カテゴリ:教育
深夜0時半ごろ帰宅して、テレビをつけてみたら「プロジェクトX」の再放送。
大学時代は毎週欠かさず見てたんですよね、この番組。 いろいろな困難に立ち向かいながら、決して妥協せずに自分のプロジェクトを実現していく人たちのストーリーを見て、何度も何度も励まされました。 ところが、仕事が深夜に及ぶようになってからは、正規の放送時間に家にいることはほとんどなくなり、ビデオにとったところで見る時間もない私……こうしてたまに再放送を見るくらいになってしまったのですが(^^;) 今日見たのは、ある高校の先生のお話でした。 荒れてどうしようもない工業高校。そこで合唱部を立ち上げ、その合唱部を全国大会優勝にまで導いた先生……脱帽です。 自分のことより生徒のことを本気で考えている、それが画面からものすごく伝わってきました。 学校と塾という違いこそあるものの、私も教育に携わっています。 テレビを見ながら自分と比較せざるを得ませんでした。 「私はここまで生徒のこと考えているかなぁ」 「私は自分のことをここまで犠牲にできるかなぁ」 「私は生徒と真正面から向き合っているのかなぁ」 その先生と比較すると恥ずかしながら全て「No」である気がしてなりませんでした。 校舎を任されるようになってから2ヶ月になります。 校舎の運営責任者、経営責任者……会議ごとに「人数拡大」「目標達成」のプレッシャーを感じ、ここ最近の私は生徒のことよりも経営の方にウエイトが傾いていたような気がします。 でも、私がしたいのは塾経営じゃない。 小さい頃からずっとず~っと、私は「先生」になりたかった。 生徒が大人になった時、あの先生に出会えて良かったなぁ……そう思われる先生になるんだって。 確かに民間企業である以上、利益を上げるために目標を達成すること、校舎を拡大させること、それは非常に大切なことです。 だけど、それに気を取られるあまり、自分の本来の夢を失っちゃいけないんだと思う。 そんなことに気づかせてくれた「プロジェクトX」でした。 お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
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