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テーマ:フィギュアスケート(3634)
カテゴリ:スポーツ
羽生選手のグランプリシリーズ中国杯をテレビで見ていた。
ちょうど、ライヴ放送に変わった6分間練習。 練習開始後、1,2分後、あっという間に中国のエンカン選手とお互い後ろ向きでぶつかってしまった。(気づいた直前半分前を見ていたが) 先に起き上れたのはエンカン選手だったが、羽生選手は1,2分後、救援者が来るまで自力で起き上がれずにいた。 どうなったのか、頭をリンクでぶつけてしまったのか、すごく心配して見ていた。 ようやくリンクサイドから救援者が来て、なんとか起き上った羽生選手、首から血がしたたり落ちた。 どこでどう切ったのか? エンカン選手の肩にぶつかっただけのようだったが、何度もテレビではリピートされていた。 でも、かなりのスピードで双方ぶつかったので、かなりの衝撃だった模様だ。 練習は何分か中断された。手当てを受けた後、羽生選手は顎にテーピング、頭には肌色の包帯を巻き、なんと6分間練習を再開した。 驚くべき精神力、私はテレビを見ていて、「もう、やめて。」と言ってしまった。 織田信成さんが解説に入っていて、「彼の精神力は生半可なものでない、。」とも言ってらした。 その後、演技が再開され、関係なかった人が3人滑ったが、棄権するといっていた中国エンカン選手が出て滑った。 ジャンプで1,2度転倒、飛ばないジャンプもあった。 一人置いて羽生選手の出番が来た。 なんと、羽生選手は予定していたジャンプを1つは4回転を3回転に減らしたが、あとは皆とんでいた。 トリプリアクセルからの連続ジャンプはきれいに飛び終えて、歓声があがる。 ジャンプを跳んで転倒した回数は5回、ここでマイナス5点だった。 このジャンプの成功があれば、完全に1位の選手を追い超えていたことだろう。 演技を終えて、点数が出た時点では、羽生選手が1位だった。 感極まって、羽生選手はオーサーコーチの横で号泣。 あれだけのけがをし、まだ、脳震盪の症状が残っているであろうのに、なんと4分半のプログラムを滑った羽生選手。 なんという、精神力の持ち主なんだろうか?! 羽生選手が滑り終えたとき、私の眼には涙がたまっていた。 残すはショート1位のマキシム選手のみ。 樹アンプでの転倒1回はあったが、無難な演技を終えた。 羽生選手は結果2位に終わったが、けがを押し、滑りきって試合だった。 今後無事に治ることを願っているが。無茶なことはしないでほしいという思いがある。 高橋大輔選手がいなくなり寂しくなった男子フィギュアだったが、結果よりなにより、羽生結弦という素晴らしいアスリートの後継者の姿をこの時見た思いがする。 私はこの試合を一生忘れないことだろう。 オリンピックで金メダルを取った時の羽生選手以上に。 【楽天ブックスならいつでも送料無料】家庭画報 2014年 12月号 [雑誌] 高橋大輔選手と羽生選手のポスター、特集があり。 [DVD] 羽生結弦 覚醒の時【通常版】 お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
最終更新日
2014年11月09日 10時00分45秒
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