テーマ:ただ思うこと・・・(560)
カテゴリ:教育
先週、私の所属する部署の代表として研修会に参加する機会がありました。
この仕事、朝も夜も遅い。 集合時間が朝の7時台というのが非常にしんどくて、あまり乗り気ではなかった私。 でも行って良かったと思います。 そこではたくさんのことを学びましたが、なんと言っても心を打たれたのが、 グレン・V・エカレンという人の詩でした。 あなたは忠告を始める 私はそんなことを頼んでいない 聞いてくれと言うと そんなふうに考えるものじゃないとあなたは言う あなたは私の心を踏みにじる 聞いてくれと言うと 私の代わりに問題を解決してくれようとする 私が求めているのはそんなことではない 聞いてください!私が求めているのはそれだけだ 何も言わなくていい、何もしてくれなくていい ただ私の話を聞くだけでいい …… 「豊かな人間関係を築く47のステップ」より抜粋 その詩がスクリーンに映った時、私は涙が出そうだった。 私は生徒の「聞いてください」を何度踏みにじったんだろう…… 生徒の言葉に対して、私は感想以外の何かをつけて生徒に返す。 生徒はただ私にそれを教えたかっただけだったかもしれないのに。 ただ聞いて欲しい、それだけのことだったかもしれないのに。 ************************************************************************** 大人は自分が意識していないうちに 子どもの「聞いてください」を無視しているのかもしれない。 もちろん、彼らより少しだけでも年配の私にとっては、彼らへアドバイスすることも大切な仕事だとわかっている。 でも、ただ聞いてほしいことだってあるんだ。 それはしっかり聞いてあげよう。 聞いてもらうだけ。 それだけだって人は救われることがある。 力になることだってあるんだから。 お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
Last updated
2005.06.01 01:38:55
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