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テーマ:小学生ママの日記(28704)
カテゴリ:学校
息子が木曜日、良いお天気の中、日に焼けて旅行から帰ってきた。 ここは大阪府、行き先は広島県だった。 1日目はお決まりの原爆ドームに、記念館。そこでお弁当を食べたらしい。 はっきり言って、今この時代にあの戦争の遺産を見て、なにになるのかと思う。 私が原爆ドームと資料館を見たのは遙か28年くらい前。 そのときでも、もう既に遺産化していた。 いわば、その悲惨な状況は風化され、今はただの廃墟にしか過ぎない。 影が映っている、なんて言われても、そんなものは説明でもされなければ分からないほどだった。(その当時はドームの中も見られたのではなかっただろうか?) そのときからまた30年近い歳月が経っている。 更に朽ち果てたものになっているだろう。 それを今の子どもにいつまでも見せて、「原爆って怖いんですよ、,,」と言ってもいかがなものか?
それとは関係なしに、息子の修学旅行は良いものではなかったようだ。 行く前から少し体調が悪かったのをなんとか行ったのだが、やはりお決まりで夜は寝られず、朝は早起きになり、睡眠時間が十分にとれなかったらしい。 金曜日夕方は、熱を出し、鼻水だらだら、咳、コンコンで帰ってきた。 全く、「よかったよ~、,,」のひと言が聞けなかった。 今日の息子の言葉だが、「もっと良い所に、連れて行ってくれたらいいのに。..」 全くその通りだと思う。 何時まで原爆ドームなのだろうか????後は塩作りだって。 全く面白くもない修学旅行だ。何時まで原爆ドームを見せて平和教育をしているつもりかな? 廃墟の世界遺産より、今度の津波、地震の被害のほうが遙かにもっと現実味があると思う。 名古屋にでも行って、名古屋城やトヨタの博物館のほうが子どもにとったら面白いかもしれないのになぁ、,,と思う。 私の住む市の学校全部とは言わないが、ここ30年以上続いている、この広島詣で。 妹の時代からずっとだもの。 未だに広島の修学旅行が面白かった、と聞いたことがない。 当たり前ですよね。人があんなに多く死んだ土地に行って、その負の遺産を見せつけられるのだから。
せめて同じ世界遺産なら、安芸の宮島に行って、歴史的建造物を見てくる方が良いと思うし、感動にはなると思う。 あながち、息子の熱は風邪ばかりでもないようにも思う。 行く前から、原爆の本を読んだり、またドームの写真を見るのはすごく怖がっていたので。 ちなみに私は広島の原爆ドームは行ったことはありますが、友人に同行しただけで、修学旅行では行ってません。だからまだよかったと思っています。 私の小学校の修学旅行は伊勢神宮に鳥羽水族館だったと思うけど、,,? 五十鈴川の錦鯉と夫婦岩がまだ頭の片隅に残っています。 まだ、「こっちの方がましかなぁ、,,」と今になったら思っています。 お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
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