、美しい表情を作り上げているのですね。見れば見るほど、愛おしさが湧いてくる小さく可憐な花、ユキヤナギです。
枝に一杯、たわわに花がついていました!とっても香りのいい花としても知られています。ブログ上ではその香りをお伝えできず、残念です。 モクレンは花がおおぶりなので、ホント、見応えがありますねー。いいもの見させて頂きました。
暖かい風に乗っていい香り!早稲田の桜はもう咲き始めたものあるとか!あー、花見したいヨー!!
2006年03月16日
今回の奥日光は特別でした。2日間も山を歩いたのに、一度も鹿を見る事がありませんでした。今まで、そんな事はありませんでした。奥日光は鹿の食害が深刻で、森がとても荒れています。大木でも、幹の周りの樹皮を食べられてしまい、立ち枯れする木が多くあります。木々には鹿を防御するネットが巻かれ、湿原の周りには鹿が入らないように電流が走っているフェンスが張り巡らされています。だから、鹿が減っていくのは当然なのかもしれません。ちょっと寂しいけど、でも、それが、自然本来の姿を取り戻すという事なのかもしれません。だからこそ、鹿に出逢った時の感動も増す事でしょう。奥日光の森が、いつまでも健全な姿を保ってくれるよう、いつまでも私たちに自然の美しさと尊さを伝えてくれる森であるよう、祈っています。
2006年03月13日
湯ノ湖から流れ落ちる、名瀑、「湯滝」です。奥日光に来る度に、大体毎回見ています。結構な迫力ですよ。
口をバクバク開けている、エイリアンチックな植物に出逢いました。なんだろーこれ。誰か、名前知ってたら教えてください。
森にはアカゲラたちがたくさんいます。皆、食べものを求めて木をつつきます。姿は見えなくても、音ですぐに分かります。つつく木の種類や太さ等によって音が変わります。コココ (太い木?)カカカ (細い木?)トトト (ちょっと柔らかい木?)一斉にドラミングが始まると、素敵なコンサートになりました。ココココ カカカカ トトト カカカ トト コココ カカカ トト ココカカカ トトトトトカカトトコココ ココカココカココカトトトトト トト ココ カカカカ カカ トト観客はくろ1人。とっても贅沢なひとときでした。
2006年03月12日
雪崩も、春先に多発する現象の一部、これも春との出逢いなのでしょう。それにしても、自然の力は凄まじい!大きな雪崩ではないのに、コンクリートで固められた斜面が壊されています。折れていた太い木の断面は、まだフレッシュでした。巻き込まれなくて良かった・・・
2006年03月11日
2人で春を喜んでる新芽ちゃんたちに出逢いました。ちょっと、子雀が太陽に向かって「ワーイ、ワーイ!」「バンザイ、バンザイ!!」ってしてるみたいに見えませんか?
職場のそばの沈丁花が咲きました!とっても小さな、まだ開きたての花なのに、ものすごい強い香りで春の訪れを教えてくれます。くろのとっても好きな香りです。「春が来た!」生きものとしての本能的な嬉しい気持ちをかき立ててくれる香りです。 急に暖かくなり、春めいて来た今日、ちょっと会社にいく道を遠回りして、沈丁花の花を見に行った甲斐がありました!
2006年03月06日
今年の豪雪で亡くなった方が132人となりました。戦後3番目の犠牲者数だといいます。カマキリが高い場所に卵を産むと大雪、カエルが浅い場所で冬眠すると小雪、というウメ子ばあちゃんの話を思い出し、ちょっと調べてみました。(ウメ子ばあちゃんの記事はこちら)カマキリは、最大積雪より低いところに卵を産むと雪に埋まってしまい、卵が孵らず、かといって高い場所に産むと鳥などに見つかって食べられてしまうため、最大積雪面のギリギリを狙って産む必要があります。その予測を、カマキリは木を伝わって響いてくる地下水の音を聞いて行っている、という仮説も立てられています。(その具体的メカニズムはとっても面白いのですが、 科学的に説明すると結構複雑なので、 ここでは割愛します)また、カエルが浅い場所で冬眠するのは地面が凍る深さが浅い=暖冬=雪が少ないという事でしょう。まったくもって、理に適っています。また、更に調べてみると、カマキリやカエルに限らず、さまざまな生きもので積雪を予想する言い伝えがあることが分かりました。ご紹介させていただきます。1)動物編・モズのはやにえが高い場所に多いと大雪・カメムシが大量発生すると大雪・イカがたくさん獲れる年は小雪・リスがエサを早く探すと大雪・赤とんぼが多く出る年は大雪・カエルが民家で冬ごもりすると大雪・ミミズが多く地上に這い出る年は大雪・ツバメが早く帰る年は大雪植物編・キノコが早く出ると大雪・大根の茎が立つと初雪が早い・柿の実がたくさんできると大雪・柚子がたくさんなると大雪・ミョウガの多い年は大雪・ゴマの茎が高く伸びると大雪・ソバの花がよく咲くと大雪きっとどれも、きちんと科学的根拠を伴っていることでしょう。昔の人は、本当に身の回りの自然に敏感だったのだなぁ、と感じます。昔の人にとって積雪の大小は今よりも死活問題だったはずです。永年受け継がれてきた言い伝えは、そういう人たちが、自分達人間より更にシビアな状況に置かれている生きもの達の営みを観察してきた結果なのです。しかし、現代の都会に住んでいると、こうした生きものを観察すること自体が困難です。モズのはやにえなんて、くろも子供のとき以来見ていません。もしかしたら、このブログを読んでいる若い人の中には「モズのはやにえってナニ?」という方もいらっしゃるかもしれません。ツバメも、子供の頃はいっぱい見ましたが、最近はめっきり見る機会が減りました。でも、温暖化していようが、異常気象だろうが、やっぱり、我々も自然の中で生きていかなくてはなりません。忘れられがちですが、人間だって生きものの一種、自然の一部なんです。せめて、「自然から謙虚に学びたい」「自然の変化に敏感でありたい」という姿勢だけは忘れないようにしたいと痛感しました。
2006年02月21日
くろの新しい家族、「はなかんざし」の蕾が少しずつ綻んできました。くろは、春が来たといって何が変わる訳でもありませんが、この花は違います。ぐんぐん伸びる茎、青々と色みを増す葉、顔をもたげて来た花びらの一枚一枚、言葉は話せない花ですがどんな天才詩人よりも雄弁に、全身で春の喜びを表現してくれています。美しいです。
2006年02月15日