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カテゴリ:旅行
この日、23日から息子は東京への研修旅行のため、7時前に旅立っていった。 なんと、大雨だったので、私は駅まで送ってはいったが。 こちらの方は、午後からは薄日が差し、雨は完全に上がっていた。 今年はなんと、雨の多いことか、と思う。5月下旬の雨の降らなかった日を除き、水やりはせずに済んでいる。(東京はこの日と翌日も雨だったらしい。)
さて、午後からは、日本橋にある、国立文楽劇場へといった。 演目は、生写朝顔話(しょううつしあさがおばなし)である。 第2部は、宇治川蛍狩の段/真葛が原茶店の段/岡崎隠れ家の段/明石浦船別れの段/薬売りの段/浜松小屋の段 いわば、すれ違いものが\たりと、時代物を掛け合わせたようなもので、これがなかなか面白かった。 いわば、≪君の名は≫や[冬のソナタ]の古典版、といったところの筋書であった。 わずか一場面だが、朝顔にふんした、人間国宝の吉田蓑助さんの女人形はなおよかった。 亜文楽の世界も高齢化が進むと同時に、世代交代が来ている感もある。 専一も、人間国宝の大夫がお亡くなりになり、ニュースになっていた。
また平日にもかかわらず、ほぼ満席の状態であった。(私がチケットを交換に行ったときはまだ残席が5分の1ほどあったのに) この演目は面白い。 是非、一人でも多くの人の見てもらいたいと思う。時間も2時間半くらいで、通常の講演に比べ、かなり短い方だと思う。 私の隣の席のご婦人は、なんと夜行バスで、新潟から来られた人であった。 午前中は、松竹座で、仁左衛門さんを見てこられたとのこと。 夜の文楽公演を見て、また夜行バスで新潟に変えられるそうな。 なんとお年を聞いてびっくりでした。 83歳だという。うちの母よりも高齢ではないか。 なんとういう体力だろうか? 私も好きなことのためならば、こうして元気に高齢になっても活動できたらなあ、と思った日でもあった。
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最終更新日
2015年07月26日 02時51分17秒
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