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2017.01.31
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カテゴリ:ファンタジー



「シャ
ニダールの花」 2013年 日本映画

 

監督 石井岳龍

出演 綾野剛 黒木華

 

 Yahooのおすすめ映画で観ました。

 

何故か女性の胸に咲く“シャニダール”と呼ばれる花、その花弁の成分から新薬を開発しようとする製薬会社は、女性たちに高額の契約金を支払い、研究所の施設で栽培しています。

製薬会社でシャニダールの研究をつづける植物学者の大瀧賢治(綾野剛)は、新たに赴任してきたセラピストの美月響子(黒木華)と出会います。

提供者のひとり田村ユリエは、大滝に好意を寄せていますが、大滝と響子の親密さに心を痛め、花の成長は思わしくありません。

菊島ミクは花が思うように成長せず、ノイローゼ気味でした。

新たに花のつぼみが見つかった少女立花ハルカは、人見知りなため、不安を抱えながら入所してきますが、響子とともに絵を描くことで次第に打ち解け、花は順調に成長していきます。

そんな中、響子の胸にシャニダールの芽が出てきます。謎の多い花の研究に疑問を感じ始めてきた大滝は、花が咲かないうちに切除したほうがよいと響子に伝えますが、響子は、花を咲かせて種が得られるまで育てたいと言います。


 

 不思議なお話でした。

 シャニダールの花はどこから来るのか、なぜ若い女性にしか咲かないのか、なぜ芽から直接花になるのか、なぜ女性の心の動きに花の成長が左右されるのか、花の芽生えた女性をどうやって見つけてくるのか、最新式の施設や膨大な研究費、女性たちに支払う超高額な契約金など、その膨大な資金はどこから来るのか、などなど、どんどん疑問が頭に浮かんできます。

観続けていくとその疑問が次々と解決されていくのだろうかと、淡々とスローテンポで流れる静かな時間に耐え、時々挿入される、意味不明なカットにも耐え、響子の胸に花が芽生えたり、研究所がダメになったり、予想通りな展開に納得しながら、最後まで観終え、「えっ、これで終わり????」と、多くの疑問が解決しないまま迎えてしまった、意味のよくわからないエンディングに、頭の中が?で満タンなままでした。

結局、意味や結末は自分で考えな的な、よく言えば芸術作品的な、風呂敷を広げ過ぎて収集がつけられなかった的な、なんとなく自然環境を破壊し続ける人類に対しての警告的なテーマを匂わせながら消化しきれなかった的な、不思議な作品でした。


 

 まあ、最近僕のお気に入り女優の仲間入りしてきて、大河ドラマ「真田丸」では、結構早いうちにいなくなってしまった(真田源二郎信繁の最初の正室梅が早々に亡くなってしまうのは史実だからしょうがないんだけどね。)ので、非常に残念に思っていた黒木華ちゃんの魅力を十分に堪能できたので、僕的にはある意味満足できた作品でしたが、もっとお話を吟味してから作品を作ってほしかったなあ、と思ってしまいました。






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Last updated  2017.01.31 14:23:42
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