カットさんPart2
母執筆です。★神戸に住んでいた時は私の家の裏にあるカットさん(美容院)へ行っていた。近所の情報、噂話しを知り尽くした、地域密着型美容室、そうおばさんパーマ屋さんである。金融業で表現するなら信用金庫というトコでしょうか私の神戸のお家周辺は美容室も激戦区、びっくりするくらいの多さその中でこのおばさんパーマ屋さんは長年生き抜いている。はっきり言って値段高め毎回ドル相場のように価格も変動するのであるが、きっと顧客サービスと技術で上客をにぎっているのであろう。私は信用金庫(失礼)のようなおばさんノリの美容室で慣れていたせいか、生まれて初めて表参道の美容室、表現するならば外資系銀行のような美容室へ行って、足が震えたきっとお世辞だと思うのですが「キレイに眉毛は整えていますね」と美容師さんは誉めてくれたよ。私は全く無頓着な性格でコンプレックスだらけで大嫌いだった顔。お家の取材の時は神戸のカットさんによくメイクをしてもらったな。そして色々アドバイスしてくれ、励ましてくれた。「メイクもお料理と一緒、ちょっと手をかけるだけで仕上がりが全然違うのよ。」「眉毛を整えるだけで顔の印象もゼンゼン違うわよ。」カットさんはいつもいつも眉をキレイにしてくれたな。流行のないラウンドで仕上げてくれているので、まめに眉毛をカットするだけでずっと形もキープできている。今度帰った時は眉毛だけまた整えてもらおうかなと思っている。(カット料金は時価だから…)このカットさん、おばさんパーマ屋さんなのだが、期間限定で大学生がにぎわう時期がある。着付けも出来るのでもちろん卒業式それに就職活動シーズンにもにぎわっている。メイクにも定評があるようで、就職活動用写真の御用達美容室。聞いてみたところ、スチュワーデスの写真用のメイクは度々依頼されるそうだ。競争率数十倍といわれる難関を勝ち向くにはまず、第一関門の写真審査、これは特に重要ポイントである。美容師さんも色々と研究を重ねていて航空会社によりメイク方法も替えていると言ってたよ。例えば○ALはクラシカルな雰囲気で、きっちりとメイク口紅の輪郭もかくよそして○NAは今流行りの雰囲気を必ず取り入れ、顔立ちも今風に仕上げている口紅はキラっとしているのかな統一して言えることはキリっと仕事できるよ~というイメージを漂わせている。それから外資系航空会社は、ほほ紅きつめに仕上げ、ちょっとエッチっぽく帰国子女風に仕上げるそうだ、華やかにねじゃあ口紅はブルーピンクかな聞くだけでなんだかおもしろいでしょそうそう眉毛で年令もわかると言っていたな。男性でも20代は眉毛をきれいに整えていて、30代の人はぼっさぼっさ。私はその話を聞いてから主人の眉毛を整えてあげることにしている。文乃の眉はしっかりと生えている眉毛、そろそろ左右も繋がってきているので眉間を剃らないといけないな。