|
カテゴリ:読書
向田邦子著、新潮社刊 浮気の相手であった部下の結婚式に、妻と出席する男。 おきゃんで、かわうそのような残忍さを持つ人妻。 毒牙を心に抱くエリートサラリーマン。 やむを得ない事故で、子どもの指を切ってしまった母親など― 日常生活の中で、誰もがひとつやふたつは持っている弱さや、 狡さ、後ろめたさを、人間の愛しさとして捉えた13編。 (紹介文より) 爆笑問題の太田さんが薦めていたので 気になって読んでみたのですが、かなり凄かったです。 描かれてあるのはどれも日常のちょっとした事なのに、 何だかゾクリとさせられました。 個人的に好きな作品は 『かわうそ』、『マンハッタン』、『大根の月』、『耳』 …と色々挙げてみたら結局全部好きじゃないかという気になってきました。 特に『大根の月』はちょっとグッときて好きです。 お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
Last updated
2006.05.03 04:02:02
コメント(0) | コメントを書く
[読書] カテゴリの最新記事
|