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カテゴリ:旅行
もう10日も前のことになりますが、この日7日に久々に京都へ行って来ました。 私は浄土真宗本願寺派の門徒なので、(母が)西本願寺へ永代供養の寄進をしていました。 それで、なぜか国宝の書院でお昼を頂けることになり、主人と参りました。。 さすがに、みごとな書院でした。国宝対面所(鴻の間) 国宝の建物の中で、精進料理を頂けるなんて機会は滅多にありません。 勿論、400年くらいたっているものですから、何となく埃っぽかったり、薄暗かったりはするのですが。 狩野派の襖絵があり、まあ、お見事と言うしかございませんでした。 見事な襖絵と天井画の数々。400年の歴史がそこにありました。 当然撮影は禁止。 非常に残念です。 お料理だけをカメラの中に納めてきました。 書院の前には日本最古の野外の能舞台。能舞台の前にはこれまた国宝の唐門と、なにもかもが国宝、重要文化財です。 帰りには、これまた、国宝の飛雲閣を(これは入場料を払ってですが)外からだけ見てきました。こちらは特別拝観期間だけ、公開されているというもの。一説には豊臣秀吉が建てた聚楽第の一部を移築したかもしれないと言われる、建物です。 本願寺飛雲閣(西本願寺のHPへととびます) 歴史好きの私にはたまらない建物、興味津々見ておりました。 実は2年前、我が家にお参りに来ていただいているお寺のご住職と一緒に、こちらの建物の内部まで入れる機会もあったのですが、朝4時に起きて行くのはどうもしんどく、諦めた経緯があります。まさか、外からだけでもこちらを見せてもらえて、本当に幸運でした。 あと、経堂もセットになっていたので、拝見してきました。 こちらの経堂も歴史的に、又美術工芸品として見事と言うほかありません。 室町の末期から、江戸時代初期まで生きたと言われる、あの天海和尚がお作りになった経堂がありました。 それはそれは、見事なもので、今日では絶対作れないような代物です。 しかし、なぜ、天台宗の僧侶が作った経堂が、宗派の違う西本願寺にあるのか、謎でした。 やっぱり歴史はミステリーですね。 落ち着いたら、数年前のベストセラー、信長の棺等の3部作を読んでみたいと思っています。
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